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Oracle Enterprise Manager Connectorインストレーションおよび構成ガイド
10gリリース4(10.2.0.4)
E05930-03
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2 Remedy Help Desk 6コネクタのインストールおよび構成

Remedyコネクタは、Remedy Help Desk 6.xをEnterprise Managerに統合します。このコネクタを使用すると、Enterprise Managerの各種アラートに基づいて、Remedyトラブル・チケットの作成、既存のチケットの更新、およびチケットのクローズが実行できます。

この章では、Remedyコネクタの設定および構成に関する、次の情報を提供します。

Remedyコネクタの概要

Remedyコネクタは、Enterprise ManagerとRemedy Help Deskを、HTTPまたはHTTPS接続で統合します。チケットの作成、更新、およびクローズは、Enterprise Managerの次のタイプのアラートのみに基づいて実行できます。

次の各項では、Remedyコネクタを使用する前に理解しておく必要がある、Remedyコネクタの様々な概念について説明します。

チケットの自動発行

Remedyコネクタは、Enterprise Managerでアラートがトリガーされるたびにチケットを自動的にオープンまたは更新するよう構成できます。どのアラートに対してチケットをオープンするかや、アラートの重大度がどのレベルである場合にオープンするかを指定できます。

これらは通知ルールを使用して指定します。通知ルールは、どのような場合にアラートを通知するかという条件を定義するユーザー定義ルールです。


関連項目:

『Oracle Enterprise Managerアドバンスト構成』の「通知の構成」

チケットがオープンされると、以降アラートが更新(アラート重大度の変更など)されるたびにチケットに注釈が付加されます。アラートを消去(重大度をClearに設定)した後は、必要に応じてアラートをクローズできます。

チケットの手動発行

Remedyチケットは、Enterprise Managerのオープン・アラートに応じて、Enterprise Managerコンソールから手動でオープンすることもできます。オープンすると、Remedyコネクタは該当するアラートと選択されたチケット・テンプレートに基づいて、チケットの詳細を入力します。

チケット・テンプレート

チケット・テンプレートは、Remedy Help Deskにリクエストを送信する前に、Enterprise Managerのアラートをチケットの書式に変換するためのXSLT形式の変換スタイルシートです。

これらのテンプレートにより、Enterprise Managerアラートの各属性をRemedyチケットのフィールドへどのように移入するかが指定されます。つまり、チケット・テンプレートはEnterprise ManagerアラートのフィールドからRemedyチケットのフィールドへのマッピングに使用します。

自動チケット発行の場合は、チケット・テンプレートを登録するたびに、対応する通知メソッドが作成されます。どの通知メソッドが選択されたかによって、コネクタへの通知の送信時に使用されるチケット・テンプレートが決まります。手動チケット発行の場合は、チケットの作成リクエストを発行する前に、チケット・テンプレートを選択する必要があります。

この機能を簡単に利用できるように、Enterprise Managerには、インストール後すぐに利用できるチケット・テンプレートが複数用意されています。

猶予期間

猶予期間は、特定のアラートが短期間に繰り返し発生した場合に、対応するチケットが大量に作成されることを回避するために構成します。比較的短い間隔で繰り返し発生するアラートについては、ほとんどの場合、毎回別のチケットをオープンするよりも、それらのアラートを追跡するための1つのトラブル・チケットをオープンし、メンテナンスしていく方が効果的です。

繰り返し発生するアラートについて猶予期間を設定すると、その期間中は、同じアラートが再発生しても新しいチケットはオープンされず、そのアラートに対応する既存のチケットが更新(または再オープン)されていきます。

たとえば、アラートがトリガーされ、対応するチケットがオープンされたとします。猶予期間が1時間で、アラートが午前10時に消去された場合、午前11時(猶予期間である1時間の経過後)より前であれば、同じアラートが再トリガーされても新しいチケットは作成されず、そのアラートに対して最初に作成されたチケットが更新または再オープンされます。

前提条件

Remedyコネクタを使用する前に、次の前提条件が満たされていることを確認してください。

Remedyコネクタのインストールとアンインストール

Remedyコネクタは、Enterprise Managerのベース・インストールの一部としてインストールされます。つまり、コネクタはOracle Management Server(OMS)の一部としてインストールされます。

Enterprise Managerをインストールした後、スーパー管理者としてEnterprise Managerコンソールにアクセスすると、図2-1に示すように、「管理コネクタ」の「設定」ページにRemedyコネクタが表示されます。詳細は、「Remedyコネクタの構成」を参照してください。

デフォルトのインストールは、デフォルトのRemedy Webサービスに基づいて実行されます。つまり、その場合Worklog(Remedyチケットの履歴オプション)による注釈履歴はサポートされません。WorklogおよびWorklogテンプレートの登録の詳細は、「Worklogの使用方法」を参照してください。

Remedyコネクタをアンインストールするには、「管理コネクタ」ページで目的のコネクタを選択し、「削除」をクリックします。

Remedyコネクタの構成

  1. スーパー管理者として、Enterprise Managerコンソールで「設定」をクリックします。

    「設定の概要」ページが表示されます。

  2. 左ペインにある「管理コネクタ」をクリックします。

    「管理コネクタ」ページが表示されます。Remedyコネクタ行の「構成済」列は空白になっています(図2-1)。


    注意:

    マークが付いている場合、そのコネクタはすでに構成されています。

  3. Remedyコネクタの「構成」アイコンをクリックします。

    「管理コネクタの構成」ページの「一般」タブが表示されます(図2-2)。

  4. 必要な設定を行います。詳細は、「一般的な設定」を参照してください。

  5. 「OK」をクリックします。

    「管理コネクタ」ページが再度表示されます。Remedyコネクタ行の「構成済」列にマークが付きます。

  6. オプション: 使用可能なチケット・テンプレートを確認するには、構成アイコンを再クリックします。

  7. 「チケット・テンプレート」タブをクリックします。

    あらかじめ用意されているチケット・テンプレートが一覧表示されます。

表示されないチケット・テンプレートがある場合は、ORACLE_HOME/binディレクトリ(ORACLE_HOMEはOMSのOracleホーム・ディレクトリ)からemctlコマンドを使用して登録できます。

emctlに対するexecute権限と、チケット・テンプレートの読取り権限を持つユーザーとして、次のコマンドを実行します。

emctl register_ticket_template connector <ticketTemplate.xsl> <server> <port> <database sid/service name for RAC DB> <username> <password> <connectorTypeName> <connectorName> <templateName> <description>


注意:

複数のOMSインストールがある場合は、いずれかのOMSから1度だけこのコマンドを実行します。

例2-1

emctl register_ticket_template connector Remedy_DefaultCategory_LowPriority.xsl 
$emHost $dbPort $dbSID sysman $sysmanPwd "Remedy Connector" "Remedy Connector" 
"Low Priority Template" "This template creates a ticket with low priority and default categorization"

emctlパラメータ

表2-1 emctlパラメータ

パラメータ 説明

ticketTemplate.xsl

チケット・テンプレート・ファイルの完全修飾名。このファイルは、次のコネクタ・ホーム・ディレクトリにあります。

$OMS_HOME/sysman/connector/Remedy_Connector

通知メソッドは同じ名前で複数作成されることがありますが、チケットの自動発行機能を使用する場合はそれらから1つを選択する必要があるため、直感的な名前を使用することをお薦めします。

ファイル形式がXSLTであるため、ファイル拡張子にはxslを使用します。たとえば、Remedy_DefaultCategory_LowPriority.xslのようになります。

ファイルが異なるディレクトリにある場合は、ファイルの完全なパスを指定します。

server

Enterprise Managerリポジトリのホスト名。

port

リポジトリのリスナー・ポート。

database sid/ Service Name for RAC DB

リポジトリ・データベースのインスタンスIDまたはサービス名(RACデータベースをリポジトリとして使用している場合)。

username

SYSMANを指定します。

password

SYSMANのパスワード。

connectorTypeName

"Remedy Connector"を指定します。二重引用符("")は必須です。

connectorName

"Remedy Connector"を指定します。二重引用符("")は必須です。

templateName

チケット・テンプレートのわかりやすい名前(Enterprise Managerに表示されます)。

description

チケット・テンプレートの簡単な説明。これもEnterprise Managerに表示されます。


MOMとEnterprise Managerとの接続を確立するためのプロトコルとしてHTTPSを選択する場合は、「HTTPS用SSLの有効化」を参照してください。

図2-1 「管理コネクタ」ページ

周囲のテキストで図2-1を説明しています。

図2-2 「管理コネクタの構成」ページ

周囲のテキストで図2-2を説明しています。

一般的な設定

次の各項では、様々な構成項目の指定方法について説明します。

接続設定

Remedyトラブル・チケット・コネクタは、Webサービス経由でHelp Deskと通信します。アスタリスク(*)の付いたフィールドは必須フィールドです。

  • Webサービス・エンドポイント: Remedy Help Deskによって公開される、WebサービスcreateTicketupdateTicketおよびgetTicketのエンドポイント。詳細は、「Webサービスの詳細」を参照してください。

    チケットをケースIDで問い合せる操作が対象のRemedyインストールで使用されていない場合は、該当のRemedyインスタンスにHelpDesk_Query_Service_By_Case_ID.defファイルをインポートする必要があります。このファイルは次の場所にあります。

    $ORACLE_HOME/sysman/connector/Remedy Connector

  • Remedyユーザー名: Remedyでのチケットの作成、更新および問合せの権限を持つユーザー。

  • Remedyパスワード: 指定されたRemedyユーザーに関連付けられているパスワード。

  • 認証: Remedy管理者が設定する、追加のセキュリティ用文字列。Remedy管理者によってRemedy ARサーバー上にすでに構成されている場合にのみ適用されます。これは、Remedy用資格証明の検証に使用できる2次認証サーバーがある場合に、ARサーバーに送られます。

