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Oracle® Databaseエラー・メッセージ
11gリリース2 (11.2)
B56318-04
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123 INS-35001からINS-40000

INS-35011: 電子メール・アドレスは空にできません。
原因: 電子メール通知を使用したデータベース管理用の電子メール・アドレスが空でした。
処置: 通知機能の電子メール・アドレスを指定してください。
INS-35012: 送信メール(SMTP)サーバーは空にできません。
原因: 送信メイン(SMTP)サーバーの値が空です。電子メール通知を使用したデータベース管理を有効にするには、SMTPサーバーを指定する必要があります。
処置: 電子メール通知用の送信メイン(SMTP)サーバーを指定してください。
INS-35013: 電子メール・アドレスをチェックしてください。
原因: 指定した電子メール・アドレスに無効な文字が含まれているか、標準の電子メール・アドレス書式に従っていません。
処置: RFC 2822およびRFC 2821書式に従って、電子メール・アドレスを指定してください。
INS-35014: 送信メール(SMTP)サーバーが無効です。
原因: 指定した送信メール(SMTP)サーバーが無効でした。電子メール通知を使用したデータベース管理を有効にするには、有効なSMTPサーバーを指定する必要があります。
処置: 電子メール通知用の送信メール(SMTP)サーバーを指定してください。
INS-35015: リカバリの場所は空にできません。
原因: データベース・リカバリ・バックアップの場所が空でした。
処置: データベース・リカバリ・バックアップの場所のパスを指定してください。
INS-35016: ユーザー名は空にできません。
原因: データベース・リカバリのユーザー名のテキスト・フィールドが空でした。
処置: データベース・リカバリの実行を許可されたユーザー名を指定してください。
INS-35017: パスワードは空にできません。
原因: データベース・リカバリのパスワードが空でした。
処置: データベース・リカバリのパスワードを入力してください。
INS-35019: 「Management Service」フィールドに、無効な値が指定されました。
原因: インストーラは、「Management Service」フィールドのURLに対応するエージェント・ホームを検出できませんでした。
処置: 「Management Service」フィールドに、ホストに構成されている対応するエージェントを持つ有効なURLを指定してください。
INS-35020: 「Management Service」フィールドに、無効な値が指定されました。
原因: 「Management Service」フィールドに、値が指定されていません。
処置: 有効なManagement Service URLを指定してください。
INS-35021: バックアップおよびリカバリの場所が、クラスタで共有されていないファイルシステムにあります。
原因: データベース・バックアップおよびリカバリ領域が共有ファイルシステムにありません。
処置: 共有ファイルシステムにあるバックアップおよびリカバリ領域を入力してください。
INS-35022: 選択した場所stringは、Oracle ASM Cluster File System(ACFS)上にあります。
原因: インストーラにより、アクティブなバージョンのGrid Infrastructureがバージョン12.1よりも下位であることが検出されました。したがって、バックアップおよびリカバリ・ファイルの格納先として、Grid Infrastructureバージョン12.1以前に構成されているACFSは使用できません。
処置: ASMディスクグループ、または他の任意のサポートされる共有の格納先、またはバージョン12.1以上のGrid Infrastructureで構成されたACFS上の場所を指定します。
INS-35071: グローバル・データベース名は空白のままにできません。
原因: グローバル・データベース名が空白のままでした。
処置: グローバル・データベース名の値を指定してください。
INS-35072: SIDは空白のままにできません。
原因: Oracleシステム識別子(SID)が空白のままでした。
処置: Oracleシステム識別子(SID)の値を指定してください。
INS-35073: グローバル・データベース名が無効です。
原因: グローバル・データベース名の名前部分に指定した値は30文字を超えています。最大長は30文字です。
処置: 30文字以下の有効なグローバル・データベース名を入力してください。
INS-35074: 指定したSIDはすでに使用されています。
原因: 指定したSIDは、すでにサーバーのoratabファイル(string)に登録されていました。oratabファイルは、Oracle製品が既存のデータベース・インスタンスを検出する際に使用されます。
処置: 一意のOracleシステム識別子(SID)を指定してください。
