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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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DBA_COMMON_AUDIT_TRAIL

DBA_COMMON_AUDIT_TRAILは、標準およびファイングレイン監査証跡エントリ(XML形式で書き込まれた必須およびSYS監査レコード)をすべて示します。

データ型 NULL 説明
AUDIT_TYPE VARCHAR2(22) 監査証跡のタイプ:
  • 標準監査

  • 標準XML監査

  • ファイングレイン監査

  • ファイングレインXML監査

  • SYS XML監査

  • 必須XML監査

SESSION_ID NUMBER Oracleセッションの数値ID
PROXY_SESSIONID NUMBER プロキシ・セッション・シリアル番号(エンタープライズ・ユーザーがプロキシの機能を使用してログインした場合)
STATEMENTID NUMBER 文の実行ごとの数値ID。文により、複数の監査レコードが作成される場合がある。
ENTRYID NUMBER セッションの監査証跡エントリの数値ID
EXTENDED_TIMESTAMP TIMESTAMP(6)WITH TIME ZONE セッションのタイム・ゾーンでの監査済操作のタイムスタンプ(AUDIT SESSIONで作成されたエントリに対するユーザー・ログインのタイムスタンプ)
GLOBAL_UID VARCHAR2(32) ユーザーのグローバル・ユーザー識別子(ユーザーがエンタープライズ・ユーザーとしてログインした場合)
DB_USER VARCHAR2(30) 操作が監査対象となったユーザーのデータベース・ユーザー名
CLIENT_ID VARCHAR2(64) Oracleセッションでのクライアント識別子
ECONTEXT_ID VARCHAR2(64)
アプリケーション実行コンテキスト識別子
EXT_NAME VARCHAR2(4000) ユーザー外部名
OS_USER VARCHAR2(255) 操作が監査対象となったユーザーのオペレーティング・システムでのログイン・ユーザー名
USERHOST VARCHAR2(128) クライアントのホスト・マシンの名前
OS_PROCESS VARCHAR2(16) Oracleプロセスのオペレーティング・システムのプロセス識別子
TERMINAL VARCHAR2(255) ユーザーの端末の識別子
INSTANCE_NUMBER NUMBER INSTANCE_NUMBER初期化パラメータで指定されたインスタンス番号
OBJECT_SCHEMA VARCHAR2(30) 監査対象となったオブジェクトの所有者
OBJECT_NAME VARCHAR2(128) 操作の影響を受けたオブジェクトの名前
POLICY_NAME VARCHAR2(30) ファイングレイン監査ポリシー名
NEW_OWNER VARCHAR2(30) NEW_NAME列に指定されたオブジェクトの所有者
NEW_NAME VARCHAR2(128) RENAME後のオブジェクトの新規名、または基礎となっているオブジェクトの名前
ACTION NUMBER 操作の数値による型コード。対応する操作タイプ名はSTATEMENT_TYPE列に含まれる。
STATEMENT_TYPE VARCHAR2(28) ACTION列の数値コードに対応する操作タイプの名前
AUDIT_OPTION VARCHAR2(40) AUDIT文で設定された監査オプション
TRANSACTIONID RAW(8) オブジェクトがアクセスまたは変更されたトランザクションのトランザクション識別子
RETURNCODE NUMBER 操作によって生成されたOracleエラー・コード(操作が成功した場合は0)
SCN NUMBER 問合せのシステム変更番号(SCN)
COMMENT_TEXT VARCHAR2(4000) 監査された文についての詳細情報を提供する、監査証跡エントリについてのテキスト・コメント

ユーザーが認証された方式も示す。

  • DATABASE - パスワードで認証された。

  • NETWORK - Oracle Net ServicesまたはAdvanced Networking Optionで認証された。

  • PROXY - クライアントは別のユーザーによって認証された。プロキシ・ユーザーの名前が認証方式に続いて示される。

SQL_BIND NVARCHAR2(2000) 問合せのバインド変数データ
SQL_TEXT NVARCHAR2(2000) 問合せのSQLテキスト
OBJ_PRIVILEGE VARCHAR2(16) GRANT文またはREVOKE文によって付与または取り消されたオブジェクト権限
SYS_PRIVILEGE VARCHAR2(40) GRANT文またはREVOKE文によって付与または取り消されたシステム権限
ADMIN_OPTION VARCHAR2(1) ロールまたはシステム権限がADMIN OPTION付きで付与されたかどうか
OS_PRIVILEGE VARCHAR2(7)
セッションで使用された操作権限(SYSDBAまたはSYSOPER)。権限が使用されない場合は、NONEになる。
GRANTEE VARCHAR2(30) GRANT文またはREVOKE文で指定された権限受領者の名前
PRIV_USED VARCHAR2(40) 操作の実行に使用されたシステム権限
SES_ACTIONS VARCHAR2(19) セッションのサマリー(16文字で構成される文字列で、ALTERAUDITCOMMENTDELETEGRANTINDEXINSERTLOCKRENAMESELECTUPDATEREFERENCESEXECUTEの順に各操作の状態を1文字で表す)。14、15および16の位置は、将来の使用のために確保されている。各文字の意味は次のとおり。
  • - - 情報がない場合

  • S - 成功の場合

  • F - 失敗の場合

  • B - 両方の場合

LOGOFF_TIME DATE ユーザー・ログオフのタイムスタンプ
LOGOFF_LREAD NUMBER セッションでの論理読取り数
LOGOFF_PREAD NUMBER セッションでの物理読取り数
LOGOFF_LWRITE NUMBER セッションでの論理書込み数
LOGOFF_DLOCK VARCHAR2(40) セッション中に検出されたデッドロック数
SESSION_CPU NUMBER Oracleセッションで使用されたCPUタイム
OBJ_EDITION_NAME VARCHAR2(30) 監査対象オブジェクトを含んでいるエディションの名前
DBID NUMBER 監査対象データベースのデータベース識別子


注意:

SQL_BINDおよびSQL_TEXT列は、AUDIT_TRAIL初期化パラメータがdb, extendedまたはxml, extendedに設定されている場合、またはAUDIT_SYS_OPERATIONS初期化パラメータがTRUEに設定されている場合にのみ移入されます。