  • ロケール: Remedyシステムの言語(オプション)。

  • タイムゾーン: Remedy ARシステム・サーバーのタイムゾーン(オプション)。

  • チケット番号: 構成内容を保存する際に接続をテストしたい場合は、このフィールドに有効なチケット番号を入力します。このフィールドについては次の4つの状況が考えられます。

    • チケット番号を入力せずに「OK」をクリックした場合、「管理コネクタ」ページにメッセージは表示されませんが、構成は保存されます。

    • 正しいWebサービス・エンドポイントを指定し、有効なチケット番号を入力した場合、「OK」をクリックすると「管理コネクタ」ページに次のメッセージが表示されます。

      接続テストは成功しました。構成は保存されました。

    • 以前にコネクタの構成を保存していない場合、無効なチケット番号を入力して「OK」をクリックすると、「管理コネクタ」ページに次のメッセージが表示されます。

      接続テストに失敗しました。構成は保存されました。

    • 以前にコネクタの構成を保存している場合、不正なWebサービス・エンドポイントを指定し、有効または無効なチケット番号を入力して「OK」をクリックすると「管理コネクタ」ページに次のメッセージが表示されます。

      接続テストに失敗しました。構成は保存されませんでした。


    関連項目:

    Remedy ARシステム・サーバー製品のマニュアル『Remedy Action Request System 6.3 - Developing AR System Applications: Advanced』の「Remedy User preferences settings」

Webコンソールの設定

特定のアラートのコンテキスト内でEnterprise Managerによって作成されたRemedy Help Deskチケットにリンクが提供されるようにするには、Webコンソールの設定が必要です。

この機能を有効にするには、次のWebコンソールの設定を指定します。

  • Webコンソール機能の有効化: このボックスを選択すると、コンテキスト内のRemedyチケット・ページをEnterprise Managerから起動できるようになります。

  • ARServer名: Remedy ARサーバーの名前。

  • HelpDeskケース・フォーム名: Remedy Webサービス(コネクタで使用するよう構成したサービス)の基礎となっているRemedyフォームの名前。たとえば、RemedyのデフォルトのHelp Desk Webサービスは、フォームHPD:HelpDeskを使用します。

  • Webサーバー: Remedyの中間層をホストしているサーバーの名前またはIPアドレス。

猶予期間

猶予期間の有効と無効を切り替えたり、その値を構成できます。デフォルトでは、猶予期間は無効になっています。詳細は、「猶予期間」を参照してください。この設定は、Remedyコネクタによって処理されるすべてのアラートに適用されます。

チケット・テンプレートの使用

次の各項では、チケット・テンプレートの登録、削除、置換および追加に関する情報を提供します。

チケット・テンプレートの登録

チケット・テンプレートがEnterprise Managerで認識されるようにするには、まずそれらを登録する必要があります。自動チケット発行の場合は、登録された各チケット・テンプレートに対して通知メソッドが作成されます。チケットは、選択された通知メソッドに関連付けられているチケット・テンプレートに基づいて作成および更新されます。手動チケット発行の場合は、登録済のチケット・テンプレートの中から、使用するテンプレートを選択します。

「管理コネクタの構成」の「チケット・テンプレート」ページには、登録されているすべてのチケット・テンプレートが表示されます。デフォルトでは、あらかじめ用意されているチケット・テンプレートがすべて登録されています。追加作成したチケット・テンプレートを登録するには、「Remedyコネクタの構成」の手順7を参照してください。

テンプレート・コードの表示

テンプレートのXSLTコードを表示するには、テンプレート名をクリックします。

チケット・テンプレートはXSLT形式です。コードを理解するには、XSLTの基礎知識が必要です。

テンプレートの削除

テンプレートを削除するには、次の手順を実行します。


重要:

削除したテンプレートに通知ルールが関連付けられていた場合は、該当する通知が失敗します。

  1. テンプレートを選択して「削除」をクリックします。

  2. 表示された画面で削除の内容を確認します。

  3. ページを閉じる前に、「OK」をクリックして削除を実行します。


    注意:

    ページを閉じる前に「OK」をクリックしないと、テンプレートは削除されません。つまり、「チケット・テンプレート」ページに次回移動した際、そのテンプレートが再度表示されます。

    チケット・テンプレートは、Enterprise Managerリポジトリから削除されても、OMS上ではコネクタのホーム・ディレクトリから利用可能です。必要であれば、削除したチケット・テンプレートを後で再登録することもできます。

テンプレートの置換

既存のチケット・テンプレートを別のテンプレートに変更するには、次の手順を実行します。

  1. チケット・テンプレートを削除します。

  2. emctlを使用して新しいテンプレートを登録します。

新規テンプレートの追加

Oracleによってあらかじめ用意されているテンプレート以外のテンプレートを追加するには、新しいテンプレートを定義し、emctlを使用してそれを登録する必要があります。

削除したコネクタの再登録

Remedyコネクタは、Enterprise Managerのインストール時に自動的に登録されます。しかし、このコネクタをある時点で削除し、後で再登録する必要が生じることもあるでしょう。

削除したコネクタを再登録するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Management Server(OMS)ホストのコマンド・ウィンドウで、次のemctlコマンドを$ORACLE_HOME/binディレクトリから実行します。

    emctl extract_jar connector <jarfile> <connectorType.xml> <OracleHome>
    

    これを実行すると、.jarファイルが次のフォルダに抽出されます。

    $ORACLE_HOME/sysman/connector/Remedy_Connector/
    

    例:

    emctl extract_jar connector momconnector.jar "Remedy Connector" $ORACLE_HOME
    
  2. 次のemctlコマンドを$ORACLE_HOME/binディレクトリから実行します。

    emctl register_connector connector <connectorType.xml> <server> <port> <database sid> <username> <oracleHome>
    

    例:

    emctl register_connector connector $ORACLE_HOME/sysman/connector/Remedy_Connector/RemedyConnector.xml/host port database_SID username/$ORACLE_HOME
    
  3. 「Remedyコネクタの構成」の手順7を実行します。


注意:

複数のOracle Management Serverがある場合は、それらのいずれかから1回だけコネクタを登録してください。

Remedyトラブル・チケットの作成

トラブル・チケットは、自動または手動で作成できます。次の各項では、両タイプの作成方法について説明します。

トラブル・チケットの自動作成

トラブル・チケットを自動作成するには、次の手順を実行します。

  1. 「あらかじめ用意されているテンプレート」の内容を確認します。

  2. Enterprise Managerアラートの各フィールドとRemedyチケットの各フィールドが目的どおりにマッピングされている、適切なチケット・テンプレートを選択します。

  3. 要件を満たすチケット・テンプレートがない場合は、新たに作成して登録します。

  4. 次の手順で通知ルールを作成します。


    重要:

    この通知ルールに対して複数のチケット・テンプレートを選択しないでください。

    1. Enterprise Managerコンソールで「プリファレンス」をクリックします。

    2. 左ペインの「通知」の下で、「ルール」「作成」の順にクリックします。

    3. 「通知ルールの作成」の「一般」ページで、ルール名、説明、およびルールを適用するターゲットを指定します。

    4. 「通知ルールの作成」の「可用性」ページで、チケット作成の対象となる可用性状態を選択します。

    5. 「通知ルールの作成」の「メトリック」ページで、チケットの作成と更新の対象となるメトリックを選択します。また、それに関連付けられているアラート重大度のうち、どの重大度を対象とするかを選択します。

      アラート重大度の変更時にチケットが更新されるようにするには、更新の対象となるアラート重大度がすべて選択されていることを確認してください。たとえば、「CPU使用率(%)」メトリックでクリティカル・アラートがトリガーされるとチケットがオープンされ、その重大度が警告または消去に変更されるとチケットが更新されるようにするには、通知ルールで、「CPU使用率(%)」メトリックに対しCriticalを選択し、その重大度としてWarningClearを選択します。

    6. 「通知ルールの作成」の「メソッド」ページに表示される「拡張通知メソッド」表(図2-3)から、チケット・テンプレートを選択します。

      この表には、登録済のチケット・テンプレートがJavaコールバック・タイプの通知メソッドとして表示されます(チケット・テンプレート・ファイル名と同じ名前で)。このチケット・テンプレートは、この通知ルールで指定されたすべての可用性アラートとメトリック・アラートに対するチケットのオープンに使用されます。

      これにより、選択したチケット・テンプレートをチケットのオープンに使用できるようになります。


      関連項目:

      『Oracle Enterprise Managerアドバンスト構成』の「通知の構成」

アラートの通知ルールを作成した後には、次の処理が発生します。

  • ルールに合致するメトリック・アラートがトリガーされると、Remedyコネクタに通知が送信されます。通知ルールで設定されたチケット・テンプレートに基づいて、Remedyコネクタがチケットを作成または更新します。

  • Remedyトラブル・チケット・システムで、チケットが作成または更新されます。

  • Enterprise Managerでアラートの注釈が更新されます。つまり、アラートの「メトリック詳細」ページに、チケットが作成または更新されたことを示すコメントと、チケットID、およびチケット・ページのURLが追加されます。

通知されたアラートに対応するアクティブなチケットがすでに存在する場合は、そのチケットが更新されます。図2-4の1つ目の画面は、Remedyコンソールでのチケットの表示です。2つ目の画面は、Enterprise Managerでのアラートの表示です。

図2-3 通知メソッド

周囲のテキストで図2-3を説明しています。

図2-4 Enterprise Managerに表示されるRemedyチケットおよびアラート

周囲のテキストで図2-4を説明しています。
周囲のテキストで図2-4を説明しています。

トラブル・チケットの手動作成

トラブル・チケットを手動作成するには、次の手順を実行します。

  1. メトリック・アラートが発生したら、そのアラートに関連付けられている「メトリック詳細」ページに移動します。このページにアクセスするには、Enterprise Managerコンソールでアラート・メッセージをクリックします(図2-5)。

