Sun Java System Communications Services 2005Q4 リリースノート

このリリースで修正されたバグ

この節では、前回の Messaging Server リリースノートで既知の問題として記載されていたバグのうち、Messaging Server 6 2005Q4 リリースで修正されたものについて説明します。

このリリースで修正されたバグの完全な一覧は、Messaging Server のコアソフトウェアパッチとともに配布された README ファイルを参照してください。

4896267

メールボックスの名前が無効であってもデフォルトのログにエラーが記録されない。

4962377

日本語ログレコードに承認情報が含まれるようになった。

4974428

パッケージがデフォルトの BASEDIR /opt を持つ。

4985907

日本語配信レコードが壊れている。

4987384

SunONE_MsgSvr スクリプトが不要な -n をエコーする。

5048159

断片化したサイズの大きなメールボックス上で STATUS コマンドの速度が遅くなる。

5060566

job_controller.cnf 内で、hold チャネルに対する master_command が見つからない。

5060638

フランス語のローカライズ: 「Mettre a jour」ラベルでアクセントではなく「&_agrave;」が付加される。

5064300

フォルダ/サブフォルダの数を制限するのに設定オプションが必要となる。

5091535

tcp_smtp_server が LDAP over SSL でコアダンプする。

5098299

Communications Express からのログアウト中に、amSession ログに通知失敗エラーが記録される。

5100202

「アドレスの追加:」で個人用アドレス帳に追加されないエントリが存在する。

5104279

Return job が優先度が「緊急」のメッセージを認識しない。

5106562

不正なコマンドによって imsimta qm がコアダンプする可能性がある。

6183650

tcp_smtp_server のパフォーマンス問題 (CPU 使用率 100%)。

6184095

アップグレードスクリプトは autoreply チャネルを非推奨にすべきである。

6186334

S/MIME: アプレットの HTTP 接続が失われた際に WMAP コマンドの再試行が発生する。

6191074

フォルダごとのメッセージやログメッセージの実際の個数に対する要求制限がある。

6196349

ヘッダーの制約を使って有効期限ルールを設定すると、コンソールがハングアップする。

6196879

ワイヤログイン ID 経由でのユーザーオリジナルが MMP ログ出力に含まれる。

6198129

ユーザーが制限容量を超えたときの制限容量バーが正しくない。

6199242

アクセント付きのメッセージが正しく表示されない。

6200132

要求された優先度で SMIME メッセージが送信されない。

6200692

個人用フォルダから共有フォルダへの RENAME 操作は成功するが、ユーザーがそのフォルダを表示できない。

6202176

imsbackup がユーザー定義フラグをバックアップしない。

6202779

ims_info_get_core が詳細なエラー報告を提供しない。

6203551

SPARC から x86 に復元する際にシステムフラグが復元されない。

6204204

Content-Length を無視するように imsimport-i オプションを追加する。

6204294

共有フォルダをクリックしてから受信箱をクリックすると、JavaScript エラーが発生する。

6204409

メール転送先アドレスを入力しなくてもメール転送を設定できる。

6204911

msprobe がメッセージを imta ログファイルに記録し、imexpire -m がコアダンプする。

6205866

imsimport が、From_ line に含まれる新しい先頭の 2 行をチェックしていない。

6205957

service.readtimeout がデフォルトで 30 に設定されるべきである。

6206104

不正な store.sub の修正に reconstruct (または何らかのツール) が必要となる。

6206193

複数のパッケージが同一のバイナリを SUNWmsgwmSUNWmsges に提供する。

6207499

mboxutil -o コマンドを中断できない。

6207512

しきい値を超えた場合、imsrestore は 2 回目の試行時に受信箱を復元する。

6207518

mboxutil -d が未知のコード __9F 242 を返す。

6207865

プロセスの終了を待つ stored のタイムアウトは有限でなければならない。

6209210

SMTP と組み合わせた場合、immonitor-access による IMAP 時間の計算が間違っているようにみえる。

6209318