INS-35075: 指定したSIDはすでに使用されています。
原因: 指定したOracleシステム識別子(SID)はすでに使用されていました。
処置: 一意のOracleシステム識別子(SID)を指定してください。
INS-35076: 指定したSIDは使用可能な文字数を超えています。
原因: LinuxおよびUNIXプラットフォームのOracleシステム識別子(SID)の長さが、単一インスタンス・インストールの場合は12文字、Oracle RACインストールの場合は8文字を超えていました。
処置: 単一インスタンス・インストールの場合は12文字未満で、Oracle RACインストールの場合は8文字未満で、Oracleシステム識別子(SID)を指定してください。
INS-35077: 指定したSIDは使用可能な文字数を超えています。
原因: WindowsプラットフォームのOracleシステム識別子(SID)の長さが、単一インスタンス・インストールの場合はstring文字、Oracle RACインストールの場合はstring文字を超えていました。
処置: 単一インスタンス・インストールの場合はstring文字未満で、Oracle RACインストールの場合はstring文字未満で、WindowsのOracleシステム識別子(SID)を指定してください。
INS-35081: ORACLE_HOME環境変数が設定されています。
原因: ORACLE_HOME環境変数がすでに設定されています。これは複数Oracleホームの使用の妨げとなります。Oracle製品が機能するには必要ないため、環境内で設定が解除されます。
処置: ORACLE_HOME環境変数は自動的に設定解除されます。
INS-35082: グローバル・データベース名がアルファベットで始まっていませんでした。
原因: グローバル・データベース名が、アルファベット以外の文字で始まっていました。
処置: アルファベット文字で始まるグローバル・データベース名を指定してください。
INS-35083: グローバル・データベース名で指定したドメインが128文字を超えています。
原因: グローバル・データベース名で入力したドメイン部分が128文字を超えていました。
処置: グローバル・データベース名のドメインは128文字未満で指定してください。
INS-35084: 指定したグローバル・データベース名に無効な文字が含まれています。
原因: グローバル・データベース名で指定したドメイン部分に無効な文字が含まれています。
処置: 英数字、アンダースコア(_)、シャープ記号(#)およびピリオド(.)のみを含むグローバル・データベース名を指定してください。
INS-35085: stringに無効な値が指定されました。
原因: stringから導出されたstringに1つ以上の無効な文字が含まれています。
処置: stringから無効な文字(string)を削除するか、または「詳細」インストール・フローを選択して別のstringを指定できるようにします。
INS-35086: グローバル・データベース名に無効な値が指定されました。
原因: データベース名は空にできません。
処置: 30文字以下の有効なグローバル・データベース名を入力してください。
INS-35087: SIDに無効な値が指定されました
原因: 入力したシステム識別子(SID)がアルファベット以外の文字で始まっています。
処置: アルファベットで始まるSIDを入力してください。
INS-35088: 指定したグローバル・データベース名がstring文字を超過しています。
原因: グローバル・データベース名で入力した名前とドメイン部分がstring文字を超えていました。
処置: 長さがstring文字未満のグローバル・データベース名を指定してください。
INS-35089: グローバル・データベース名で指定したドメインがstring文字を超えています。
原因: グローバル・データベース名で入力したドメイン部分がstring文字を超えていました。
処置: グローバル・データベース名のドメインはstring文字未満で指定してください。
INS-35090: RAC Oneに指定したサービス名が空白です。
原因: RAC Oneに指定したサービス名が空白です。
処置: RAC Oneサービス名に値を指定してください。
INS-35091: RAC Oneに指定したサービス名の先頭が、アルファベットではありませんでした。
原因: RAC Oneに指定したサービス名が、アルファベット以外の文字で始まっていました。
処置: アルファベットで始まるサービス名を指定してください。
INS-35092: RAC Oneに指定するサービス名は、グローバル・データベース名と同じにはできません。
原因: RAC Oneに指定するサービス名は、グローバル・データベース名と同じにはできません。
処置: グローバル・データベース名と異なるサービス名を指定してください。
INS-350923: RAC Oneサービス名に、無効な値が指定されました。
原因: RAC Oneに指定したサービス名に、無効な文字が含まれている可能性があります。
処置: 英数字またはアンダースコア(_)文字を含むサービス名を指定してください。