  2. 「関連リンク」セクションで「チケットの作成/表示」リンクをクリックします。

    そのアラートに対するアクティブなチケットがない場合は、「チケットの作成」ページが表示されます。

  3. チケット・テンプレートを選択して「発行」をクリックします(図2-6)。

    目的のテンプレートが表示されない場合は、emctlコマンドを使用してテンプレートを登録できます。「チケット・テンプレートの登録」を参照してください。

    チケットの作成または更新が正常に行われた場合は、メトリック・アラートの「アラート履歴」表の「最終コメント」列にチケットIDが表示されます。このとき、Webコンソールの設定がすでに構成されていて、かつ有効になっていれば、チケットIDはRemedy Help Deskチケット・ページへのリンクとして表示されます。注釈情報がない場合、チケットの作成は失敗し、ファイルemoms.logにエラー情報が記録されます。


注意:

Remedyコネクタでは、チケットを手動で更新することはできません。チケットの作成後にアラートが変更された場合は、その都度Remedy ARサーバーからチケットを手動更新する必要があります。

図2-5 「メトリック詳細」ページ

周囲のテキストで図2-5を説明しています。

図2-6 「チケットの作成」ページ

周囲のテキストで図2-6を説明しています。

RemedyとEnterprise Managerの間のナビゲート

次の各項では、各コンソール間の切替え方法について説明します。

RemedyからEnterprise Managerへのナビゲート

チケット・ページの「説明」フィールドに表示されているチケット・メッセージ本文から、「アラート詳細」ページへのリンクをクリックします(図2-7)。Enterprise Managerコンソールのログイン・ページが表示されます。Enterprise Managerのユーザー名およびパスワードを入力すると、そのチケットに関連するアラートに転送されます。


注意:

Enterprise Managerユーザー名を入力する際には、少なくとも、アラートが発生したターゲットへのView権限を持つユーザーを指定する必要があります。

URLがリンクなしのテキストとして表示される場合は、Remedyコンソール上でURLを切り取り、ブラウザに貼り付ける必要があります。


図2-7 Remedyコンソールのアラート詳細

周囲のテキストで図2-7を説明しています。

Enterprise ManagerからRemedyへのナビゲート

  1. Enterprise Managerコンソールでアラート・メッセージをクリックして、そのアラートの「メトリック詳細」ページに移動します。

  2. 「アラート履歴」表の「最終コメント」列でチケットIDのリンクを探します。

  3. (見つからない場合)「詳細」列のアイコンをクリックして、アラートのその他の情報を表示します。

  4. 表示されるページの「アラート詳細」表で、チケットIDを探します。

  5. チケットIDのリンクをクリックします。Remedy Webコンソールのログイン・ページに転送されます。

  6. 有効なRemedyアカウントの詳細情報を入力します。

    アラートに関連付けられているチケット・ページが表示されます。


注意:

Remedy Webコンソールを使用しない場合は、「Webコンソールの設定」項で説明したWebコンソールの有効化オプションを選択解除してください。これにより、チケットIDがプレーン・テキストで表示されるようになります。この処理をしない場合、チケットIDは機能しないリンクとして表示されます。

あらかじめ用意されているテンプレート

この項では、Remedyコネクタにあらかじめ用意されているテンプレートについて詳しく説明します。チケット・テンプレートは、Enterprise Managerアラートの各属性と、Remedyチケットの各属性との間のマッピングを指定するものです。

あらかじめ用意されているテンプレートのいずれを使用した場合も、アラートに対してチケットが作成されると、次のアクションが実行されます。

あらかじめ用意されているテンプレートは次のとおりです。

次に示すのは、あらかじめ用意されているテンプレートのうち、ファイル名に接尾辞AutoCloseが付くものです。これらのテンプレートでは、イベントの重大度値がClearになると、チケットのステータスがCloseに設定されます。

次に示すのは、あらかじめ用意されているテンプレートのうち、ファイル名に接尾辞Wlogが付くものです。これらのテンプレートは、Worklogが有効化されたWebサービス用にカスタマイズされています。

更新の場合は、Description(Remedyチケットの説明)が最新のイベント情報に更新されるとともに、作業ログが最新の重大度およびタイムスタンプ情報に更新されます。

チケット・テンプレートの内容

表2-2および表2-3は、Remedy_DefaultCategory_HighPriority_AutoClose.xslを使用した場合のチケットの作成および更新の内容を示しています。この表は、チケット・テンプレートの内容の解釈に役立ちます。表中の*は、その値がリテラル文字列であることを示しています。**は、その属性が該当する場合と該当しない場合があることを示しています。

表2-2 チケットの作成(Remedy_DefaultCategory_HighPriority_AutoClose.xslマッピング)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Case Type


"Incident"*

Category


"Default"*

Description

EMUser: チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー。

TargetType

MetricColumn: メトリックの名前。「CPU使用率(%)」など。

MetricName: メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」になります。

KeyColumn**: 一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります。

KeyValues**: 一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL: アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL。

アラート・コンテキストからの値。

Escalated


空白

Hotlist


空白

Item


"Default"*

Office


空白

Orig Submitter

HDUser

構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Pending


空白

Phone Number


空白

Priority


High*

Region


空白

Request Urgency


High*

Requester Login Name

HDUser

構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Requester Name

HDUser


Site


空白

Source


NMP*(ネットワーク管理プログラム)

Status


New*

Summary

Message


Type


Default*

Work Log


空白

Create Time


空白


表2-3 チケットの更新(Remedy_DefaultCategory_HighPriority_AutoClose.xslマッピング)

チケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Status

Severity

  • 重大度がClearの場合は、チケットのステータスをClosedに設定します。

  • 猶予期間テストが実行済で、アラートが猶予期間内である場合は、チケットのステータスをAssignedに設定してチケットを再オープンします。

Summary

Message、Severity


Case ID

TicketId: チケット発行アクションを処理する前に、コネクタによってアラート・コンテキストに追加されます。Remedy Webサービスが更新対象のチケットを識別するために必要です。



Remedy_DefaultCategory_HighPriority_AutoClose.xslのソース・コードおよび注釈

次のXSLTファイルの内容の解釈には、マッピング表(表2-2)を使用してください。

<?xml version='1.0' encoding='UTF-8'?><xsl:transform version="1.0"
               xmlns:xsl="http://www.w3.org/1999/XSL/Transform"
               xmlns:ns0="http://xmlns.oracle.com/sysman/connector/tt"
               targetNamespace="http://xmlns.oracle.com/sysman/connector/tt"
               elementFormDefault="qualified">
   <!--
  This template creates an incident type ticket with default categorization
  (Category: Default, Type:Default, Item:Default), and high priority. On update,
  the description and message fields are updated, and the ticket is closed if the  associated alert has cleared.
   -->
   <xsl:template match="ns0:EventModel">
    <xsl:choose>
       <!-- Create the ticket if there is no ticket ID. -->
      <xsl:when test="normalize-space(ns0:TicketId) = ''">
        <urn:Create_Helpdesk_Case xmlns:urn="urn:HelpDesk_Submit_Service">
            <!-- EDIT THE TAG VALUES BELOW TO CHANGE HOW A TICKET IS FILLED
                DURING TICKET CREATION. REFER TO THE REMEDY HELPDESK MANUAL
                FOR DESCRIPTION OF THESE HELPDESK SUPPORT DATAFIELDS -->
         <urn:Case_Type>Incident</urn:Case_Type>
          <urn:Category>Default</urn:Category>
          <urn:Department></urn:Department>
          <urn:Description>
              Ticket created by EM Remedy Connector.
              --------------------------------------
              EM User: <xsl:value-of select="ns0:EMUser"/>
               Event Information:
              Target Type: <xsl:value-of select="ns0:TargetType"/>
              Metric Column: <xsl:value-of select="ns0:MetricColumn"/>
              Metric Name: <xsl:value-of select="ns0:MetricName"/>
              <xsl:choose>
              <xsl:when test="normalize-space(ns0:KeyColumn) != ''">
              Key Column: <xsl:value-of select="ns0:KeyColumn"/>
              Key Values: <xsl:value-of select="ns0:KeyValues"/>
              </xsl:when>
              </xsl:choose>
              Severity: <xsl:value-of select="ns0:Severity"/>
              Collection Time: <xsl:value-of select="ns0:CollectionTime"/>
              Target Host: <xsl:value-of select="ns0:TargetHost"/>
              <xsl:choose>
              <xsl:when test="normalize-space(ns0:NotificationRuleName) != ''">
              Notification Rule: <xsl:value-of select="ns0:NotificationRuleName"/>
              </xsl:when>
              </xsl:choose>
              URL: <xsl:value-of select="ns0:EventPageURL"/>
          </urn:Description>
          <urn:Escalated></urn:Escalated>
          <urn:Hotlist></urn:Hotlist>
          <urn:Item>Default</urn:Item>
          <urn:Office></urn:Office>
          <urn:Orig_Submitter>
            <xsl:value-of select="ns0:HDUser"/>
          </urn:Orig_Submitter>
          <urn:Pending></urn:Pending>
          <urn:Phone_Number></urn:Phone_Number>
          <urn:Priority>High</urn:Priority>
          <urn:Region></urn:Region>
          <urn:Request_Urgency>High</urn:Request_Urgency>
          <urn:Requester_Login_Name>
            <xsl:value-of select="ns0:HDUser"/>
          <urn:Requester_Login_Name>
            <xsl:value-of select="ns0:HDUser"/>
          </urn:Requester_Login_Name>
          <urn:Requester_Name>
            <xsl:value-of select="ns0:HDUser"/>
          </urn:Requester_Name>
          <urn:Site></urn:Site>
          <urn:Source>NMP</urn:Source>
          <urn:Status>New</urn:Status>
          <urn:Summary>
            <xsl:value-of select="ns0:Message"/>
          </urn:Summary>
          <urn:Type>Default</urn:Type>
          <urn:WorkLog></urn:WorkLog>
          <urn:Create_Time></urn:Create_Time>
        </urn:Create_Helpdesk_Case>
      </xsl:when>
      <!-- Update the ticket otherwise.. -->
      <xsl:otherwise>
        <urn:SetBy_Case_ID xmlns:urn="urn:HelpDesk_Modify_Service">
         <!--
                           UNCOMMENT THE TAGS YOU WISH TO HAVE MODIFIED WHENEVER THE TICKET IS UPDATED, AND GIVE THEM DESIRED VALUES
            -->
         <!-- <urn:Accounting_Code></urn:Accounting_Code>           -->
         <!--  <urn:Assignee_Login_Name></urn:Assignee_Login_Name>  -->
         <!--  <urn:Case_Type></urn:Case_Type>                      -->
         <!--  <urn:Category></urn:Category>                        -->
         <!--  <urn:Department></urn:Department>                    -->
          <!--  <urn:Description></urn:Description>                           -->
          <!-- <urn:Escalated></urn:Escalated>                      -->
          <!-- <urn:Hotlist></urn:Hotlist>                          -->
          <!-- <urn:Item></urn:Item>                                -->
          <!-- <urn:Office></urn:Office>                            -->
          <!-- <urn:Pending></urn:Pending>                          -->
          <!-- <urn:Phone_Number></urn:Phone_Number>               -->
          <!-- <urn:Priority></urn:Priority>                        -->
          <!-- <urn:Region></urn:Region>                            -->
          <!-- <urn:Request_Urgency></urn:Request_Urgency>          -->
          <!-- <urn:Requester_Login></urn:Requester_Login>          -->
          <!-- <urn:Requester_Name></urn:Requester_Name>            -->
          <!-- <urn:Site></urn:Site>                                -->
          <!-- <urn:Solution_Description></urn:Solution_Description>-->
          <!-- <urn:Solution_Summary></urn:Solution_Summary>        -->
          <!-- <urn:Source></urn:Source>                            -->
          <xsl:choose>
            <xsl:when test="ns0:Severity = 'Clear'">
              <urn:Status>Closed</urn:Status>
            </xsl:when>
            <xsl:when test="ns0:GracePeriodCheckMade = 'Yes'">
              <urn:Status>Assigned</urn:Status>
            </xsl:when>
          </xsl:choose>
          <!-- <urn:Submitted_By></urn:Submitted_By>
                -->          <urn:Summary>
            <xsl:value-of select="ns0:Message"/> Severity:<xsl:value-of select="ns0:Severity"/>
          </urn:Summary>
          <!-- <urn:Type></urn:Type>
                                -->          <urn:Case_ID>
            <xsl:value-of select="ns0:TicketId"/>
          </urn:Case_ID>
         </urn:SetBy_Case_ID>
      </xsl:otherwise>
    </xsl:choose>
  </xsl:template>
</xsl:transform>

