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Oracle® Database PL/SQL言語リファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56260-09
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PIPE ROW文

PIPE ROW文はパイプライン・テーブル・ファンクションの本体内でのみ使用できます。この文はファンクションの起動元に表の行を戻します(制御は戻しません)。


注意:

  • パイプライン・テーブル・ファンクションが自律型トランザクションの一部である場合、コール元のサブプログラムでエラーが発生しないように、各PIPE ROW文の前にCOMMITまたはROLLBACKを実行する必要があります。

  • パフォーマンスを向上させるために、PL/SQLランタイム・システムでは、パイプ化された行が起動元にバッチで送信されます。


ここでのトピック

構文

pipe_row_statement ::=

pipe_row_statement.gifの説明が続きます
pipe_row_statement.gifの説明

セマンティクス

row

ファンクションによって起動元に戻される行(表の要素)。表の要素の型を持つ式で表現します。

式がレコード変数の場合は、表の要素のデータ型を使用して明示的に宣言する必要があります。要素型と構造的にのみ一致するデータ型を使用して宣言することはできません。たとえば、要素型に名前が付いている場合は、%TYPEまたは%ROWTYPEを使用して明示的にレコード変数を宣言することや、カーソルFOR LOOP文内の%ROWTYPEを使用して暗黙的にレコード変数を宣言することはできません。