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Oracle® Database SQL言語リファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56299-08
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ORA_HASH

構文

ora_hash.gifの説明が続きます。
図「ora_hash.gif」の説明

用途

ORA_HASHファンクションは、指定された式のハッシュ値を計算します。このファンクションは、データのサブセットの分析や、ランダムな標本の生成などの操作に有効です。

戻り値はNUMBERです。

次の例では、sh.sales表内の顧客IDと製品IDの各組合せに対してハッシュ値を作成し、そのハッシュ値を最大100個のバケットに分割して、最初のバケット(バケット0(ゼロ))でamount_sold値の合計を戻します。3つ目の引数(5)には、ハッシュ・ファンクションのシード値を指定しています。このシード値を変更すると、同じ問合せで異なるハッシュ結果を得ることができます。

SELECT SUM(amount_sold)
  FROM sales
  WHERE ORA_HASH(CONCAT(cust_id, prod_id), 99, 5) = 0;

SUM(AMOUNT_SOLD)
----------------
       989431.14