非管理者は別のユーザーとして実行することで、他のユーザーの機能を実行できます。
「別ユーザーとして実行」機能では、別のユーザーのかわりにOracle BI EEの操作を行えます。この機能は、別のユーザーのダッシュボードやコンテンツを操作する必要がある場合やITサポート・スタッフがユーザー・アカウントのトラブルシューティングを行う必要がある場合などに便利です。
「別ユーザーとして実行」機能を使用するには、別ユーザーとして実行できる機能を管理者が有効にしている必要があります。詳細は、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionセキュリティ・ガイドのユーザーによる他のユーザーの代理の有効化を参照してください。
別のユーザーの代理を認可する際、管理者は、他のユーザーのアカウントへのフル・アクセスまたは制限付きアクセスを付与します。
フル・アクセス - フル・アクセスが付与されている場合、ターゲット・ユーザーの権限が継承され、ユーザーのデフォルト・ダッシュボードの変更およびユーザーのコンテンツとプリファレンスの変更を行えます。
制限付きアクセス - 制限付きアクセスが付与されている場合、そのユーザー権限は保持されますが、データの表示に対してはターゲット・ユーザーの権限が継承されます。制限付きアクセスでは、ユーザーのデータの表示のみ行えます。
アカウントへのアクセス権を持つユーザーのリストは、「マイ・アカウント」ダイアログ: 代理ユーザー・タブを開くと確認できます。このタブには、アカウントへのアクセスが許可されているユーザーの名前のリストが表示されます。
別のユーザーの代理の詳細は、他のユーザーの代理を参照してください。