INS-350924: Oracle RAC Oneサービス名に、無効な値を指定しました。
原因: Oracle RAC Oneサービス名のドメイン部に、無効な文字が含まれている可能性があります。
処置: ネットワーク・ドメインに英数字または「_」または「$」または「#」を含むサービス名を指定してください。
INS-350925: Oracle RAC Oneサービス名で指定したドメインが128文字を超えています。
原因: Oracle RAC Oneサービス名で入力したドメイン部分が128文字を超えていました。
処置: Oracle RAC Oneサービス名のドメインは128文字未満で指定してください。
INS-35171: ターゲット・データベース・メモリー(stringMB)が、1つ以上の選択されたノードで使用可能な共有メモリー(stringMB)を超えています。
原因: 1つ以上の選択されたノードで使用可能な共有メモリーの合計(string MB)が、選択されたターゲット・データベース・メモリー(string MB)未満です。
処置: string MB未満のターゲット・データベース・メモリーの値を入力してください。
INS-35172: ターゲット・データベース・メモリー(stringMB)が、システムで使用可能な共有メモリー({0}MB)を超えています。
原因: システムで使用可能な共有メモリーの合計(string MB)が、選択されたターゲット・データベース・メモリー(string MB)未満でした。
処置: string MB未満のターゲット・データベース・メモリーの値を入力してください。
INS-35173: 割当てメモリーの値が無効です。
原因: 指定した割当てメモリーが、システムで使用可能なメモリーの合計以上でした。
処置: ターゲット・データベース・メモリーに、システムで使用可能なメモリーの合計未満の値を入力してください。
INS-35174: 最低でもstringMB(物理メモリー合計のstring%)が必要です。
原因: 割当てメモリーが必要なメモリー未満でした。
処置: string MBより大きいメモリーの値を入力してください。
INS-35175: データベースの割当てメモリーの値が指定されていません。
原因: データベースの割当てメモリーに値が指定されていませんでした。
処置: データベースの割当てメモリーの値を指定してください。これは、レスポンス・ファイルのoracle.install.db.config.starterdb.memoryLimit変数に対応します。
INS-35176: 割当てメモリーの値が無効です。
原因: 指定した割当てメモリーが3GBを超えていました。
処置: ターゲット・データベースのメモリーには、3GB未満の値を入力してください。
INS-35205: 指定されたデータファイルの格納場所が無効です。
原因: Oracle Real Application Clustersのデータファイルの格納場所は、共有ファイルシステム上ではありませんでした。
処置: データファイルを格納する共有ファイルシステム上の場所を指定してください。
INS-35206: ディレクトリはすでに使用されています。
原因: データベース・ファイル用に指定したディレクトリは、指定したグローバル・データベース名ですでに使用されていました。
処置: 場所を変更するか、前の画面に戻り、グローバル・データベース名を変更してください。
INS-35207: 選択した場所stringは、Oracle ASMクラスタ・ファイル・システム(ACFS)上にあります。
原因: Oracleデータベース・ファイルをACFS上に配置することをお薦めしていません。データベースのパフォーマンスを最適化するため、基礎となるOracle ASMディスク・グループにデータベース・ファイルを直接配置することをお薦めします。
処置: ACFS以外の場所を指定してください。
INS-35208: 選択した場所stringは、Oracle ASMクラスタ・ファイル・システム(ACFS)上にあります。
原因: インストーラにより、アクティブなバージョンのGrid Infrastructureがバージョン12.1よりも下位であることが検出されました。したがって、Oracle RACの共有の格納先として、Grid Infrastructureバージョン12.1以前に構成されているACFSは使用できません。
処置: ASMディスクグループ、または他の任意のサポートされる共有の格納先、またはバージョン12.1以上のGrid Infrastructureで構成されたACFS上の場所を指定します。
INS-35209: 選択した記憶域のタイプは無効です
原因: Standard EditionのOracle Real Application Clustersデータベースでは、ファイル・システムの記憶域を使用できません。
処置: データベース記憶域にOracle Automatic Storage Managementを選択します。
INS-35210: Oracle Automatic Storage Management(Oracle ASM)上の記憶域を使用したデータベースのインストールは、このシステムではサポートされません。
