JDBCを使用して、「接続の作成」ダイアログに接続タイプとして表示されていないデータベースに接続できます。
JDBC JARファイルのドライバを使用して、データベースに接続します。
Oracleデータベースを使用している場合でも、JDBCドライバのバージョンがデータベースのバージョンと一致している必要があることを管理者に確認してください。バージョンが一致しないと、データの問題が発生する可能性があります。
接続基準:
- 異なる環境の異なるデータベース(開発と本番など)に同じ接続を構成できるため、ホスト名など、インスタンス固有の接続名は使用しないでください。
- JDBCデータ・ソースのURLの指定については、ドライバのドキュメントおよびJARファイルを確認してください。
- ドライバ・クラス名は、JARファイル内またはJARファイルのダウンロード場所で確認します。
- JDBCドライバをローカルにインストールする場合は、既存のドライバと同じドライバ・クラスにならないようにしてください。ドライバ・クラスが同一のドライバを2つインストールすると、この接続を使用したときに接続エラーが発生します(例:
「接続の保存に失敗しました ホスト名が無効です)。
- 「URL」値には、JDBC URLを指定します(例:
jdbc:oracle:thin:@host:port/database)。
- 「ドライバ・クラス名」値には、使用しているJDBCドライバ・ダウンロード・パックで指定されている名前を使用します(例:
oracle.jdbc.driver.OracleDriver)。
- データ・ページまたはホーム・ページで、「作成」、「接続」の順にクリックします。
- 「接続の作成」ダイアログで、「JDBC」アイコンを見つけてクリックします。
- 接続基準を入力します。
- 「保存」をクリックします。
これで、接続からデータセットを作成できるようになりました。
JDBCドライバがインストールされていないOracle Analyticsインストールに、JDBC接続を含むワークブックをインポートする場合にも、インポートは機能します。ただし、ワークブックまたはデータ・フローを実行しようとすると、接続は機能しません。JDBC接続、およびデータ・ソースに適したJDBCドライバを再作成する必要があります。