フィールドのマッピング

この項の各表では、Remedyコネクタにあらかじめ用意されている各テンプレートについて、フィールド間のマッピングを示します。

Remedy_DefaultCategory_LowPriority.xsl

表中の*は、その値がリテラル文字列であることを示しています。**は、その属性が該当する場合と該当しない場合があることを示しています。

表2-4 チケットの作成(Remedy_DefaultCategory_LowPriority.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Case Type


"Incident"*

Category


"Default"*

Description

EMUser: チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEnterprise Managerログイン・ユーザー。

TargetType

MetricColumn: メトリックの名前。「CPU使用率(%)」など。

MetricName: メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」になります。

KeyColumn**: 一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります。

KeyValues**: 一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL: アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL。

アラート・コンテキストからの値。

Escalated


空白

Hotlist


空白

Item


"Default"*

Office


空白

Orig Submitter

HDUser

構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Pending


空白

Phone Number


空白

Priority


Low

Region


空白

Request Urgency


Low

Requester Login Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Requester Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Site


空白

Source


NMP*(ネットワーク管理プログラム)

Status


New*

Summary

Message

コンテキスト内のアラート・メッセージ。

Type


Default*

Work Log


空白

Create Time


空白


表2-5 チケットの更新(Remedy_DefaultCategory_LowPriority.xsl)

チケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Status

Severity

猶予期間テストが実行済で、アラートが猶予期間内である場合は、チケットのステータスをAssignedに設定してチケットを再オープンするか、ステータスをそのままにしておきます。

Summary

Message、Severity

コンテキスト内のアラート・メッセージおよび追加された重大度。

Case ID

TicketId: チケット発行アクションを処理する前に、コネクタによってアラート・コンテキストに追加されます。Remedy Webサービスが更新対象のチケットを識別するために必要です。



Remedy_DefaultCategory_MediumPriority.xsl

表中の*は、その値がリテラル文字列であることを示しています。**は、その属性が該当する場合と該当しない場合があることを示しています。

表2-6 チケットの作成(Remedy_DefaultCategory_MediumPriority.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Case Type


"Incident"*

Category


"Default"*

Description

EMUser: チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEnterprise Managerログイン・ユーザー。

TargetType

MetricColumn: メトリックの名前。「CPU使用率(%)」など。

MetricName: メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」。

KeyColumn**: 一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります。

KeyValues**: 一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL: アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL。

アラート・コンテキストからの値。

Escalated


空白

Hotlist


空白

Item


"Default"*

Office


空白

Orig Submitter

HDUser

構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Pending


空白

Phone Number


空白

Priority


Medium

Region


空白

Request Urgency


Medium

Requester Login Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Requester Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Site


空白

Source


NMP*(ネットワーク管理プログラム)

Status


New*

Summary

Message

コンテキスト内のアラート・メッセージ。

Type


Default*

Work Log


空白

Create Time


空白


表2-7 チケットの更新(Remedy_DefaultCategory_MediumPriority.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Status

Severity

猶予期間テストが実行済で、アラートが猶予期間内である場合は、チケットのステータスをAssignedに設定してチケットを再オープンするか、ステータスをそのままにしておきます。

Summary

Message、Severity

コンテキスト内のアラート・メッセージおよび追加された重大度。

Case ID

TicketId: チケット発行アクションを処理する前に、コネクタによってアラート・コンテキストに追加されます。Remedy Webサービスが更新対象のチケットを識別するために必要です。



Remedy_DefaultCaterogry_HighPriority.xsl

表中の*は、その値がリテラル文字列であることを示しています。**は、その属性が該当する場合と該当しない場合があることを示しています。

表2-8 チケットの作成(Remedy_DefaultCaterogry_HighPriority.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Case Type


"Incident"*

Category


"Default"*

Description

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

MetricColumn(メトリックの名前、「CPU使用率(%)」など)

MetricName(メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」)

KeyColumn**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります)。

KeyValues**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります)。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL(アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL)

アラート・コンテキストからの値。

Escalated


空白

Hotlist


空白

Item


"Default"*

Office


空白

Orig Submitter

HDUser

構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Pending


空白

Phone Number


空白

Priority


High

Region


空白

Request Urgency


High

Requester Login Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Requester Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Site


空白

Source


NMP*(ネットワーク管理プログラム)

Status


New*

Summary

Message

コンテキスト内のアラート・メッセージ

Type


Default*

Work Log


空白

Create Time


空白


表2-9 チケットの更新(Remedy_DefaultCaterogry_HighPriority.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Status

Severity

猶予期間テストが実行済で、アラートが猶予期間内である場合は、チケットのステータスをAssignedに設定してチケットを再オープンするか、ステータスをそのままにしておきます。

Summary

Message、Severity

コンテキスト内のアラート・メッセージおよび追加された重大度。

Case ID

TicketId(チケット発行アクションを処理する前に、コネクタによってアラート・コンテキストに追加されます。Remedy Webサービスが更新対象のチケットを識別するために必要です)。



Remedy_DefaultCaterogry_UrgentPriority.xsl

表中の*は、その値がリテラル文字列であることを示しています。**は、その属性が該当する場合と該当しない場合があることを示しています。

表2-10 チケットの作成(Remedy_DefaultCaterogry_UrgentPriority.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Case Type


"Incident"*

Category


"Default"*

Description

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

MetricColumn(メトリックの名前、「CPU使用率(%)」など)

MetricName(メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」)

KeyColumn**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります)。

KeyValues**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります)。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL(アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL)

アラート・コンテキストからの値。

Escalated


空白

Hotlist


空白

Item


"Default"*

Office


空白

Orig Submitter

HDUser

構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Pending


空白

Phone Number


空白

Priority


Urgent

Region


空白

Request Urgency


Urgent

Requester Login Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Requester Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Site


空白

Source


NMP*(ネットワーク管理プログラム)

Status


New*

Summary

Message

コンテキスト内のアラート・メッセージ

Type


Default*

Work Log


空白

Create Time


空白


表2-11 チケットの更新(Remedy_DefaultCaterogry_UrgentPriority.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Status

Severity

猶予期間テストが実行済で、アラートが猶予期間内である場合は、チケットのステータスをAssignedに設定してチケットを再オープンするか、ステータスをそのままにしておきます。

Summary

Message、Severity

コンテキスト内のアラート・メッセージおよび追加された重大度。

Case ID

TicketId(チケット発行アクションを処理する前に、コネクタによってアラート・コンテキストに追加されます。Remedy Webサービスが更新対象のチケットを識別するために必要です)。



次に示すのは、ファイル名に接尾辞AutoCloseが付くテンプレートです。これらのテンプレートでは、イベントの重大度値がClearになると、チケットのステータスがCloseに設定されます。

