KPIからのエージェントの作成

「エージェントの作成」オプションを使用することで、KPIからエージェントを作成できます。

このオプションは、カタログ・ページの「詳細」リスト、および「スコアカード」エディタの「カタログ」ペインの「新規オブジェクト」リストにあります。この方法でエージェントを作成する場合のOracle BI EEの処理は次のとおりです:

  • KPIディメンション、指定したディメンション値、およびステータスを使用して、KPIに基づいた条件を作成し、その条件を「エージェント」エディタ: 「条件」タブに追加します。

  • KPIを分析として出力し、分析をカタログに保存して、分析を「エージェント」エディタ: 「配信コンテンツ」タブに添付します。

エージェントの詳細は、コンテンツの配信を参照してください。

KPIからエージェントを作成するには:

  1. 次のいずれかの方法を使用して、エージェントの作成元のKPIを特定します。
    • カタログ・ページからKPIを参照して特定します。「カタログ」領域で、KPIの「詳細」リストをクリックし、「エージェントの作成」を選択します。「新規エージェントの作成」ダイアログが表示されます。

    • スコアカードの任意の場所(「戦略」ペイン、「イニシアチブ」ペイン、「スコアカードのドキュメント」ペイン、「カタログ」ペインまたは「スコアカード」エディタ内の任意のタブ)からKPIを選択して右クリックし、「エージェントの作成」を選択します。次に示すような、「新規エージェントの作成」ダイアログが表示されます。

  2. 「名前」フィールドに、エージェントの名前を入力します。

    「エージェント」エディタが表示され、「新規エージェントの作成」ダイアログで指定した情報が「エージェント」エディタ: 「条件」タブと「エージェント」エディタ: 「配信コンテンツ」タブにデフォルト設定されます。

  3. (オプション)「説明」フィールドに説明を指定します。
  4. 新規エージェントの保存先の場所を選択します。
  5. 「KPIステータスが次の場合にエージェントをトリガー」リストから、エージェントを開始してエージェントのコンテンツを配信し、アクションを実行するステータスを選択します。
  6. (オプション)ディメンションの値を選択します。エージェントには、複数の値があるKPIディメンションを設定できないことに注意してください。
  7. 「OK」をクリックします。
  8. エージェントを完成させ、保存します。追加情報は、エージェントの作成を参照してください。

注意:

パフォーマンス、継続的フィードバックおよびリアルタイム・アラートをモニターするには、KPIおよびスコアカードのエージェントを使用します。

日常的な決定を企業戦略に沿ったものにして、「普通ではない」結果に対してアラートをトリガするには、アクションを使用します。