SNMP サブエージェントの起動が失敗する。

6211683

メールのタブからほかのタブに移動すると、フォルダツリーが表示されなくなる。

6211969

sleepycat トランザクションが失敗したときにメモリーが壊れる場合がある。

6212021

reconstruct -m から制限容量の修正が報告されるが、実際には修正されていない。

6212408

壊れたメールボックスを開くとメモリーリークが発生する。

6212524

メールボックスが壊れていると、reconstruct でメモリーリークが発生する。

6213176

ユーティリティーは、ワッチャーが実行されていないことを、ユーザーに通知するとともに、ログにも記録すべきである。

6214039

spamfilterXoptin が壊れている。

6214056

解析不可能なアドレスヘッダーフィールドをエンコードする。

6214098

mboxutil の使用法の修正: -d オプションのエントリが重複しており、-P -d の有効なパラメータとして記載されていない。

6214559

ユーザーが「詳細メッセージヘッダーの表示」をクリックすると、未開封メッセージのカウント数が表示されなくなる。

6214941

接続ユーザーが存在しないときに、imsconnutil -c がストア緊急エラーをログに記録する。

6215105

Messaging Server コンソールからサービス (IMAP/POP/MTA/HTTP) を起動または停止できない。

6215535

暗号化用の証明書の有効期限の切れていると、受信者に対して有効な署名が無効な署名として表示される。

6215928

8 ビットヘッダーをエンコードする (送信者)。

6216924

start-msg が、NFS 上でのテスト実行時にエラーメッセージを作成する。

6217848

mailmessagestore LDAP 属性が無効である場合に ims_master がコアダンプする。

6217929

下書きとして保存された転送対象メッセージが、転送対象の添付ファイルを失っているようにみえる。

6218016

MAX_MESSAGES 超過時にログメッセージが自動生成される。

6218085

メールボックス内に何も存在していない場合にメールボックスが壊れたと報告される。

6219856

5.2P2 から 6.2 へのアップグレード: プライマリパーティションパスが変更されない。

6219866

5.2P2 から 6.2 へのアップグレード: make_mta_config_changes.sh が、特定のコピーコマンドで失敗する。

6220293

起動がより適切なものになるような方法で、ジョブコントローラの再構築を実行する。

6221332

201 応答を避けるために ICAP 要求文字列を変更する。

6221409

Brightmail の新しいバージョンに対応するためのスパムフィルタサポートの強化。

6221971

変更後に管理コンソール経由でメッセージングサービスを再起動できない。

6222031

URL_RESULT_CACHE_SIZE が 0 に設定されていると、URL 結果の処理が異常終了する。

6222639

遅延メッセージのカウント中に管理エラーが発生する。

6222841

サブフォルダの作成後にフォルダを削除しようとすると、HTTP デーモンがクラッシュする。

6223834

ホスト対象ドメイン内にユーザーが存在していると、immonitor-access -I がコアダンプする。

6223848

reconstruct がキャッシュレコード内のすべての null を通知しない。

6225212

ドイツ語で起動された管理コンソールが、or に対して有効期限ルールをドイツ語で設定する。

6225252

imsimport が、大文字のドメイン名を使ってメールボックスを作成する。

6225506

顧客が、自動返信メッセージで $subject の使用を望んでいる。

6225708

iBiff での Ctrl+C キー押下時に再構築コアが生成される。

6225730

大文字と小文字を区別することが、reconstruct で問題を引き起こす。

6225886

imexpire-m -1 を指定すると、コアダンプが生成される

6226020

imsimta encode -header -filename で複数のファイルを指定すると、境界マーカーの作成が失敗する。

6226161

/opt/SUNWmsgsr/install に格納されたバージョンの comm_dssetup.pl が、Access Manager を破壊する。

6226915

AUTH_REWRITE 内の引数なしの $N が、デフォルトのエラーテキストを取得しない。

6227966

msuserpurge コマンドを中断できない (Ctrl+C キーが効かない)。

6228002

更新中に imsched がコアダンプする。

6228422

設定ファイルのアクセス権が正しくない場合に AService プログラムがコアダンプする

6228579

msuserpurge -v がすべてのユーザーエラーを表示しない。