原因: Oracleデータベース11gリリース2以上では、64ビットWindowsオペレーティング・システム上でのみ、Oracle ASMをサポートしています。
処置: データベース関連ファイルは、サポートされているファイル・システムに置いてください。
INS-35255: パスワードが無効です。
原因: データベース管理アカウントのパスワードが、CHANGE_ON_INSTALL、MANAGER、DBSNMPまたはSYSMANのいずれかでした。
処置: CHANGE_ON_INSTALL、MANAGER、DBSNMPまたはSYSMANなど、これらの管理ユーザーに対する以前のデフォルト・パスワード以外のパスワードを入力してください。
INS-35256: アカウントstringのパスワードをstringにすることはできません。
原因: 入力した管理アカウントのパスワードはstringで、これはstringユーザーで許可されていません。
処置: string管理ユーザー・アカウントの以前のデフォルト・パスワード以外のパスワードを入力してください。
INS-35341: インストール・ユーザーは、次のグループのメンバーでありません: string
原因: インストール・ユーザーのアカウントは、インストールに必要なすべてのグループのメンバーである必要があります。
処置: インストール・ユーザーが、選択したシステム権限オペレーティング・システム・グループのメンバーであることを確認してください。
INS-35342: データベース・オペレータ(OSOPER)に指定されるグループが、システムで定義されていない可能性があります。
原因: OSOPERグループとして指定したOSグループが、サーバー上、またはネットワーク・インフォメーション・サービス(NIS)内で構成されていない可能性があります。
処置: 選択したグループ名を確認し、異なるグループを指定するか、サーバー上、またはネットワーク・インフォメーション・サービス内にグループを作成してください。
INS-35351: 一貫性のないバージョンが検出されました。
原因: システムで検出されたアクティブなバージョンのOracle Clusterware(string)が、インストールしようとしていたOracle Databaseのバージョン(string)より下でした。これはサポートされていません。
処置: Oracle Clusterwareをリリースstring以上にアップグレードしてください。
INS-35352: 記憶域およびバックアップのディスク・グループが選択されていません。
原因: 記憶域およびバックアップのディスク・グループが選択されませんでした。
処置: 記憶域およびバックアップの1つ以上のディスク・グループを選択してください。
INS-35354: 試行中のOracle RACのインストール先システムは有効なクラスタに属していません。
原因: Oracle RACをインストールする前に、Oracleグリッド・インフラストラクチャをすべてのサーバー(Oracle ClusterwareおよびOracle ASM)にインストールして、クラスタを作成する必要があります。
処置: Oracle Grid Infrastructureがインストールされていません。メディア・パックに含まれる別のインストール・メディアからインストールするか、Electronic Product Delivery(EPD)またはOracle Technology Network(OTN)からダウンロードしてインストールしてください。Oracle Grid Infrastructureは、通常、Oracle Databaseに使用されるユーザーとは別のオペレーティング・システム・ユーザーによってインストールされます。システム管理者によってインストールされる必要がある場合があります。詳細は、インストレーション・ガイドを参照してください。
INS-35355: レスポンス・ファイルに指定されたノードstringは、検出されたOracle Clusterwareに含まれていません。
原因: レスポンス・ファイルで指定されているOracle RACデータベースのノード・リストが、OCRに格納された構成と一致しません。
処置: 有効なノードを指定するか、またはこのノードstringをクラスタに追加してください。
INS-35356: Oracleグリッド・インフラストラクチャ・クラスタを構成するすべてのノード上にデータベースをインストールすることをお薦めします。
原因: Oracle RACのインストール先として、すべてのOracleグリッド・インフラストラクチャ・ノードを選択していません。
処置: すべてのOracleグリッド・インフラストラクチャ・クラスタ・ノード全体にOracle Real Application Clustersをデプロイすることをお薦めします。
INS-35357: このシステムではOracle RACがサポートされていません。
原因: Oracleデータベース11gリリース2以上では、64ビットWindowsオペレーティング・システム上でのみ、Oracle RACをサポートしています。
処置: このシステムでは単一インスタンス・データベースをインストールするオプションを選択してください。
INS-35358: このシステムではOracle RACがサポートされていません。
