V$STREAMS_MESSAGE_TRACKING
は、各Streamsクライアントが処理するストリームを介して追跡されるLCRに関する情報を示します。DBMS_STREAMS_ADM.SET_MESSAGE_TRACKING
プロシージャを使用して、カレント・セッションにより生成される各LCRの一部となる追跡ラベルを指定します。
DBMS_STREAMS_ADM.SET_MESSAGE_TRACKING
プロシージャ内のアクション・パラメータがDBMS_STREAMS_ADM.ACTION_MEMORY
に設定されている場合、メモリー内のLCRに関する情報が追跡され、このビューに移入されます。現在、DBMS_STREAMS_ADM.ACTION_MEMORY
はプロシージャ内のアクション・パラメータの唯一の有効な設定です。
列 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
TRACKING_LABEL |
VARCHAR2(30) |
ユーザー指定の追跡ラベル |
TAG |
RAW(30) |
LCRのタグの最初の30バイト |
COMPONENT_NAME |
VARCHAR2(30) |
LCRを処理したコンポーネントの名前 |
COMPONENT_TYPE |
VARCHAR2(30) |
LCRを処理したコンポーネントのタイプ |
ACTION |
VARCHAR2(50) |
LCRに対して実行されたアクション |
ACTION_DETAILS |
VARCHAR2(100) |
アクションの詳細 |
TIMESTAMP |
TIMESTAMP(9) WITH TIME ZONE |
アクションが実行された時刻 |
MESSAGE_CREATION_TIME |
DATE |
メッセージが作成された時刻 |
MESSAGE_NUMBER |
NUMBER |
メッセージのSCN |
TRACKING_ID |
RAW(16) |
LCRのグローバルに一意のOID |
SOURCE_DATABASE_NAME |
VARCHAR2(128) |
ソース・データベース名 |
OBJECT_OWNER |
VARCHAR2(30) |
オブジェクトの所有者 |
OBJECT_NAME |
VARCHAR2(30) |
オブジェクト名 |
XID |
VARCHAR2(128) |
トランザクションID |
COMMAND_TYPE |
VARCHAR2(30) |
LCRのコマンド・タイプ |
MESSAGE_POSITION |
RAW(64) |
予約済 |
PURPOSE 脚注 1 |
VARCHAR2(10) |
LCRストリームの目的:
|
脚注 1 この列は、Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.2)から使用可能です。