6229781

IMAP フォルダで監査アクセス制御が変更される

6230704

SNMP が、すべてのメッセージアクセス情報に対して値 0 を表示する

6231048

job_controlleraddtopriorityqueue (ETRN) でループする

6231202

ログファイル内の Y レコードに不要な情報が含まれる

6231361

ユーザーごとに大きな制限容量を設定しているときに問題が発生する

6231733

ヒューリスティックな解析を使って AUTH_REWRITE のヘッダーからアドレスを抽出する

6231993

デフラグチャネルのチャネルからメッセージが削除されない

6232090

ディスパッチャーデーモンの強制終了後、プローブテストによるディスパッチャーデーモンの再起動が失敗する

6232268

制限容量情報が利用不可能な場合、MTA からストアに「 」が制限容量値として渡される

6232311

transactionlimit キーワードが正しく機能しない

6232802

MAIL FROM 段階で disconnecttransactionlimit がチェックされない

6233449

tcp_smtp_serverimap のどちらも、バグ 6235303 の問題でコアダンプする

6233479

inetDomainSearchFilter が設定されていない場合にドメイン内のユーザー検索フィルタを MMP が変更できるようにする必要がある

6234542

別のサーバー上のフォルダへの大きなメッセージのコピーが失敗する

6234674

文字列連結が、長すぎる追加引数を拒否しない

6234695

不正なルーチンへの呼び出しを処理しているときにスパムフィルタエラーが発生する

6235058

overquotastatus が有効になっている場合、iminitquotamailuserstatus の制限容量超過をチェックおよび修復すべきである

6235382

local.store.overquotastatus をオンに設定しても、quotaoverdraft モードが自動的に有効にならない

6236243

Sieve の setdate サポートを整理する

6236245

Sieve 通知にサポートを追加し、新しいメッセージに元のメッセージが含まれるようにする

6237533

mboxutil -o で、UID の大文字、小文字が異なる LDAP エントリを持つ行方不明のメールボックスが表示されない

6238652

「Mailbox corrupted, appears truncated」という無効なエラーが、ims_master から発行される

6239259

メッセージの送信が拒否された場合、MTA によって間違ったメッセージサイズがログに記録される

6239614

エクスポートされたメールボックスの From 行の先頭に改行がない

6239755

SMTP 接続が中断された場合に、より詳細なログ情報が必要

6240741

フォルダの管理は、適切な ACL セマンティクスを備えた特権付きアカウントだけが行えるようにすべきである

6240796

ims_master はシャットダウンタイムアウトの検出時に追加の受信者を延期させるべきである

6242994

imexpire コマンドの終了に時間がかかりすぎる

6243696

データベースでハングアップやロックが発生したときにハングアップ状態に陥る msprobe プロセスの数が多すぎる

6243967

ストレステストを 45 分間実行した後で、データベースのハングアップやデッドロックが発生する

6244028

msprobe が SSL 専用 MMP 設定を認識しない

6244207

msprobe が SSL ポートをテストできる必要がある

6244671

certmap.conf issuerDN に空白が含まれていると、解析エラーが発生する

6244723

一部の Windows フォルダで imsbackup がハングアップする

6244775

管理サーバー: errno または h_errno に直接アクセスする、不適切に構築されたバイナリ

6244856

service.http.idletimeout に対して sanity チェックを行うべきである

6245470

mboxutil の操作は、-f ファイルからの入力をログに記録すべきである

6246028

job_controller は、再読み込み後にコア null メッセージ removefrompriorityqueue をダンプする

6246247

SMS チャネルは、ヘッダー処理 (he_) ルーチンでコアダンプする可能性がある

6247383

imsexport は、From 行に無効な形式の日付を生成する

6247677

imsbackup のログメッセージは、どのファイルが問題なのかを示すべきである

6248353

特定のメールフォルダや LDAP グループにアクセス権を与えると、グループが個人メンバーに拡張される。

6249578

