jaccesswalker
は、特定のJava仮想マシンのコンポーネント・ツリーをナビゲートしたり、ツリー・ビューの階層を表示する場合に使用します。
説明
ツリーのノードを選択し、「Panels」メニューから「Accessibility API Panel」を選択します。jaccesswalker
ツールは、オブジェクトに関するアクセシビリティ情報をウィンドウに表示します。
jaccesswalkerツールの実行
jaccesswalker
を使用するには、Javaアプリケーションの起動後にjaccesswalker
Windowsアプリケーションを起動します。たとえば、jaccesswalker
を起動するには、次のWindowsアプリケーションのいずれかを実行します。
注意:
接尾辞なしバージョンが64ビット版Javaとともにインストールされます。
JAVA_HOME
は環境変数であり、c:\Program Files\Java\jdk-9
のように、JDKまたはJREのパスを設定する必要があります。
64ビット版Windows:
%JAVA_HOME%\bin\jaccesswalker.exe:
jaccesswalker
は64ビット版の支援テクノロジ・アプリケーションとして、Javaアプリケーションを調べます。
%JAVA_HOME%\bin\jaccesswalker-32.exe:
jaccesswalker
は32ビット版の支援テクノロジ・アプリケーションとして、Javaアプリケーションを調べます。
このとき、Javaアプリケーション・ウィンドウとjaccesswalker
ツール用ウィンドウの2つのウィンドウが開きます。jaccesswalker.
を使用して実行できるタスクは2つあります。JavaアプリケーションのGUI階層のツリー・ビューを構築することと、GUI階層内の特定の要素のJava Accessibility API情報を問い合せることが可能です。
GUI階層の構築
「File」メニューから、「Refresh Tree」メニューを選択します。jaccesswalker
ツールにより、JavaアプリケーションおよびJavaアプレットに属する最上位ウィンドウのリストが作成されます。次に、これらのウィンドウ内の要素の再帰的な問合せが行われ、システムで実行されているすべてのJVMのあらゆるJavaアプリケーションおよびJavaアプレット内の全GUIコンポーネントのツリーが構築されます。
GUIコンポーネントの調査
GUIツリーの構築後、個々のGUIコンポーネントに関する詳細なアクセシビリティ情報を表示するには、ツリーでそのコンポーネントを選択してから「Panels」、「Display Accessibility Information」の順に選択します。