「権限」ダイアログで使用可能な権限は、通常は親権限であり、これは、各親権限に複数の子権限があることを意味します。
たとえば、「開く」権限がフォルダに適用されている場合、そのフォルダのユーザーは、そのフォルダに格納されているBI Publisherレポートの読取りやトラバースが可能で、そのレポートを実行することもできます。使用可能な親権限は、操作するオブジェクトによって異なります。
次の表に、親権限と、オブジェクト・タイプ別の対応する子権限のリストを示します。各権限の詳細は、権限定義を参照してください。
親権限 | フォルダ | Oracle BI Publisherオブジェクト | オブジェクト |
---|---|---|---|
フル・コントロール |
すべての権限が含まれます |
すべての権限が含まれます |
すべての権限が含まれます |
変更 |
読取り、書込みおよび削除 |
読取り、書込みおよび削除 |
読取り、書込みおよび削除 |
開く |
読取り、トラバース、BI Publisherレポートの実行 |
Oracle BI Publisherレポートの実行 |
読取り |
Oracle BI Publisherレポートのスケジュール |
フォルダに含まれるBI Publisherレポートのスケジュール、読取りおよびトラバース |
Oracle BI Publisherレポートのスケジュール |
使用不可 |
Oracle BI Publisher出力の表示 |
フォルダに含まれるBI Publisherレポートの表示、読取りおよびトラバース |
Oracle BI Publisherレポートの表示 |
使用不可 |
トラバース |
フォルダのトラバース |
使用不可 |
使用不可 |
アクセス権なし |
オブジェクトにアクセスできません |
オブジェクトにアクセスできません |
オブジェクトにアクセスできません |