Remedy_DefaultCaterogry_LowPriority_AutoClose.xsl

表中の*は、その値がリテラル文字列であることを示しています。**は、その属性が該当する場合と該当しない場合があることを示しています。

表2-12 チケットの作成(Remedy_DefaultCaterogry_LowPriority_AutoClose.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Case Type


"Incident"*

Category


"Default"*

Description

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

MetricColumn(メトリックの名前、「CPU使用率(%)」など)

MetricName(メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」)

KeyColumn**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります)。

KeyValues**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります)。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL(アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL)

アラート・コンテキストからの値。

Escalated


空白

Hotlist


空白

Item


"Default"*

Office


空白

Orig Submitter

HDUser

構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Pending


空白

Phone Number


空白

Priority


Low

Region


空白

Request Urgency


Low

Requester Login Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Requester Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Site


空白

Source


NMP*(ネットワーク管理プログラム)

Status


New*

Summary

Message

コンテキスト内のアラート・メッセージ

Type


Default*

Work Log


空白

Create Time


空白


表2-13 チケットの更新(Remedy_DefaultCaterogry_LowPriority_AutoClose.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Status

Severity

  • 重大度がClearの場合は、チケットのステータスをClosedに設定します。

  • 猶予期間テストが実行済で、アラートが猶予期間内である場合は、チケットのステータスをAssignedに設定してチケットを再オープンするか、ステータスをそのままにしておきます。

Summary

Message、Severity

コンテキスト内のアラート・メッセージおよび追加された重大度。

Case ID

TicketId(チケット発行アクションを処理する前に、コネクタによってアラート・コンテキストに追加されます。Remedy Webサービスが更新対象のチケットを識別するために必要です)。



Remedy_DefaultCaterogry_MediumPriority_AutoClose.xsl

表中の*は、その値がリテラル文字列であることを示しています。**は、その属性が該当する場合と該当しない場合があることを示しています。

表2-14 チケットの作成(Remedy_DefaultCaterogry_MediumPriority_AutoClose.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Case Type


"Incident"*

Category


"Default"*

Description

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

MetricColumn(メトリックの名前、「CPU使用率(%)」など)

MetricName(メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」)

KeyColumn**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります)。

KeyValues**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります)。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL(アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL)

アラート・コンテキストからの値。

Escalated


空白

Hotlist


空白

Item


"Default"*

Office


空白

Orig Submitter

HDUser

構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Pending


空白

Phone Number


空白

Priority


Medium

Region


空白

Request Urgency


Medium

Requester Login Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Requester Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Site


空白

Source


NMP*(ネットワーク管理プログラム)

Status


New*

Summary

Message

コンテキスト内のアラート・メッセージ

Type


Default*

Work Log


空白

Create Time


空白


表2-15 チケットの更新(Remedy_DefaultCaterogry_MediumPriority_AutoClose.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Status

Severity

  • 重大度がClearの場合は、チケットのステータスをClosedに設定します。

  • 猶予期間テストが実行済で、アラートが猶予期間内である場合は、チケットのステータスをAssignedに設定してチケットを再オープンするか、ステータスをそのままにしておきます。

Summary

Message、Severity

コンテキスト内のアラート・メッセージおよび追加された重大度。

Case ID

TicketId(チケット発行アクションを処理する前に、コネクタによってアラート・コンテキストに追加されます。Remedy Webサービスが更新対象のチケットを識別するために必要です)。



Remedy_DefaultCaterogry_HighPriority_AutoClose.xsl

表中の*は、その値がリテラル文字列であることを示しています。**は、その属性が該当する場合と該当しない場合があることを示しています。

表2-16 チケットの作成(Remedy_DefaultCaterogry_HighPriority_AutoClose.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Case Type


"Incident"*

Category


"Default"*

Description

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

MetricColumn(メトリックの名前、「CPU使用率(%)」など)

MetricName(メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」)

KeyColumn**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります)。

KeyValues**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります)。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL(アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL)

アラート・コンテキストからの値。

Escalated


空白

Hotlist


空白

Item


"Default"*

Office


空白

Orig Submitter

HDUser

構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Pending


空白

Phone Number


空白

Priority


High

Region


空白

Request Urgency


High

Requester Login Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Requester Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Site


空白

Source


NMP*(ネットワーク管理プログラム)

Status


New*

Summary

Message

コンテキスト内のアラート・メッセージ

Type


Default*

Work Log


空白

Create Time


空白


表2-17 チケットの更新(Remedy_DefaultCaterogry_HighPriority_AutoClose.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Status

Severity

  • 重大度がClearの場合は、チケットのステータスをClosedに設定します。

  • 猶予期間テストが実行済で、アラートが猶予期間内である場合は、チケットのステータスをAssignedに設定してチケットを再オープンするか、ステータスをそのままにしておきます。

Summary

Message、Severity

コンテキスト内のアラート・メッセージおよび追加された重大度。

Case ID

TicketId(チケット発行アクションを処理する前に、コネクタによってアラート・コンテキストに追加されます。Remedy Webサービスが更新対象のチケットを識別するために必要です)。



Remedy_DefaultCategory_UrgentPriority_AutoClose.xsl

表中の*は、その値がリテラル文字列であることを示しています。**は、その属性が該当する場合と該当しない場合があることを示しています。

表2-18 チケットの作成(Remedy_DefaultCategory_UrgentPriority_AutoClose.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Case Type


"Incident"*

Category


"Default"*

Description

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

MetricColumn(メトリックの名前、「CPU使用率(%)」など)

MetricName(メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」)

KeyColumn**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります)。

KeyValues**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります)。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL(アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL)

アラート・コンテキストからの値。

Escalated


空白

Hotlist


空白

Item


"Default"*

Office


空白

Orig Submitter

HDUser

構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Pending


空白

Phone Number


空白

Priority


Urgent

Region


空白

Request Urgency


Urgent

Requester Login Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Requester Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Site


空白

Source


NMP*(ネットワーク管理プログラム)

Status


New*

Summary

Message

コンテキスト内のアラート・メッセージ

Type


Default*

Work Log


空白

Create Time


空白


表2-19 チケットの更新(Remedy_DefaultCategory_UrgentPriority_AutoClose.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Status

Severity

  • 重大度がClearの場合は、チケットのステータスをClosedに設定します。

  • 猶予期間テストが実行済で、アラートが猶予期間内である場合は、チケットのステータスをAssignedに設定してチケットを再オープンするか、ステータスをそのままにしておきます。

Summary

Message、Severity

コンテキスト内のアラート・メッセージおよび追加された重大度。

Case ID

TicketId(チケット発行アクションを処理する前に、コネクタによってアラート・コンテキストに追加されます。Remedy Webサービスが更新対象のチケットを識別するために必要です)。



次に示すのは、ファイル名に接尾辞Wlogが付くテンプレートです。これらのテンプレートは、Worklog Web_service用にカスタマイズされています。

更新の場合は、Description(Remedyチケットの説明)が最新のイベント情報に更新されるとともに、作業ログが最新の重大度およびタイムスタンプ情報に更新されます。

Remedy_DefaultCategory_LowPriority_w_Wlog.xsl

表中の*は、その値がリテラル文字列であることを示しています。**は、その属性が該当する場合と該当しない場合があることを示しています。

表2-20 チケットの作成(Remedy_DefaultCaterogry_LowPriority_w_Wlog.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Case Type


"Incident"*

Category


"Default"*

Description

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

MetricColumn(メトリックの名前、「CPU使用率(%)」など)

MetricName(メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」)

KeyColumn**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります)。

KeyValues**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります)。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL(アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL)

アラート・コンテキストからの値。

Escalated


空白

Hotlist


空白

Item


"Default"*

Office


空白

Orig Submitter

HDUser

構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Pending


空白

Phone Number


空白

Priority


Urgent

Region


空白

Request Urgency


Urgent

UrgentRequester Login Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Requester Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Site


空白

Source


NMP*(ネットワーク管理プログラム)

Status


New*

Summary

Message

コンテキスト内のアラート・メッセージ

Type


Default*

Work Log

Severity、CollectionTime

コンテキスト内のアラート重要度および収集時間。

Create Time


空白


表2-21 チケットの更新(Remedy_DefaultCaterogry_LowPriority_w_Wlog.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Description

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

MetricColumn(メトリックの名前、「CPU使用率(%)」など)

MetricName(メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」)

KeyColumn**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります)。

KeyValues**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります)。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL(アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL)

コンテキスト内のアラートの値

Status

Severity

猶予期間テストが実行済で、アラートが猶予期間内である場合は、チケットのステータスをAssignedに設定してチケットを再オープンするか、ステータスをそのままにしておきます。

Worklog

Severity、CollectionTime

コンテキスト内の値

Case ID

TicketId(チケット発行アクションを処理する前に、コネクタによってアラート・コンテキストに追加されます。Remedy Webサービスが更新対象のチケットを識別するために必要です)。



Remedy_DefaultCategory_MediumPriority_w_Wlog.xsl

表中の*は、その値がリテラル文字列であることを示しています。**は、その属性が該当する場合と該当しない場合があることを示しています。

表2-22 チケットの作成(Remedy_DefaultCategory_MediumPriority_w_Wlog.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Case Type


"Incident"*

Category


"Default"*

Description

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

MetricColumn(メトリックの名前、「CPU使用率(%)」など)

MetricName(メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」)

KeyColumn**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります)。

KeyValues**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります)。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL(アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL)

アラート・コンテキストからの値。

Escalated


空白

Hotlist


空白

Item


"Default"*

Office


空白

Orig Submitter

HDUser

構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Pending


空白

Phone Number


空白

Priority


Medium

Region


空白

Request Urgency


Medium

UrgentRequester Login Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Requester Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Site