原因: Oracleデータベース11gリリース2以上では、64ビットWindowsオペレーティング・システム上でのみ、Oracle RACをサポートしています。
処置: Oracle RACは、既存のインストールを64ビットWindowsプラットフォームに移行してからアップグレードしてください。
INS-35359: データベース作成のために選択したノードが1つだけです。
原因: データベース作成のために選択したノードが1つだけです。データベースをノードまたはインスタンスの障害から保護するには、2つ以上のノードを選択してください。
処置: データベース作成では、少なくとも2つのノードを指定してください。
INS-35360: RAC One Nodeインストールにノードが指定されていません。
原因: RAC One Nodeインストールにノードが指定されていません。
処置: RAC One Nodeのインストールを行うノードを指定してください。
INS-35361: クラスタの一部である1つ以上の選択されたノードが停止しています。
原因: クラスタの一部である1つ以上の選択されたノードに到達できません。
処置: 選択されたすべてのノードに到達可能であることを確認してください。
INS-35371: Oracle RACデータベースが検出されませんでした。
原因: インストーラは、アップグレード可能なOracle Real Application Clustersデータベースを検出できませんでした。
処置: 処置は必要ありません。
INS-35372: Oracle RACデータベースが検出されませんでした。
原因: インストーラは、選択したノードでアップグレード可能なOracle Real Application Clustersデータベースを検出できませんでした。
処置: 処置は必要ありません。
INS-35373: 単一インスタンス・データベースが検出されませんでした
原因: インストーラは、アップグレード可能な単一インスタンス・データベースを検出できませんでした。
処置: 処置は必要ありません。
INS-35375: インストーラによって、システム上の古いバージョンのOracle ASMが検出されます。ストレージにOracle ASMを使用するデータベースをアップグレードする場合、まずOracle ASMをアップグレードする必要があります。詳細は、Oracle Grid Infrastructureのインストレーション・ガイドを参照してください。
原因: Oracle Automatic Storage Management(Oracle ASM)の以前のリリース・バージョンがサーバーに検出されました。
処置: Oracle ASMをアップグレードするには、インストール・ガイドでOracleグリッド・インフラストラクチャのアップグレードに関する情報を参照してください。
INS-35376: ASMSNMPユーザーのパスワードは空にできません。
原因: ASMSNMPユーザーのパスワードが指定されていませんでした。
処置: パスワード・フィールドに、ASMSNMPユーザーのパスワードを指定してください。
INS-35377: このシステムには旧バージョンのOracle Automatic Storage Management(Oracle ASM)が存在しています。Oracle ASMを使用している旧バージョンのデータベースをOracle Database 11gリリース2にアップグレードする場合、32-bitシステムではアップグレードは失敗します。
原因: Oracleデータベース11gリリース2以上では、64ビットWindowsオペレーティング・システム上でのみ、Oracle ASMをサポートしています。
処置: データベース記憶域をOracle ASMからファイルシステムに移行したあとでアップグレードを行うか、Oracle ASM記憶域を使用するデータベースの以前のバージョンを64ビットのWindowsシステムに移行してください。詳細は、アップグレード・ガイドを参照してください。
INS-35378: インストーラにより、構成されたOracle Restartソフトウェアが、インストールするデータベース・リリースより前のリリース・バージョンであることが検出されました。Oracle Restartは、Oracle Databaseと同じまたはそれ以降のリリースである必要があります。
原因: システムで検出されたアクティブなOracle Restartのリリース(string)が、アップグレード先のOracle Databaseのリリース(string)より下です。
処置: Oracle Restartソフトウェアをバージョンstring以上にアップグレードしてください。
INS-35379: インストーラにより、構成されたOracle Restartソフトウェアが現在のインストール・バージョンにアップグレードされていないことが検出されました。
原因: システムで検出されたOracle Restartのアクティブ・バージョン(string)が、アップグレード先のOracle Databaseのバージョン(string)より下です。
処置: Oracle Restartソフトウェアをバージョンstring以上にアップグレードしてください。
