OPEN文

OPEN文は、明示カーソルをオープンし、関連付けられた問合せを処理するデータベース・リソースを割り当て、結果セットを識別して、カーソルを結果セットの最初の行の前に配置します。問合せにFOR UPDATE句がある場合、結果セットの行はOPEN文によってロックされます。

ここでのトピック

• 構文

• セマンティクス

• 例

• 関連トピック

構文

open_statement ::=

open_statement.gifの説明

セマンティクス

カーソル

オープンされていない明示カーソルの名前。

actual_cursor_parameter [, actual_cursor_parameter ]...

オープンするカーソルの実パラメータのリスト。実パラメータには定数、リテラル、初期化された変数または式を使用できます。各実パラメータのデータ型は、対応する仮パラメータのデータ型と互換性がある必要があります。

実カーソル・パラメータには、位置表記法および名前表記法のいずれも指定できます。これらの表記法の詳細は、「実パラメータの位置表記法、名前表記法および混合表記法」を参照してください。

カーソルによってパラメータのデフォルト値が指定される場合は、パラメータ・リストでそのパラメータを省略できます。カーソルにパラメータがない場合、またはプロシージャによってすべてのパラメータにデフォルト値が指定される場合は、パラメータ・リストを省略するか、または空のパラメータ・リストを指定することができます。

例

• 例6-11「パラメータを受け入れる明示カーソル」

• 例6-12「デフォルト値を持つカーソル・パラメータ」

関連トピック

この章:

• 「CLOSE文」

• 「明示カーソルの宣言および定義」

• 「FETCH文」

• 「OPEN FOR文」

他の章:

• 「明示カーソルのオープンおよびクローズ」

• 「パラメータを受け入れる明示カーソル」