空白

Source


NMP*(ネットワーク管理プログラム)

Status


New*

Summary

Message

コンテキスト内のアラート・メッセージ

Type


Default*

Work Log

Severity、CollectionTime

コンテキスト内のアラート重要度および収集時間。

Create Time


空白


表2-23 チケットの更新(Remedy_DefaultCategory_MediumPriority_w_Wlog.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Description

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

MetricColumn(メトリックの名前、「CPU使用率(%)」など)

MetricName(メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」)

KeyColumn**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります)。

KeyValues**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります)。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL(アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL)

コンテキスト内のアラートの値

Status

Severity

猶予期間テストが実行済で、アラートが猶予期間内である場合は、チケットのステータスをAssignedに設定してチケットを再オープンするか、ステータスをそのままにしておきます。

Worklog

Severity、CollectionTime

コンテキスト内の値

Case ID

TicketId(チケット発行アクションを処理する前に、コネクタによってアラート・コンテキストに追加されます。Remedy Webサービスが更新対象のチケットを識別するために必要です)。



Remedy_DefaultCategory_HighPriority_w_Wlog.xsl

表中の*は、その値がリテラル文字列であることを示しています。**は、その属性が該当する場合と該当しない場合があることを示しています。

表2-24 チケットの作成(Remedy_DefaultCategory_HighPriority_w_Wlog.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Case Type


"Incident"*

Category


"Default"*

Description

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

MetricColumn(メトリックの名前、「CPU使用率(%)」など)

MetricName(メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」)

KeyColumn**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります)。

KeyValues**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります)。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL(アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL)

アラート・コンテキストからの値。

Escalated


空白

Hotlist


空白

Item


"Default"*

Office


空白

Orig Submitter

HDUser

構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Pending


空白

Phone Number


空白

Priority


High

Region


空白

Request Urgency


High

UrgentRequester Login Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Requester Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Site


空白

Source


NMP*(ネットワーク管理プログラム)

Status


New*

Summary

Message

コンテキスト内のアラート・メッセージ

Type


Default*

Work Log

Severity、CollectionTime

コンテキスト内のアラート重要度および収集時間。

Create Time


空白


表2-25 チケットの更新(Remedy_DefaultCategory_HighPriority_w_Wlog.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Description

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

MetricColumn(メトリックの名前、「CPU使用率(%)」など)

MetricName(メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」)

KeyColumn**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります)。

KeyValues**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります)。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL(アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL)

コンテキスト内のアラートの値

Status

Severity

猶予期間テストが実行済で、アラートが猶予期間内である場合は、チケットのステータスをAssignedに設定してチケットを再オープンするか、ステータスをそのままにしておきます。

Worklog

Severity、CollectionTime

コンテキスト内の値

Case ID

TicketId(チケット発行アクションを処理する前に、コネクタによってアラート・コンテキストに追加されます。Remedy Webサービスが更新対象のチケットを識別するために必要です)。



Remedy_DefaultCategory_UrgentPriority_w_Wlog.xsl

表中の*は、その値がリテラル文字列であることを示しています。**は、その属性が該当する場合と該当しない場合があることを示しています。

表2-26 チケットの作成(Remedy_DefaultCategory_UrgentPriority_w_Wlog.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Case Type


"Incident"*

Category


"Default"*

Description

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

MetricColumn(メトリックの名前、「CPU使用率(%)」など)

MetricName(メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」)

KeyColumn**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります)。

KeyValues**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります)。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL(アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL)

アラート・コンテキストからの値。

Escalated


空白

Hotlist


空白

Item


"Default"*

Office


空白

Orig Submitter

HDUser

構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Pending


空白

Phone Number


空白

Priority


Urgent

Region


空白

Request Urgency


Urgent

UrgentRequester Login Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Requester Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Site


空白

Source


NMP*(ネットワーク管理プログラム)

Status


New*

Summary

Message

コンテキスト内のアラート・メッセージ


Default*


Type



Work Log

Severity、CollectionTime

コンテキスト内のアラート重要度および収集時間。

Create Time


空白


表2-27 チケットの更新(Remedy_DefaultCategory_UrgentPriority_w_Wlog.xsl)

Remedyチケット属性 アラート属性

Description

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

MetricColumn(メトリックの名前、「CPU使用率(%)」など)

MetricName(メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」)

KeyColumn**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります)。

KeyValues**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります)。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL(アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL)

コンテキスト内のアラートの値

Status

Severity

猶予期間テストが実行済で、アラートが猶予期間内である場合は、チケットのステータスをAssignedに設定してチケットを再オープンするか、ステータスをそのままにしておきます。

Worklog

Severity、CollectionTime

コンテキスト内の値

Case ID

TicketId(チケット発行アクションを処理する前に、コネクタによってアラート・コンテキストに追加されます。Remedy Webサービスが更新対象のチケットを識別するために必要です)。



Remedy_DefaultCategory_LowPriority_AutoClose_w_Wlog.xsl

表中の*は、その値がリテラル文字列であることを示しています。**は、その属性が該当する場合と該当しない場合があることを示しています。

表2-28 チケットの作成(Remedy_DefaultCategory_LowPriority_AutoClose_w_Wlog.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Case Type


"Incident"*

Category


"Default"*

Description

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

MetricColumn(メトリックの名前、「CPU使用率(%)」など)

MetricName(メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」)

KeyColumn**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります)。

KeyValues**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります)。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL(アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL)

アラート・コンテキストからの値。

Escalated


空白

Hotlist


空白

Item


"Default"*

Office


空白

Orig Submitter

HDUser

構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Pending


空白

Phone Number


空白

Priority


Low

Region


空白

Request Urgency


Low

UrgentRequester Login Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Requester Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Site


空白

Source


NMP*(ネットワーク管理プログラム)

Status


New*

Summary

Message

コンテキスト内のアラート・メッセージ

Type


Default*

Work Log

Severity、CollectionTime

コンテキスト内のアラート重要度および収集時間。

Create Time


空白


表2-29 チケットの更新(Remedy_DefaultCategory_LowPriority_AutoClose_w_Wlog.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Description

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

MetricColumn(メトリックの名前、「CPU使用率(%)」など)

MetricName(メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」)

KeyColumn**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります)。

KeyValues**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります)。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL(アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL)

コンテキスト内のアラートの値

Status

Severity

  • 重大度がClearの場合は、チケットのステータスをClosedに設定します。

  • 猶予期間テストが実行済で、アラートが猶予期間内である場合は、チケットのステータスをAssignedに設定してチケットを再オープンするか、ステータスをそのままにしておきます。

Worklog

Severity、CollectionTime

コンテキスト内の値

Case ID

TicketId(チケット発行アクションを処理する前に、コネクタによってアラート・コンテキストに追加されます。Remedy Webサービスが更新対象のチケットを識別するために必要です)。



Remedy_DefaultCategory_MediumPriority_AutoClose_w_Wlog.xsl

表中の*は、その値がリテラル文字列であることを示しています。**は、その属性が該当する場合と該当しない場合があることを示しています。

表2-30 チケットの作成(Remedy_DefaultCategory_MediumPriority_AutoClose_w_Wlog.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Case Type


"Incident"*

Category


"Default"*

Description

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

MetricColumn(メトリックの名前、「CPU使用率(%)」など)

MetricName(メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」)

KeyColumn**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります)。

KeyValues**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります)。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL(アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL)

アラート・コンテキストからの値。

Escalated


空白

Hotlist


空白

Item


"Default"*

Office


空白

Orig Submitter

HDUser

構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Pending


空白

Phone Number


空白

Priority


Medium

Region


空白

Request Urgency


Medium

UrgentRequester Login Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Requester Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Site


空白

Source


NMP*(ネットワーク管理プログラム)

Status


New*

Summary

Message

コンテキスト内のアラート・メッセージ

Type


Default*

Work Log

Severity、CollectionTime

コンテキスト内のアラート重要度および収集時間。

Create Time


空白


表2-31 チケットの更新(Remedy_DefaultCategory_MediumPriority_AutoClose_w_Wlog.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Description

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

MetricColumn(メトリックの名前、「CPU使用率(%)」など)

MetricName(メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」)

KeyColumn**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります)。

KeyValues**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります)。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL(アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL)

コンテキスト内のアラートの値

Status

Severity

  • 重大度がClearの場合は、チケットのステータスをClosedに設定します。

  • 猶予期間テストが実行済で、アラートが猶予期間内である場合は、チケットのステータスをAssignedに設定してチケットを再オープンするか、ステータスをそのままにしておきます。

Worklog

Severity、CollectionTime

コンテキスト内の値

Case ID

TicketId(チケット発行アクションを処理する前に、コネクタによってアラート・コンテキストに追加されます。Remedy Webサービスが更新対象のチケットを識別するために必要です)。



Remedy_DefaultCategory_HighPriority_AutoClose_w_Wlog.xsl

表中の*は、その値がリテラル文字列であることを示しています。**は、その属性が該当する場合と該当しない場合があることを示しています。

表2-32 チケットの作成(Remedy_DefaultCategory_HighPriority_AutoClose_w_Wlog.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Case Type


"Incident"*

Category


"Default"*

Description

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

MetricColumn(メトリックの名前、「CPU使用率(%)」など)

MetricName(メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」)

KeyColumn**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります)。

KeyValues**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります)。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL(アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL)

アラート・コンテキストからの値。

Escalated


空白

Hotlist


空白

Item


"Default"*

Office


空白

Orig Submitter

HDUser

構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Pending


空白

Phone Number


空白

Priority


High

Region


空白

Request Urgency


High

UrgentRequester Login Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Requester Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Site