INS-35421: このオプションでは、単一インスタンス・データベースのみがインストールされます。
原因: クラスタでデスクトップ・クラスのインストールを実行することを選択しています。このオプションではOracle RACはインストールされません。
処置: Oracle RACをインストールする場合は、サーバー・クラスのインストールの実行を選択してください。
INS-35422: インストーラにより、構成されたOracle Restartソフトウェアが現在のインストール・バージョンにアップグレードされていないことが検出されました。このデータベース・インストールでは、以前のバージョンの高可用性サービスにデータベースを登録しません。
原因: システムで検出されたOracle Restartのアクティブ・バージョン(string)が、インストール先のOracle Databaseのバージョン(string)より下です。
処置: Oracle Restartソフトウェアをバージョンstring以上にアップグレードしてください。
INS-35423: ローカル・ノード上でOracle Clusterwareが実行されていません。
原因: ローカル・ノード上でOracle Clusterwareスタックが実行されていないときに、Oracle RACをインストールするよう選択しました。
処置: Oracle Clusterwareホーム(Gridホーム)からrootユーザーとして次のコマンドを実行して、Oracle Clusterwareスタックを起動してください: /bin/crsctl start crsOracle Clusterwareスタックを実行している場合は、インストーラを再起動してOracle RACのインストールを続行してください。
INS-35431: Oracleホームに指定された場所が無効です。
原因: Oracleホームに指定した場所が、このサーバー上のOracleグリッド・インフラストラクチャに登録されていないOracle ASMクラスタ・ファイル・システム(ACFS)のマウント・ポイントの下にあることが、インストーラにより検出されました。
処置: データベースのOracleホームの配置に使用できるのは、Oracleグリッド・インフラストラクチャ・ソフトウェアに登録されているACFSの場所のみです。Oracleホームに別の場所を指定するか、この場所をOracleグリッド・インフラストラクチャ・ソフトウェアに登録してください。
INS-35432: インストーラにより、指定したソフトウェアの場所にOracle Databaseソフトウェア・バージョンstringがあることが検出されました。stringへのアップグレードの際は、新規のOracleホームにソフトウェアのインストールを行ってから、新しいソフトウェア・バイナリを使用してデータベースをアップグレードすることをお薦めします。
原因: 指定したソフトウェアの場所に、Oracle Databaseソフトウェア・バージョンstringがあることが検出されました。
処置: 例外的なアップグレードを実行してください。例外的なアップグレードによって、ソフトウェア・インストールの非破壊的な特性により、停止時間が少なく、より安定したアップグレードを実行できます。既存のOracleホームの場所を保持したままアップグレードを実行するには、アップグレードの前に、前のリリースのOracleホームのバックアップを取り、前のリリースのバイナリを別の場所に移動してから、既存のOracleホームの場所に新しいバイナリをインストールします。この場合に従う正確な手順のセットは、ドキュメントを参照してください。
INS-35433: インストーラにより、指定した場所 stringはOracle Grid Infrastructureにリソースとして登録されていないOracle ASMクラスタ・ファイルシステムにあることが検出されました。
原因: 指定した場所stringは、Oracle Grid Infrastructureにリソースとして登録されていないOracle ASMクラスタ・ファイルシステムにあります。
処置: Oracle Grid Infrastructureで使用するOracle ASMクラスタ・ファイルシステムの場所を登録してください。
INS-35461: Standard Edition One(SE One)はこのインストールではサポートされません。
原因: Oracle Real Application Clustersデータベース・インストールでは、Standard Edition One(SE One)はサポートされません。
処置: 異なるインストール・エディションを選択してください。
INS-35462: Personal Editionはこのインストールではサポートされません。
原因: UNIXまたはLinuxオペレーティング・システム、およびOracle RACインストールではサポートされないインストール・エディションを選択しました。
処置: 異なるインストール・エディションを選択してください。
INS-35463: このオプションはExadata構成ではサポートされていません。
原因: 該当なし
処置: 該当なし