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Oracle® Database PL/SQL言語リファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56260-09
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名前付きカーソル属性

すべての名前付きカーソル(明示カーソルまたはカーソル変数)には4つの属性があり、それぞれがDML文の実行に関する情報を戻します。


注意:

カーソル属性は、プロシージャ文でのみ使用でき、SQL文では使用できません。

ここでのトピック

構文

named_cursor_attribute ::=

named_cursor_attribute.gifの説明が続きます
named_cursor_attribute.gifの説明

named_cursor ::=

named_cursor.gifの説明が続きます
named_cursor.gifの説明

セマンティクス

named_cursor_attribute

%ISOPEN

named_cursor%ISOPENの値は、カーソルがオープンされている場合はTRUE、オープンされていない場合はFALSEとなります。

%FOUND

named_cursor%FOUNDは次のいずれかの値になります。

  • INVALID_CURSOR(カーソルがオープンされていない場合)

  • NULL(カーソルはオープンされているが、フェッチは試行されていない場合)

  • TRUE(最新のフェッチによって行が戻された場合)

  • FALSE(最新のフェッチによって行が戻されなかった場合)

%NOTFOUND

named_cursor%NOTFOUNDは次のいずれかの値になります。

  • INVALID_CURSOR(カーソルがオープンされていない場合)

  • NULL(カーソルはオープンされているが、フェッチは試行されていない場合)

  • FALSE(最新のフェッチによって行が戻された場合)

  • TRUE(最新のフェッチによって行が戻されなかった場合)

%ROWCOUNT

named_cursor%ROWCOUNTは次のいずれかの値になります。

  • INVALID_CURSOR(カーソルがオープンされていない場合)

  • それまでにフェッチした行の数(カーソルがオープンされている場合)。

named_cursor

explicit_cursor

明示カーソルの名前。

cursor_parameter

仮カーソル・パラメータの名前。

cursor_variable

カーソル変数の名前。

:host_cursor_variable

PL/SQLホスト環境で宣言され、バインド変数としてPL/SQLに渡されるカーソル変数の名前。コロン(:)とhost_cursor_variableの間に空白は入れないでください。