N1 Grid Service Provisioning System ユーザーズガイドおよびリリースノート (Solaris Plug-In 2.0)

はじめに

このマニュアルには、 N1TM Grid Service Provisioning System をインストール、構成、使用して SolarisTM パッチ、パッケージ、および Solaris 10 ゾーンをプロビジョニングする方法に関する情報が記載されています。

対象読者

このマニュアルの主な対象読者は、プロビジョニングシステムを使用して Solaris パッチやパッケージを配備し、Solaris 10 ゾーンを作成するシステム管理者や、N1 Grid Service Provisioning System 5.0 ソフトウェアのオペレータが含まれます。これらのユーザーは、次のことに精通している必要があります。

お読みになる前に

N1 Grid Service Provisioning System ソフトウェアの使用に関して知識が十分でないユーザーは、次のマニュアルをお読みください。

内容の紹介

第 1 章「Solaris プラグインの概要」では、Solaris プラグインの概要とその内容、および Solaris プラグインの使用に伴うシステム要件について説明します。

第 2 章「リリースノート」では、インストール時と実行時における問題点について解説します。

第 3 章「Solaris プラグインのインストールと構成」では、Solaris プラグインのインストール、および構成方法について説明します。

第 4 章「パッチの配備における Solaris プラグインの使用法」では、Solaris プラグインとともに提供されるコンポーネントを使用し、パッチを配備する方法について解説します。

第 5 章「Solaris プラグインを使用したパッケージの配備」では、Solaris プラグインとともに提供されるコンポーネントとコンテナを使用し、パッケージを配備する方法について解説します。

第 6 章「ゾーンの配備における Solaris プラグイン の使用法」では、Solaris プラグインとともに提供されるコンポーネントおよびプランを使用し、ゾーンを配備する方法について解説します。

マニュアル、サポート、およびトレーニング

Sun のサービス 

URL 

内容 

マニュアル 

http://jp.sun.com/documentation/

PDF 文書および HTML 文書をダウンロード できます。 

サポートおよびトレーニング 

http://jp.sun.com/supportraining/

技術サポート、パッチのダウンロード、 および Sun のトレーニングコース情報を提供します。 

表記上の規則

このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。

表 P–1 表記上の規則

字体または記号 

意味 

例 

AaBbCc123

コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例を示します。 

.login ファイルを編集します。

ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。

system%

AaBbCc123

ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して示します。 

system% su

password:

AaBbCc123

変数を示します。実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。 

ファイルを削除するには、rm filename と入力します。

『 』 

参照する書名を示します。 

『コードマネージャ・ユーザーズガイド』を参照してください。 

「 」 

参照する章、節、ボタンやメニュー名、強調する単語を示します。 

第 5 章「衝突の回避」を参照してください。 

この操作ができるのは、「スーパーユーザー」だけです。 

枠で囲まれたコード例で、テキストがページ行幅を超える場合に、継続を示します。 

 


sun% grep `^#define \

  XV_VERSION_STRING'

コード例は次のように表示されます。

[ ] は省略可能な項目を示します。上記の例は、filename は省略してもよいことを示しています。

| は区切り文字 (セパレータ) です。この文字で分割されている引数のうち 1 つだけを指定します。

キーボードのキー名は英文で、頭文字を大文字で示します (例: Shift キーを押します)。ただし、キーボードによっては Enter キーが Return キーの動作をします。

ダッシュ (-) は 2 つのキーを同時に押すことを示します。たとえば、Ctrl-DControl キーを押したまま D キーを押すことを意味します。

一般規則