jconsole
コマンドは、Javaアプリケーションをモニターして管理するためにグラフィカル・コンソールを起動する場合に使用します。
形式
jconsole [-interval=n] [-notile] [-plugin path] [-version] [connection ... ] [-J input arguments]
jconsole -help
-interval
更新間隔をn
秒に設定します(デフォルトは4秒)。
-notile
複数の接続の場合、ウィンドウをタイル表示しません。
-pluginpath path
jconsole
がプラグインを探すために使用するパスを指定します。プラグインのpath
には、プラグインごとに1行ずつ含まれているMETA-INF/services/com.sun.tools.jconsole.JConsolePlugin
という名前のプロバイダ構成ファイルを含めてください。この行は、com.sun.tools.jconsole.JConsolePlugin
クラスを実装するクラスの完全修飾クラス名を指定します。
-version
プログラム・バージョンを出力します。
connection = pid | host:port | jmxURL
pid
値は、ターゲット・プロセスのプロセスIDです。JVMは、jconsole
コマンドを実行しているユーザーIDと同じユーザーIDを使用して実行する必要があります。
host:port
値は、JVMが稼働しているホスト・システムの名前と、JVMの起動時にシステム・プロパティcom.sun.management.jmxremote.port
で指定したポート番号です。
jmxUrl
値は、JMXServiceURLに記述されている接続先のJMXエージェントのアドレスです。
-J input arguments
input arguments
をjconsole
コマンドが実行されるJVMに渡します。
-help
または--help
コマンドのヘルプ・メッセージを表示します。
説明
jconsole
コマンドは、ローカル・マシンまたはリモート・マシン上のJavaアプリケーションと仮想マシンのモニターと管理を行うグラフィカル・コンソール・ツールを起動します。
Windowsでは、jconsole
コマンドはコンソール・ウィンドウと関連付けられていません。ただし、jconsole
コマンドが失敗すると、エラー情報を示すダイアログ・ボックスが表示されます。