プリインストールされている Oracle Solaris OS の構成
(省略可能) コンソール出力をビデオポートへリダイレクトする方法
Oracle Solaris OS の情報製品とトレーニング
ILOM SP の IP アドレスと ILOM インタフェースについて
Option ROM と I/O スペースを割り当てる必要があるかどうかを判定する方法
ボード上の I/O や PCIe Express Module などの起動デバイスには、起動時に Option ROM と I/O スペースが必要です。ただし、システムの Option ROM と I/O スペースの合計は PC アーキテクチャーにより制限され、システム起動時に自動的に割り当てられます。システムに起動デバイスが潜在的に多く含まれている場合には、起動するデバイスを決定し、BIOS を設定してこれらのリソースを割り当てる必要があります。
Option ROM は、LSI RAID などの構成ユーティリティーを実行する場合にも必要になります。REM に存在するこのユーティリティには Option ROM と I/O スペースがデフォルトで割り当てられています。
注 - これらの制限は、8 ソケットシステムにのみ適用されます。4 ソケットシステムでは、Option ROM や I/O スペースの制限は通常発生しません。
Oracle Solaris OS が搭載されたシステムでは、追加の制限によって EM スロット 4 と 5 のデバイスをホットプラグする能力が制限される場合があります。
PC アーキテクチャーによって、合計 128K バイトの Option ROM スペースが提供されます。
PC アーキテクチャーによって、合計 64K バイトの I/O スペースが提供されます。デフォルトでは、「デフォルトの I/O 割り当て」の表に示すように、BIOS によって I/O スペースが割り当てられます。
使用可能なスペースの合計は、「最大割り当て」の列に表示されます。
スペースの一部はボード上のデバイス用に必要です。残りのスペースは、「EM および FEM 用の空きスペース」の列に表示されます。
PCIe ブリッジの有無により、PCIe Express Module とファブリック拡張モジュールに 4K バイトまたは 8K バイトのいずれかが必要です。
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