Sun Cluster 3.1 データサービスのインストールと構成

Command Center を BroadVision One-To-One Enterprise サーバーへの接続

次の手順を使用して、Command Center をクラスタ上で構成されている BroadVision One-To-One Enterprise サーバーに接続します。Command Center を BroadVision One-To-One Enterprise サーバーに接続するには、2 つのオプションがあります。

  1. 次のいずれかのオプションを選択します。

    • Dynamic Control Center (DCC) が IIOP ではなく POOP を使用するように変更

      このオプションを使用する場合は、手順 2 に進みます。

    • すべてのクラスタノードと論理ホスト名の IP アドレスを含むようにIT_LOCAL_ADDR_LIST プロパティを設定

      このオプションを使用しない場合は、手順 3 に進みます。

  2. Dynamic Control Center (DCC) が IIOP ではなく POOP を使用するように変更します。このためには、My Computer/HKEY_CURRENT_USER/Software/BroadVision/Dynamic Control Center/4.2/Options/Use IIOP Windows レジストリエントリの値を 0 に設定します。

  3. orbix デーモンを実行するすべてのクラスタノードおよび論理ホスト名の IP アドレスを含むように IT_LOCAL_ADDR_LIST プロパティを設定します。

例 - Command Center の Sun Cluster HA for BroadVision One-To-One Enterprise への接続

この例では、次のサンプル IP アドレスを使って bv1to1.conf ファイルに追加しています。

ルートホスト

10.10.102.225

バックエンドホスト

10.10.102.226

Interaction Manager ホスト

10.10.102.222

Interaction Manager ホスト

10.10.102.223

これらのサンプル IP アドレスを基に、bv1to1.conf ファイルの汎用セクション exportIT_DAEMON_PORT プロパティの前に次の行を加えます。


IT_LOCAL_ADDR_LIST = “127.0.0.1”
               + “10.10.102.222”           
               + “10.10.102.223”           
               + “10.10.102.225”           
               + “10.10.102.226”
               ;           

注 –

DCC はフェイルオーバーから回復できません。詳細については、BroadVision One-To-One Enterprise サポートに問い合わせてください。