プロパティ | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ | 文字列 |
構文 | NLS_CALENDAR = " calendar_system " |
デフォルト値 | なし |
変更の可/不可 | ALTER SESSION |
値の範囲 | 有効なカレンダ書式名 |
基本/基本以外 | 基本以外 |
NLS_CALENDAR
には、Oracleが使用する暦法を指定します。次の値のうち1つを取ることができます。
Arabic Hijrah (イスラム暦)
English Hijrah (英語版イスラム暦)
Gregorian (グレゴリオ暦)
Japanese Imperial (日本の元号暦)
Persian (ペルシャ暦)
ROC Official(台湾暦)
Thai Buddha (タイ仏教暦)
たとえば、NLS_CALENDAR
が「Japanese Imperial」に設定され、日付書式が「E YY-MM-DD」であるとします。(「E」は、省略された元号名に対するの日付書式要素です。)日付が1997年5月15日の場合、SYSDATE
は次のように表示されます。
SELECT SYSDATE FROM DUAL; SYSDATE -------- H 09-05-15
注意: この初期化パラメータNLS_CALENDER の値は、このパラメータのセッション値の初期化に使用されます(これは、SQL問合せの処理で参照される実際の値です)。初期化パラメータが指定されていない場合、初期セッション値はGREGORIAN となります。クライアントがOCIベースで、NLS_LANG のクライアント設定(環境変数)が定義されている場合、この初期値はクライアント側の値でオーバーライドされます。 |
関連項目: 使用可能な暦法のリストは、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』を参照してください。 |