V$XML_AUDIT_TRAIL
は、XML形式ファイルに書き込まれた標準、ファイングレイン、SYSおよび必須の各監査レコードを示します。
列 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
AUDIT_TYPE |
NUMBER |
監査行のタイプ:
|
SESSION_ID |
NUMBER |
Oracleセッションの数値ID |
PROXY_SESSIONID |
NUMBER |
プロキシ・セッション・シリアル番号(エンタープライズ・ユーザーがプロキシの機能を使用してログインした場合) |
STATEMENTID |
NUMBER |
文の実行ごとの数値ID。文により、複数の監査レコードが作成される場合がある。 |
ENTRYID |
NUMBER |
セッションの監査証跡エントリの数値ID |
EXTENDED_TIMESTAMP |
TIMESTAMP(6)WITH TIME ZONE |
監査済操作のタイムスタンプ(AUDIT SESSIONで作成されたエントリに対するユーザー・ログオンのタイムスタンプ) |
GLOBAL_UID |
VARCHAR2(32) |
ユーザーのグローバル・ユーザー識別子(ユーザーがエンタープライズ・ユーザーとしてログインした場合) |
DB_USER |
VARCHAR2(30) |
操作が監査対象となったユーザーのデータベース・ユーザー名 |
CLIENTIDENTIFIER |
VARCHAR2(64) |
Oracleセッションでのクライアント識別子 |
EXT_NAME |
VARCHAR2(1024) |
ユーザー外部名 |
OS_USER |
VARCHAR2(30) |
操作が監査対象となったユーザーのオペレーティング・システムでのログオン・ユーザー名 |
OS_HOST |
VARCHAR2(128) |
クライアントのホスト・マシンの名前 |
OS_PROCESS |
VARCHAR2(16) |
Oracleサーバー・プロセスのオペレーティング・システムのプロセス識別子 |
TERMINAL |
VARCHAR2(30) |
ユーザーの端末の識別子 |
INSTANCE_NUMBER |
NUMBER |
INSTANCE_NUMBER 初期化パラメータで指定されたインスタンス番号 |
OBJECT_SCHEMA |
VARCHAR2(30) |
監査対象となったオブジェクトの所有者 |
OBJECT_NAME |
VARCHAR2(30) |
操作の影響を受けたオブジェクトの名前 |
POLICY_NAME |
VARCHAR2(30) |
ファイングレイン監査ポリシー名 |
NEW_OWNER |
VARCHAR2(30) |
NEW_NAME 列に指定されたオブジェクトの所有者 |
NEW_NAME |
VARCHAR2(30) |
名前変更後のオブジェクトの新しい名前または基になるオブジェクトの名前(たとえば、CREATE INDEX owner.obj_name ON new_owner.new_name ) |
ACTION |
NUMBER |
操作タイプの数値コード |
STATEMENT_TYPE |
NUMBER |
操作の説明 |
TRANSACTIONID |
RAW(8) |
オブジェクトがアクセスまたは変更されたトランザクションの識別子 |
RETURNCODE |
NUMBER |
操作によって生成されたOracleエラー・コード。操作が正常に終了した場合は0。 |
SCN |
NUMBER |
問合せのシステム変更番号(SCN) |
COMMENT_TEXT |
VARCHAR2(4000) |
標準の監査エントリについてのテキスト・コメント。ユーザーが認証された方式も示す。認証方式は次のいずれか。
|
AUTH_PRIVILEGES |
VARCHAR2(16) |
GRANT 文およびREVOKE 文で付与または取り消された権限。標準の監査証跡エントリに記録される |
GRANTEE |
VARCHAR2(30) |
権限を付与または取り消されたユーザー |
PRIV_USED |
NUMBER |
操作で使用された権限の数値コード |
SES_ACTIONS |
VARCHAR2(16) |
標準の監査レコードのセッション・サマリー。12の文字列で、それぞれ操作タイプを表す。並びは、変更、監査、コメント、削除、付与、索引、挿入、ロック、名前の変更、選択、更新、フラッシュバックの順。
値: - = なし、S=成功、F=失敗、B=両方 |
OS_PRIVILEGE |
VARCHAR2(7) |
存在する場合は、セッションで使用されたオペレーティング・システム権限(SYSDBA またはSYSOPER )。権限が使用されない場合は、NONE になる。 |
ECONTEXT_ID |
VARCHAR2(64) |
アプリケーション実行コンテキスト識別子 |
SQL_BIND |
VARCHAR2(4000) |
文で使用されたバインド変数の一覧 |
SQL_TEXT |
VARCHAR2(4000) |
監査イベントをトリガーした文またはコマンド |
OBJ_EDITION_NAME |
VARCHAR2(30) |
監査対象オブジェクトを含んでいるエディションの名前 |
DBID |
NUMBER |
監査対象データベースのデータベース識別子 |
注意: SQL_BIND およびSQL_TEXT 列は、AUDIT_TRAIL 初期化パラメータがxml, extended に設定されている場合、またはAUDIT_SYS_OPERATIONS 初期化パラメータがTRUE に設定されている場合にのみ移入されます。 |