Java VisualVM

コア・ダンプの操作

Java VisualVMを起動すると、Java VisualVMウィンドウの左側に「Applications」ウィンドウが表示されます。「Applications」ウィンドウでは、実行中のローカルおよびリモート・アプリケーションをすばやく参照できます。また、「Applications」には、ローカル・システムに保存されたコア・ダンプやプロファイル・スナップショットも表示されます。

Java VisualVMがSolarisまたはLinux上で実行されている場合には、「Applications」ウィンドウに「Core Dump」ノードが表示されます。一般に、Java VisualVMがコア・ダンプを開くことができるのは、そのコア・ダンプが同じマシン上で取得された場合だけです。コア・ダンプには、それが取得されたマシンのJava Development Kit (JDK)とカーネルに関する情報が含まれています。Java VisualVMでコア・ダンプを開くには、この情報が、ローカル・システムのJDKソフトウェアとカーネルに一致している必要があります。

コア・ダンプは、そのダンプ取得時におけるヒープの内容の全体を取得したバイナリ・ファイルです。Java VisualVMにコア・ダンプをロードすると、そのコア・ダンプのノードが「Core Dump」ノードの下に表示されます。

「Core Dump」ノードが表示された「Applications」ウィンドウのスクリーン・ショット

コア・ダンプの概要を表示するには、コア・ダンプ・ノードを右クリックし、「Open」を選択します。(あるいは、そのノードをダブルクリックする。)

コア・ダンプのスレッド・ダンプ・タブのスクリーン・ショット

コア・ダンプ・ノードを右クリックして「Heap Dump」または「Thread Dump」を選択すれば、そのコア・ダンプに含まれるヒープ・ダンプやスレッド・ダンプを表示できます。

コア・ダンプのスレッド・ダンプ・タブのスクリーン・ショット

その後、スレッド・ダンプやヒープ・ダンプをローカル・システムに保存できます。


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