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Oracle SOA Suite開発者ガイド
10g(10.1.3.1.0)
B31839-01
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6.6 アダプタ・サービスまたはSOAPサービスのエンドポイント・プロパティの追加


注意:

エンドポイント・プロパティは十分にテストされていないため、これまではプレビュー機能のマークが付けられていました。 プレビュー機能は、今後のリリースでサポートされる予定です。 JDeveloperをプレビュー・モードで起動するには、オペレーティング・システム・プロンプトで次のコマンドを実行します。

JDeveloper_Home/jdev/bin/jdev.exe -J"-Dpreview_mode=true"


各アダプタ・タイプおよびSOAPサービスには、サービスの作成時に指定される特定のエンドポイント・プロパティ・セットがあります。 たとえば、SOAPサービスのLocationエンドポイント・プロパティには、新規のURL(1つまたは複数)を指定できます。 または、RetryCountおよびRetryIntervalエンドポイント・プロパティを変更して、アダプタのエラー処理のデフォルト値を上書きできます。

エンドポイント・プロパティには、事前定義と論理の2タイプがあります。

Oracle JDeveloper ESB Designerでアダプタ・サービスまたはSOAPサービスを変更するときは、「エンドポイント・プロパティ」パネルで、そのサービスのエンドポイント・プロパティを追加、削除、更新または表示できます。 第6.7.2項「SOAPサービスの変更方法」および第6.8.2項「アダプタ・サービスの変更方法」を参照してください。 Oracle ESB Controlの「サービス」ビューの「プロパティ」タブでも、エンドポイントにアクセスできます。 第12.4項「「サービス」ビューを使用したESBサービスの確認と更新」を参照してください。

6.6.1 エンドポイント・プロパティの追加方法

エンドポイント・プロパティは、Oracle JDeveloper ESB Designerでアダプタ・サービスまたはSOAPサービスのプロパティ・ページを開いて変更できます。

エンドポイント・プロパティを追加する手順は、次のとおりです。

  1. 「設計」タブで、アダプタ・サービス・アイコンまたはSOAPサービス・アイコンの上のセクションをダブルクリックします。 アイコンのリージョン上では、カーソルが手の形になります。 図6-7に、「設計」タブの例を示します。

  2. 「エンドポイント・プロパティ」パネルでは、サービスのエンドポイント・プロパティを追加、削除、更新または表示できます。

    パネルを開くには、「エンドポイント・プロパティ」の横にある+記号をクリックします。 「エンドポイント・プロパティ」パネルには、次のオプションが表示されます。

    • 右上の大きい緑色のプラス記号(+)

      「エンドポイント・プロパティの選択」ダイアログが開き、エンドポイント・プロパティをサービスに追加できます。 「エンドポイント・プロパティの選択」ダイアログのリストからプロパティを選択し、「OK」ボタンをクリックして、エンドポイント・プロパティを追加します。 カーソルをプロパティ名の上に置くと、そのプロパティのツールチップが表示されます。

    • 右上の大きい赤色のX記号

      選択したエンドポイント・プロパティを削除します。

    • 名前

      エンドポイント・プロパティの名前。 カーソルをプロパティ名の上に置くと、そのプロパティのツールチップが表示されます。

    • このフィールドをクリックして、エンドポイント・プロパティの値を入力または更新します。

  3. 「File」「Save」の順に選択して、プロパティ・ページへの変更を保存します。