空白

Source


NMP*(ネットワーク管理プログラム)

Status


New*

Summary

Message

コンテキスト内のアラート・メッセージ

Type


Default*

Work Log

Severity、CollectionTime

コンテキスト内のアラート重要度および収集時間。

Create Time


空白


表2-33 チケットの更新(Remedy_DefaultCategory_HighPriority_AutoClose_w_Wlog.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Description

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

MetricColumn(メトリックの名前、「CPU使用率(%)」など)

MetricName(メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」)

KeyColumn**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります)。

KeyValues**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります)。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL(アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL)

コンテキスト内のアラートの値

Status

Severity

  • 重大度がClearの場合は、チケットのステータスをClosedに設定します。

  • 猶予期間テストが実行済で、アラートが猶予期間内である場合は、チケットのステータスをAssignedに設定してチケットを再オープンするか、ステータスをそのままにしておきます。

Worklog

Severity、CollectionTime

コンテキスト内の値

Case ID

TicketId(チケット発行アクションを処理する前に、コネクタによってアラート・コンテキストに追加されます。Remedy Webサービスが更新対象のチケットを識別するために必要です)。



Remedy_DefaultCategory_UrgentPriority_AutoClose_w_Wlog.xsl

表中の*は、その値がリテラル文字列であることを示しています。**は、その属性が該当する場合と該当しない場合があることを示しています。

表2-34 チケットの作成(Remedy_DefaultCategory_UrgentPriority_AutoClose_w_Wlog.xsl)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Case Type


"Incident"*

Category


"Default"*

Description

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

MetricColumn(メトリックの名前、「CPU使用率(%)」など)

MetricName(メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」)

KeyColumn**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります)。

KeyValues**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります)。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL(アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL)

アラート・コンテキストからの値。

Escalated


空白

Hotlist


空白

Item


"Default"*

Office


空白

Orig Submitter

HDUser

構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Pending


空白

Phone Number


空白

Priority


Urgent

Region


空白

Request Urgency


Urgent

UrgentRequester Login Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Requester Name

HDUser

接続設定の構成時に「Remedyユーザー名」フィールドで指定されたユーザー名。

Site


空白

Source


NMP*(ネットワーク管理プログラム)

Status


New*

Summary

Message

コンテキスト内のアラート・メッセージ

Type


Default*

Work Log

Severity、CollectionTime

コンテキスト内のアラート重要度および収集時間。

Create Time


空白


表2-35 チケットの更新(Remedy_DefaultCategory_UrgentPriority_AutoClose)

Remedyチケット属性 Enterprise Managerアラート属性

Description

EMUser(チケットの自動発行によってチケットが作成された場合の通知ルール所有者、およびチケットの手動発行によってチケットが作成された場合のEMログイン・ユーザー)

TargetType

MetricColumn(メトリックの名前、「CPU使用率(%)」など)

MetricName(メトリックのカテゴリ。「CPU使用率(%)」メトリックの場合は「負荷」)

KeyColumn**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります)。

KeyValues**(一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesはUSERSになります)。

Severity

CollectionTime

TargetHost

NotificationRuleName

EventPageURL(アラート・コンテキストのメトリック詳細ページへのURL)

コンテキスト内のアラートの値

Status

Severity

  • 重大度がClearの場合は、チケットのステータスをClosedに設定します。

  • 猶予期間テストが実行済で、アラートが猶予期間内である場合は、チケットのステータスをAssignedに設定してチケットを再オープンするか、ステータスをそのままにしておきます。

Worklog

Severity、CollectionTime

コンテキスト内の値

Case ID

TicketId(チケット発行アクションを処理する前に、コネクタによってアラート・コンテキストに追加されます。Remedy Webサービスが更新対象のチケットを識別するために必要です)。



チケット・テンプレートのカスタマイズ

あらかじめ用意されているチケット・テンプレートで要件を満たせない場合は、テンプレートを変更できます。変更するには、既存のテンプレートのいずれかを基本テンプレートとして使用することをお薦めします。そのチケット・テンプレートを新しいファイルにコピーし、変更を加えた後、新しいチケット・テンプレートとして登録してください。

ほとんどの場合、チケット・テンプレートを変更するときには、マッピングのみを変更します。この点について、例をあげて説明します。

例2-2 MyCategoryへのカテゴリのマーク付け

カテゴリをMyCategoryとしてマーク付けするテンプレートを作成するには、テンプレートの次の属性を変更します。

<urn:Category>MyCategory</urn:Category>

例2-3 メッセージ・タイプの変更

アラート・メッセージを、メッセージと重大度の両方ではなくチケット・サマリーとしてのみ表示するには、次の属性を変更します。

<urn:Summary><xsl:value-of select="ns0:Message"/></urn:Summary>

テンプレートは細かくカスタマイズできます。複雑な変更は、XSLTに習熟したユーザーのみが行うことをお薦めします。

通知ルールは、アラートに適切なチケット・テンプレートを関連付けるためのフィルタとして使用できます。チケット・テンプレートは、必要な数だけ使用できますが、1つの通知ルールに関連付けられるチケット・テンプレートは1つのみです。

新規テンプレートの定義

あらかじめ用意されているテンプレートはHPD:HelpDeskフォームに基づいています。HPD:HelpDeskフォームに基づくチケット・テンプレートを新たに追加する場合は、「チケット・テンプレートのカスタマイズ」の内容が適用されます。

ただし、カスタムRemedyフォーム(HPD:CustomHelpDeskなど)を使用する場合は、新しいチケット・テンプレートを定義する必要があります。

Enterprise Manager属性

表2-36に示すのは、Enterprise Managerのフィールドのうち、デフォルトのRemedy Help Desk Webサービスを使用する場合にマップできるフィールドです。

表2-36 Enterprise Manager属性

データ・フィールド 説明

EMUser

  • チケットを自動発行した場合は、通知ルールの所有者です。

  • チケットを手動発行した場合は、チケット作成をトリガーしたコンソール・ユーザーです。

HDUser

コネクタに登録済のヘルプ・デスク・ユーザー。WS認証用に指定されたユーザー名と同じです。

TicketID

現在のアラートに関連付けられているチケットを識別します(チケット作成後に使用可能)。

ConnectorID

イベントの処理、およびチケットの作成またはチケットの更新の発行を行ったコネクタを識別します。これはRemedyコネクタのIDです。

TargetType

アラートが関連付けられているターゲットのタイプ(hostなど)。

TargetName

アラートが関連付けられているターゲットの名前。Database1stadc40.us.oracle.comなど。

MetricColumn

アラートをトリガーしたメトリックの名前。「CPU使用率(%)」など。

MetricName

メトリックのカテゴリ。メモリー使用率アラートの負荷など。

KeyColumn

一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyColumnは監視されるオブジェクトのタイプを表します。たとえば表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックの場合、KeyColumnは「表領域名」になります。

KeyValues

キー値に基づくアラートに関連付けられているキー値。

一連のオブジェクトを監視するメトリックの場合、KeyValuesは重大度をトリガーした特定のオブジェクトを表します。たとえば、表領域オブジェクトを監視する「表領域使用率(%)」メトリックでは、重大度が警告またはクリティカルのときにUSERS表領域がトリガーされる場合、KeyValuesは「USERS」になります。

