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Oracle® Databaseバックアップおよびリカバリ・リファレンス
11gリリース2(11.2)
B56270-05
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SQL

用途

SQLコマンドを使用すると、RMAN内からSQL文またはPL/SQLストアド・プロシージャを実行できます。


関連項目:

『Oracle Database SQL言語リファレンス』

前提条件

なし。

構文

sql::=

sql.gifの説明が続きます。
sql.gifの説明

セマンティクス

構文要素 説明
CHANNEL channel_id RUNコマンド内でRMANのコマンドを実行するときに使用するチャネルの名前を指定します。この名前は大/小文字が区別されます。

チャネルは、このRUNコマンド内のALLOCATE CHANNELで割り当てられている必要があります。このパラメータを設定しなかった場合、RMANはデフォルトのチャネルを使用します。

'command' SQL文の実行を指定します(例3-51を参照)。SELECT文は使用できません。

引用符で囲んだ文字列に同じ引用スタイルを使用する場合、引用符で囲んだ文字列に一重引用符を挿入するためには、2組の一重引用符を使用する必要があります。たとえば、RMANがSQLに渡す文字列にファイル名がある場合は、ファイル名を2組の一重引用符で囲み、SQLキーワードに続く文字列全体を二重引用符で囲む必要があります(例3-52を参照)。

注意: EXECUTEはSQL*Plusコマンドであるため、RMANのSQLコマンド内でEXECUTEを指定してPL/SQLプログラムを実行することはできません。かわりに、BEGINおよびENDキーワードを使用する必要があります。たとえば、SQLコマンドを使用してPL/SQLプロシージャrman.rman_purgeを実行するには、次のコマンドを発行します。

SQL 'BEGIN rman.rman_purge; END;';

例3-51 アーカイブされていないオンライン・ログのアーカイブ

この例では、表領域をバックアップしてから、アーカイブされていないオンラインREDOログをすべてアーカイブします。

BACKUP TABLESPACE users;
SQL "ALTER SYSTEM ARCHIVE LOG CURRENT";

例3-52 引用符付き文字列内のファイル名の指定

この例では、二重引用符付き文字列のコンテキスト内で、2組の一重引用符を使用してファイル名を指定します。

SQL "ALTER TABLESPACE users ADD DATAFILE ''/disk1/oradata/users02.dbf'' 
  SIZE 100K AUTOEXTEND ON NEXT 10K MAXSIZE 100K";