KPI貢献ホイール内での探索ディメンションの変更

KPI貢献ホイールでのドリルの実行方法を変更できます。

フォーカス軌跡には、調査中のディメンション(探索ディメンションと呼ばれる)および中央ノード(つまりディメンション・メンバー)が保存されます。フォーカス軌跡では、同じディメンション内の祖先ノードにドリル・アップして戻ることができます。探索ディメンションを切り替えると、フォーカス軌跡がクリアされて、新しい固定が適用されます。以前の探索ディメンションにフォーカス・ダウンした場合(つまり、すべての値を表示していなかった場合)は、固定が自動的に適用されます。「ディメンション固定」ダイアログまたは「元に戻す」コンテキスト・メニュー・オプションを使用して固定を削除しない限り、固定されたディメンションをさらに探索することはできません。

KPI貢献ホイールがカタログに保存される際には、フォーカス軌跡が(その時点でユーザーに表示されている状態で)保存されます。KPI貢献ホイールを再び開くと、フォーカスの制約が上から下に適用されるので、フォーカス軌跡のメンバーが一時的な制約としての役割を果たします。つまり、制約はフォーカス軌跡経由のみで適用されるので、KPI貢献ホイールのナビゲート(ドリル・アップまたはドリル・ダウン)は行えます。

フォーカス軌跡を使用すると、次のことが可能です:

  • 円をクリックして、祖先のフォーカス・ノードにナビゲートできます。固定またはプロンプトのために状態が変わっていることがあるため、そのノードに対して表示される情報が以前に表示された情報とまったく同じではない場合があることに注意してください。

  • ダブルクリック(モバイル・デバイスの場合はタップ)すると、祖先ノードへとフォーカスを上に移動できます。

KPI貢献ホイール図内の他の領域もナビゲートに使用できます。次のことが可能です:

  • セクター(ノードとも呼ばれる)を右クリックして:

    • コンテキスト・メニューにアクセスしてレベルを展開および縮小します(展開および縮小リング・アイコンも使用できます)。ノードを展開するとすべての兄弟オブジェクトが展開されることに注意してください。

    • アクションを起動します。

    • ノードにフォーカスを選択してドリル・ダウンします。

    • に固定してディメンションを探索を選択して、新しいディメンションにフォーカスします。表示できるのは一度に1つのディメンションのみです。

  • ダブルクリック(モバイル・デバイスの場合はタップ)してノード内でフォーカスを下に移動し、その場所を新しい中央またはフォーカス・ノードにします。これにより、視点およびホイールが再描画されて、フォーカス軌跡が更新されます。(このドリルを保存するには、編集モードで「保存」をクリックする必要があります。)最大10レベルまでフォーカスを下に移動できます。

    注意:

    編集モードを使用中に「保存」をクリックした場合にのみ、新しいフォーカス・ノードがカタログに保存されます。
  • 外側のセクターを1レベル以上展開または縮小してディメンションを探索できます。次のことが可能です:

    • 展開リング・ホット・スポットをクリックすれば、1レベル以上展開できます。

    • 中央の周りに複数のリングが表示されている場合は、縮小リング・ホット・スポットをクリックすれば外側のレベルを非表示にできます。

    • スライバ・ホット・スポットをクリックすれば、スライバを展開または縮小できます。一部のセクターが薄くて、クリックしたりカーソルを合わせるのが難しい場合にのみ、スライバが表示されます。これは、一時的な「ズーム・イン」機能です。