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Oracle® Databaseバックアップおよびリカバリ・リファレンス
11gリリース2(11.2)
B56270-05
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SPOOL

用途

SPOOLコマンドを使用すると、RMANによる出力の書込み先のログ・ファイルを指定できます。


関連項目:

LOGファイルの詳細は、RMANを参照してください。

前提条件

SPOOLコマンドは、RMANプロンプトで実行してください。

構文

spool::=

spool.gifの説明が続きます
spool.gifの説明

セマンティクス

構文要素 説明
OFF スプーリングをオフにします。
TO filename RMANによる出力の書込み先のログ・ファイルの名前を指定します。RMANは、ファイルが存在しない場合は作成し、存在する場合は上書きします。指定したファイルが書込み用にオープンできない場合、RMANはSPOOLOFFに変更して動作を継続します。
   APPEND RMANの出力を既存のログの最後に追加します。

例3-50 ファイルへのRMAN出力のスプーリング

この例では、デフォルトのデバイス・タイプの構成に関するRMAN出力は標準出力に書き込み、SHOWコマンドの出力はログ・ファイルcurrent_config.logにスプーリングし、データベース全体のバックアップの出力はdb_backup.logにスプーリングします。

CONFIGURE DEFAULT DEVICE TYPE TO sbt;
SPOOL LOG TO '/tmp/current_config.log';
SHOW ALL;
SPOOL LOG OFF;
SPOOL LOG TO '/tmp/db_backup.log';
BACKUP DATABASE;
SPOOL LOG OFF;