DBA_WORKLOAD_REPLAYSは、現在のデータベース内で実行されたワークロード・リプレイをすべて表示します。DBMS_WORKLOAD_REPLAY.GET_REPLAY_INFO()がコールされたリプレイも示します。1行につき1つのワークロード・リプレイに関する情報が示されます。
| 列 | データ型 | NULL | 説明 |
|---|---|---|---|
ID |
NUMBER |
NOT NULL |
ワークロード・リプレイの内部キー |
NAME |
VARCHAR2(128) |
NOT NULL |
ワークロード・リプレイの名前 |
DBID |
NUMBER |
NOT NULL |
ワークロードがリプレイされたデータベースのID |
DBNAME |
VARCHAR2(10) |
NOT NULL |
ワークロードがリプレイされたデータベースの名前 |
DBVERSION |
VARCHAR2(128) |
NOT NULL |
ワークロードがリプレイされたデータベースのバージョン |
PARALLEL |
VARCHAR2(3) |
ワークロードがリプレイされたデータベースがOracle RACデータベース(YES)またはシングル・インスタンス・データベース(NO)のどちらであるかを示す |
|
DIRECTORY |
VARCHAR2(128) |
NOT NULL |
ワークロード・リプレイ用のディレクトリ・オブジェクトの名前 |
CAPTURE_ID |
NUMBER |
リプレイされた取得のID(DBA_WORKLOAD_CAPTURES.ID) |
|
STATUS |
VARCHAR2(40) |
NOT NULL |
ワークロード・リプレイの現在の状態:
|
PREPARE_TIME |
DATE |
ワークロード準備を開始した日付 | |
START_TIME |
DATE |
リプレイを開始した日付 | |
END_TIME |
DATE |
リプレイを完了またはキャンセルした日付。リプレイが進行中の場合はNULL | |
DURATION_SECS |
NUMBER |
ワークロード・リプレイ時間(秒) | |
NUM_CLIENTS |
NUMBER |
NOT NULL |
このワークロード・リプレイ中に使用されたワークロード・リプレイのクライアント・プロセス数 |
NUM_CLIENTS_DONE |
NUMBER |
NOT NULL |
リプレイが完了したワークロード・リプレイのクライアント・プロセス数 |
FILTER_SET_NAME脚注 1 |
VARCHAR2(1000) |
リプレイに使用されたフィルタ・セットの名前 | |
DEFAULT_ACTION |
VARCHAR2(30) |
NOT NULL |
将来の使用のために予約済 |
SYNCHRONIZATION |
VARCHAR2(9) |
記録されているトランザクション・セマンティクスを維持する必要があるか(TRUE)ないか(FALSE)を示す
同期化がオンの場合、元のワークロード取得中に検出されたコミット順が保持される。リプレイされる各アクションが実行されるのは、依存コミットがすべて実行された後のみとなる。依存コミットは、元のワークロード取得の特定のアクションより前に発行されたコミット。 関連項目: リプレイ・パラメータの詳細は、 |
|
CONNECT_TIME_SCALE |
NUMBER |
NOT NULL |
リプレイ中に取得されたストリームに対する接続時間のスケール変更係数。この値はパーセンテージとして解釈される。デフォルト値の100は100%を意味する。
関連項目: リプレイ・パラメータの詳細は、 |
THINK_TIME_SCALE |
NUMBER |
NOT NULL |
リプレイ中に取得されたストリームに対する思考時間のスケール変更係数。取得された同じストリームからの2つの連続的なユーザー・コール間で経過する思考時間のスケーリングを行う。入力はパーセンテージとして解釈される。デフォルト値の100は100%を意味する。
関連項目: リプレイ・パラメータの詳細は、 |
THINK_TIME_AUTO_CORRECT |
VARCHAR2(5) |
思考時間をコール間で自動的に修正する必要がある(TRUE)かない(FALSE)かを示す
関連項目: リプレイ・パラメータの詳細は、 |
|
SCALE_UP_MULTIPLIER |
NUMBER |
NOT NULL |
複数の取得のリプレイの前に、SCALE_UP_MULTIPLIERを使用してワークロード取得の問合せ部分をスケールアップする。取得された各セッションの問合せは、SCALE_UP_MULTIPLIERの値と同じ回数だけ同時にリプレイされる。 |
USER_CALLS |
NUMBER |
リプレイされたユーザー・コールの合計数 | |
DBTIME |
NUMBER |
リプレイに対する累積データベース時間 | |
NETWORK_TIME |
NUMBER |
リプレイに対する累積ネットワーク時間 | |
THINK_TIME |
NUMBER |
リプレイに対する累積思考時間 | |
PAUSE_TIME |
NUMBER |
停止状態のリプレイに費やされた時間 | |
ELAPSED_TIME_DIFF |
NUMBER |
将来の使用のために予約済 | |
AWR_DBID |
NUMBER |
このワークロード・リプレイに対応するAWRスナップショットのデータベースID。現在のデータベース内で実行されたリプレイでは、この値は現在のデータベースのDBIDに等しい。その他のデータベース内で実行されたリプレイでは、この値にNULLまたはDBMS_WORKLOAD_REPLAY.IMPORT_AWR()が移入される。 |
|
AWR_BEGIN_SNAP |
NUMBER |
このワークロード・リプレイに対応するAWRスナップショットのスナップショットIDを開始する | |
AWR_END_SNAP |
NUMBER |
このワークロード・リプレイに対応するAWRスナップショットのスナップショットIDを終了する | |
AWR_EXPORTED |
VARCHAR2(12) |
このワークロード・リプレイに対応するAWRスナップショットが、DBMS_WORKLOAD_REPLAY.EXPORT_AWR()を使用してエクスポートされた(YES)またはされない(NO)、リプレイが進行中のためエクスポートできない、正常に完了した、異なるデータベース内で取得したためエクスポートされない(NOT POSSIBLE)ことを示す |
|
ERROR_CODE |
NUMBER |
このワークロード・リプレイのエラー・コード | |
ERROR_MESSAGE |
VARCHAR2(300) |
このワークロード・リプレイのエラー・メッセージ | |
DIR_PATH |
VARCHAR2(4000) |
NOT NULL |
ワークロード・リプレイ・ディレクトリ・オブジェクトの完全なディレクトリ・パス |
REPLAY_DIR_NUMBER |
NUMBER |
このビューの他の列(NAME、DBID、DBNAME、PREPARE_TIME、START_TIME、END_TIME列など)の値に基づいて計算されハッシュ値。すべてのリプレイに対して完全に一意である必要がある。この値を使用して、リプレイ・ディレクトリ下のサブディレクトリが作成される。 |
|
SQLSET_OWNER脚注 1 |
VARCHAR2(128) |
SQLチューニング・セットの所有者のユーザー名 | |
SQLSET_NAME脚注 1 |
VARCHAR2(128) |
このワークロード・リプレイのSQLチューニング・セットの名前 | |
SCHEDULE_NAME脚注 2 |
VARCHAR2(128) |
リプレイされるスケジュールの名前。1つまたは複数のワークロード取得およびそのリプレイを開始する順序を定義する。
関連項目: |
脚注 1 この列は、Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.2)から使用可能です。
脚注 2 この列は、Oracle Database 11gリリース2 (11.2.0.4)から使用可能です。