プロパティ | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ | 整数 |
デフォルト値 | 0 |
変更の可/不可 | ALTER SYSTEM |
値の範囲 | 0, 1, 2, 4, 8, 16, 32, 64, 128, 256, 512, 1024, 2048, 4096, 8192, 16384, 32768 |
基本/基本以外 | 基本以外 |
Oracle RAC | 複数インスタンスには、異なる値を指定可能。 |
LOG_ARCHIVE_TRACE
パラメータは、ログ・アーカイブおよびREDO転送アクティビティに関する包括的なトレース情報の生成を可能にし、制御します。LOG_ARCHIVE_TRACE
を0以外の値に設定したとき出力される追加トレースは、アーカイブ・プロセス、RFSプロセス、LGWRプロセス、SYNCプロセス、ASYNCプロセス、フォアグラウンド・プロセス、MRPプロセス、リカバリ・プロセス、ログ適用プロセス、起動プロセス、停止プロセスおよびREDO転送サービスを使用するその他のプロセスのトレース・ファイルに出力されます。
有効な値の意味は、次のとおりです。
0: ARCHIVELOGトレースの使用禁止(これは、デフォルトです)
1: アーカイブREDOログ・ファイルの追跡
2: ARCHIVELOG宛先ごとのアーカイブ状態の追跡
4: アーカイブ操作フェーズの追跡
8: ARCHIVELOG宛先アクティビティの追跡
16: 詳細なARCHIVELOG宛先アクティビティの追跡
32: ARCHIVELOG宛先パラメータ変更の追跡
64: ARCnプロセス状態アクティビティの追跡
128: FALサーバー関連のアクティビティの追跡
256: RFS論理クライアントの追跡
512: LGWRによるREDOのネットワーク送信アクティビティの追跡
1024: RFS物理クライアントの追跡
2048: RFS/ARCnのpingハートビートの追跡
4096: リアルタイム適用の追跡
8192: REDO適用の追跡(メディア・リカバリまたはフィジカル・スタンバイ)
16384: REDO転送バッファ管理の追跡
32768: LogMinerディクショナリの追跡
希望するトレース・レベルの値を合計することによって、トレース・レベルを組み合せることができます。たとえば、3を設定すると、レベル1およびレベル2のトレース出力が生成されます。プライマリおよびスタンバイ・データベースに異なる値を設定できます。
このパラメータをデフォルト値の0に設定すると、エラー条件に応じて、適切な警告およびトレース・エントリが生成されます。ALTER SYSTEM
文でこのパラメータ値を動的に変更すると、変更結果は即時に有効になります。
関連項目: 『Oracle Database管理者ガイド』 |