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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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MEMORY_TARGET

プロパティ 説明
パラメータ・タイプ 大整数
構文 MEMORY_TARGET = integer [K | M | G]
デフォルト値 0 (SGA自動チューニングは、DEFERREDモードの自動チューニング要求では使用禁止、IMMEDIATEモードの自動チューニング要求では使用可能である。)
変更の可/不可 ALTER SYSTEM
値の範囲 152MBからMEMORY_MAX_TARGET
基本/基本以外 基本以外

MEMORY_TARGETには、Oracleシステム全体の使用可能なメモリーを指定します。データベースはMEMORY_TARGETに対するメモリーをチューニングして、必要に応じてSGAおよびPGAを削減または増大します。

MEMORY_TARGETは、SGAおよびPGAの現在のサイズの合計以上に設定する必要があります。

テキストベースの初期化パラメータ・ファイルでは、MEMORY_MAX_TARGETを省略してMEMORY_TARGETの値を含める場合、データベースによってMEMORY_MAX_TARGETMEMORY_TARGETの値に自動的に設定されます。MEMORY_TARGETの行を省略してMEMORY_MAX_TARGETの値を含める場合、MEMORY_TARGETパラメータのデフォルトは0になります。起動後、MEMORY_MAX_TARGETの値を超えないかぎり、MEMORY_TARGETを0以外の値に動的に変更できます。

メモリー使用量の合計は、MEMORY_TARGETの値よりも大きくすることができます。たとえば、メモリーをオペレーティング・システム・レベルで使用できる場合、メモリーはMEMORY_TARGETの値にかかわらずPL/SQL表およびVARRAYに割り当てられます。

デフォルト値のフィールドでは、ORA-04031エラーを避けるためにIMMEDIATEモードの自動チューニング要求が必要です。DEFERREDモードおよびIMMEDIATEモードは、V$MEMORY_RESIZE_OPSビューのOPER_MODE列に反映されます。


注意:

SGA_MAX_SIZEのデフォルト値は、MEMORY_TARGETおよびMEMORY_MAX_TARGETの値に応じて決まります。


関連項目:

メモリー管理の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。