Message

アラートの説明。例: CPU使用率100%、警告(80)またはクリティカル(95)のしきい値を超えています。

Severity

アラートの重大度: criticalwarningclearまたはdown

CollectionTime

アラート発生時のタイムスタンプ。

EventPageURL

アラートのアラート詳細ページへのURL。

NotificationRuleName

チケットの自動発行時に通知を生成した通知ルールの名前。

TargetTimezone

アラートに関連付けられているターゲットのタイムゾーン。

GracePeriodCheckMade

Yesは、最後の更新または作成の後にアラートが消去されたが、まだ構成された猶予期間内であることを示します。

TargetHost

アラートを生成したターゲットをホストするサーバーの名前。


次のXMLスキーマは、前述の属性を含むモデルを表しています。

例2-4 属性のXMLスキーマ

<?xml version="1.0" encoding="US-ASCII" ?><xsd:schema xmlns:xsd="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"
            xmlns="http://xmlns.oracle.com/sysman/connector/tt"
            targetNamespace="http://xmlns.oracle.com/sysman/connector/tt"
            elementFormDefault="qualified">  <xsd:element name= "EventModel" type="EMEventModel"/>
  <xsd:complexType name="EMEventModel">
              <xsd:sequence>
      <xsd:element name="TicketId" type="xsd:string" minOccurs="0" maxOccurs="1" />
      <xsd:element name="ConnectorId" type="xsd:string" minOccurs="1" maxOccurs="1" />
      <xsd:element name="EventId" type="EventIdType" minOccurs="1" maxOccurs="1" />
      <xsd:element name="TargetType" type="xsd:string" minOccurs="1" maxOccurs="1" />
  <xsd:element name="TargetName" type="xsd:string" minOccurs="1" maxOccurs="1" />
  <xsd:element name="MetricColumn" type="xsd:string" minOccurs="1" maxOccurs="1" />
        <xsd:element name="MetricName" type="xsd:string" minOccurs="1" maxOccurs="1" />
  <xsd:element name="KeyColumn" type="xsd:string" minOccurs="0" maxOccurs="1" />
   <xsd:element name="KeyValues" type="xsd:string" minOccurs="0" maxOccurs="unbounded" />
   <xsd:element name="Message" type="xsd:string" minOccurs="1" maxOccurs="1" />
     <xsd:element name="Severity" type="SeverityType" minOccurs="1" maxOccurs="1" />
  <xsd:element name="SeverityCode" type="SeverityCodeType" minOccurs="1" maxOccurs="1" />
  <xsd:element name="CollectionTime" type="xsd:dateTime" minOccurs="1" maxOccurs="1" />
    <xsd:element name="EventPageURL" type="xsd:string" minOccurs="0" maxOccurs="1" />
      <xsd:element name="EMUser" type="xsd:string" minOccurs="1" maxOccurs="1" />
      <xsd:element name="HDUser" type="xsd:string" minOccurs="1" maxOccurs="1" />
      <xsd:element name="NotificationRuleName" type="xsd:string" minOccurs="0" maxOccurs="1" />
      <xsd:element name="TargetHost" type="xsd:string" minOccurs="1" maxOccurs="1" />
      <xsd:element name="GracePeriodCheckMade" type="xsd:string" minOccurs="0" maxOccurs="1" />
      <xsd:element name="TargetTimezone" type="xsd:string" minOccurs="1" maxOccurs="1" />
    </xsd:sequence>
  </xsd:complexType>
  <xsd:complexType name="EventIdType">
    <xsd:sequence>
      <xsd:element name="TargetId" type="xsd:string" minOccurs="1" maxOccurs="1"/>
      <xsd:element name="MetricId" type="xsd:string" minOccurs="1" maxOccurs="1"/>
      <xsd:element name="KeyId" type="xsd:string" minOccurs="0" maxOccurs="1"/>
    </xsd:sequence>  </xsd:complexType>
   <xsd:simpleType name="SeverityType">
    <xsd:restriction base="xsd:string">
     <xsd:enumeration value="Clear" />
       <xsd:enumeration value="Info" />
        <xsd:enumeration value="Warning" />
     <xsd:enumeration value="Critical" />
    <xsd:enumeration value="Agent Unreachable Clear" />
      <xsd:enumeration value="Blackout End" />
      <xsd:enumeration value="Blackout Start" />
      <xsd:enumeration value="Metric Error End" />
      <xsd:enumeration value="Metric Error Start" />
      <xsd:enumeration value="Unknown" />
        </xsd:restriction>
   </xsd:simpleType>
    <xsd:simpleType name="SeverityCodeType">
        <xsd:restriction base="xsd:string">
     <xsd:enumeration value="15" />
  <xsd:enumeration value="18" />
  <xsd:enumeration value="20" />
  <xsd:enumeration value="25" />
  <xsd:enumeration value="115" />
      <xsd:enumeration value="125" />
      <xsd:enumeration value="215" />
      <xsd:enumeration value="225" />
      <xsd:enumeration value="315" />
      <xsd:enumeration value="325" />
        </xsd:restriction>
   </xsd:simpleType></xsd:schema>

Remedy属性

次に示すのは、デフォルトのRemedy Help Desk Webサービスを使用する場合にマッピングできるRemedy属性のリストです。


Case Type
Category
Description
Escalated
Escalated
Hotlist
Item
Office
Orig Submitter
Pending
Phone Number
Priority
Region
Request Urgency
Requester Login Name
Requester Name
Site
Source
Status
Summary
Type
Work Log
Create Time

関連項目:

『Remedy Help Desk for the Enterprise 6.0 User's Guide』

チケット・テンプレート作成用の書式

カスタムRemedyフォームのチケット・テンプレートを作成するには、次の書式に従います。

例2-5 カスタムRemedyフォームのテンプレート書式

<?xml version='1.0' encoding='UTF-8'?>
<xsl:transform version="1.0"
xmlns:xsl="http://www.w3.org/1999/XSL/Transform"
xmlns:ns0="http://xmlns.oracle.com/sysman/connector/tt"
targetNamespace="http://xmlns.oracle.com/sysman/connector/tt"
elementFormDefault="qualified">

<!--
This template creates an incident type ticket with default categorization
(Category: Default, Type:Default, Item:Default), and low priority. On update,
the description and message fields are updated, and the ticket is closed if the
associated alert has cleared.
-->

<xsl:template match="ns0:EventModel">
<xsl:choose>
<xsl:when test="normalize-space(ns0:TicketId) = ''">

*[Insert your mappings from EMModel into your custom Create Ticket Webservice SOAP Document] *

</xsl:when>
<xsl:otherwise>

* [Insert your mappings from EMModel schema into your Custom Update Ticket Webservice SOAP Document]*

</xsl:otherwise>
</xsl:choose>
</xsl:template>
</xsl:transform>

HTTPS用SSLの有効化

Remedy ARサーバーとEnterprise Managerの接続を確立するためのプロトコルとしてHTTPSを選択する場合は、この項の手順に従ってください。

証明書リクエスト・ファイルの生成

Remedy ARサーバーの証明書リクエスト・ファイルを生成し、認証局(VeriSignなど)に送信します。


注意:

証明書リクエスト・ファイルは、Remedyが使用するWebサーバーによって異なります。

認証局からの証明書のインポート

証明書を取得したら、Remedyが使用するWebサーバーに証明書をインポートします。インポートのメカニズムは、Remedy Help Deskが使用するWebサーバーによって異なります。

Wallet Managerへの署名入り証明書の追加


注意:

Oracle Wallet Managerは、OMSの$ORACLE_HOME/binにあります。詳細は、『Oracle Application Server管理者ガイド』を参照してください。

Enterprise Managerで次の手順を実行します。

  1. スーパー管理者として、OMSホストで次のorapkiユーティリティのコマンドを使用してウォレットを作成します。

    orapki wallet create -wallet client -auto_login


    注意:

    orapkiは、OMSの$ORACLE_HOME/binにあります。

  2. 次のコマンドを入力して、信頼された証明書をウォレットに追加します。

    orapki wallet add -wallet client -trusted_cert -cert verisignCert.cer

  3. ウォレットの内容を表示するには、次のコマンドを入力します。

    orapki wallet display -wallet client

    ewallet.p12が使用可能であることを確認してください。

  4. Oracle Wallet Managerでクライアント証明書ewallet.p12を開きます。

  5. 「信頼できる証明書の選択」に移動して、メイン・メニューの「操作」を選択します。

  6. 「すべての信頼できる証明書のエクスポート」を選択します。

  7. ファイルをcertdb.txtとして保存します。

  8. コネクタ・ホームのルート・ディレクトリ($OMS_HOME/sysman/connector)にcertdb.txtファイルを配置します。

    certdb.txtファイルがすでにルート・ディレクトリにある場合は、そのファイルを開いてcertdb.txtの内容を既存の内容に追加します。チケットをケースIDで問い合せる操作が対象のRemedyインストールで使用されていない場合は、該当のRemedyインスタンスにHelpDesk_Query_Service_By_Case_ID.defをインポートする必要があります。このファイルは、$ORACLE_HOME/sysman/connector/Remedy_Connectorから入手できます。

これで、Enterprise ManagerとRemedy ARサーバーとの間のHTTPSモード通信のために、Java SSLがこのファイルを使用できるようになります。


関連項目:

ウォレットの作成の詳細は、『Oracle Database Advanced Security管理者ガイド』の、orapkiを使用したOracleウォレットの作成および表示に関する項を参照してください。

Remedyコネクタのヒント

この項では、Remedyコネクタを効果的に使用するための様々なヒントを提供します。

推奨プロトコル

Enterprise ManagerとRemedy ARサーバーの通信のプロトコルとして、HTTPSを使用することをお薦めします。

セキュアな接続が不要で、2つのシステム間でのデータ転送をクリアテキストで行える場合のみ、HTTPを使用してください。

サポートされるアラート

このリリースでは、次のタイプのアラートがサポートされます。

  • メトリック・アラート

  • 可用性アラート

通知障害

なんらかの問題によって通知デバイスが停止した場合は、通知の処理が中断されます。たとえば、Remedy ARサーバーの停止、Enterprise ManagerでのRemedyの不正な構成、Remedyでのチケットの削除などの問題があります。

通知障害が1つのターゲットで発生すると、そのルールが適用される同タイプのターゲットがすべて影響を受けます。そのため、問題が修正されるか、または最大再試行数が失敗するまで後続の通知は中断されます。


注意:

最大試行期間は1日です。

Worklogの使用方法

Worklogは、Remedyチケットの履歴オプションです。これを使用すると、チケット内のアラート履歴を保持できます。RemedyのデフォルトWebサービスでは、このオプションを変更できません。

Worklogを使用するには、Remedyコネクタを使用する前に、次の手順を実行します。

  1. Remedy ARサーバーで、Remedyコネクタのホーム・ディレクトリ($OMS_HOME/sysman/connector_Remedy_Connector)からWebサービス定義HelpDesk_Modify_Service_w_Worklog.defをインポートします。


    関連項目:

    Remedy ARシステム・サーバー製品のマニュアル『Remedy Action Request System 6.3 - Developing AR System Applications: Advanced』の「Importing Object Definitions」

  2. コネクタを構成し、Update Ticketエンドポイントを必要に応じて設定して、HelpDesk_Modify_Service_w_Worklog Webサービスを使用できるようにします。

  3. 「チケット・テンプレートの登録」に記述されているemctlコマンドを使用して、パッケージに含まれるすべての作業ログ・テンプレートをインポートします(名前がWlog.xslで終わるファイルを選択します)。

Webサービスの詳細

この項では、選択するチケット・テンプレートに応じて必要なWebサービスの情報を提供します。

デフォルトのテンプレート(Worklogのサポートなし)

デフォルトのチケット・テンプレートを選択した場合、次のHPD:HelpDesk関連のWebサービスがRemedy ARサーバーで稼働していることを確認してください。

  • HelpDesk_Modify_Service

  • HelpDesk_Query_Service

  • HelpDesk_Submit_Service

Worklogテンプレート

Worklogテンプレート(*_Wlog)を選択した場合は、HelpDesk_Modify_Service_w_Worklog.defをインポートする必要があります。これは、remedyconnector.jarに含まれており、Remedy内でHelpDesk_Modify_Service_w_Worklogを登録するために必要です。