ロギング RFE: インデックスファイルのオープン/読み取り失敗メッセージの情報量を増やす必要がある。

6250226

MoveUser を実行するとフォルダが削除される。

6250671

Messenger Express マルチプレクサ: セッション ID に「+」または「/」が含まれていると、ユーザーはログインページにリダイレクトされる

6251752

mshttpdsaslglue_conn_new () でコアダンプする

6251852

メッセージストアのディスク利用可能性チェック機能を有効にしても、依然としてストアにメッセージが送信される

6252960

ALLOW_TRANSACTIONS_PER_SESSION オプションのチェック時に off-by-one エラーが発生する

6253743

sslconnect がコアダンプする

6255339

Return job がアドレスからのエンベロープを通知ジェネレータに渡さない

6255489

デフォルト以外のドメイン内の別のユーザーによって作成された共有フォルダ内に、サブフォルダを作成できない

6259539

MTA SDK が、複数の受信者を持つメッセージをキューから削除する際に、コア (SEGV) をダンプする

6259896

MTA SDK エンベロープ受信者アドレス検索の失敗

6260796

imsimta clbuild がパッチ後処理中に失敗する

6261048

標準インストールでは SSL が有効化されるべきでない

6261136

制限容量を超過しているにもかかわらず、Communications Express 経由で送信済みフォルダにメッセージが追加される

6261566

遅延メッセージに対して複数の通知が送信される

6261852

start-msg が SNMP サブエージェントの存在を検出しない

6262116

imsimta refresh の実行後、いつでも Ctrl+C キーを押してジョブコントローラを終了できる。

6262295

MTA SDK が、不適切かつ混乱を招くエラーコードを報告する可能性がある

6262675

予期しない未解決の SSL ハンドシェークメッセージのログレベルを調整する必要がある

6263895

PERSONAL_NAMES マッピングの結果と LDAP_PERSONAL_NAMES は、必要に応じて自動的に引用符で囲まれる必要がある

6264192

SMPP PDU の連番を 0x00000000 以外の値から開始できる必要がある

6264200

NOTIFY=SUCCESS が設定された状態で LMTP 経由で配信する際に、間違ったメッセージが送信される

6264543

Messaging Server のパッチは、ユーザーにわかりやすいように自動化される必要がある

6264566

MMP 操作のより詳細なロギングを求める要求

6265235

Messaging Server で inetDomainSearchFilter が設定されていると、トラストサークル SSO が失敗する

6265361

pthread_cond_timedwait() の呼び出し方法が不適切であった場合、SMS チャネルや MTA SDK が予期しない動作をする可能性がある

6265442

imsimta process コマンドの動作が Linux プラットフォーム上で異なる

6266169

configmsg_init_default() が設定を一度しか読み込まない

6267592

iminitquota は、「Unknown code __9F 242」の代わりに正しいエラーメッセージを発行すべきである

6268197

メールサーバーユーザーが読み取れないディレクトリからストアドプロシージャーを実行すると、データベースログ累積エラーが発生する可能性がある

6268200

imsrestore -n が正しく動作しない

6268438

master_debug キーワードを指定しなくても、MTA デバッグログにメッセージが格納される

6268969

不在通知メッセージの送信時に、1024 文字ごとに不正な改行が挿入される

6269089

LMTP が「all addresses ugly」状態を検出した際に書き込まれる履歴行が、不完全である

6269510

デバッグが有効になっていない限り、LMTP サーバーは、配信が失敗してもデバッグログ出力を書き込むべきではない。

6270696

ドイツ語、スペイン語、簡体字中国語、繁体字中国語の各言語で Messaging Server コンソールを起動できない。

6271555

「signing certificate」の代わりに「signing cert」となっている

6272281

日本語の文字を含むフォルダで readership コマンドが失敗する

6273362

テキスト MIME タイプの内部強制テキストモード処理

6274098

mshttpd コア - バグ 6269460 の修正後に dm_dispose_result 内の free 呼び出しが異常終了するようになった

6274165

ジョブコントローラのクライアント API が読み取りエラーを正しく処理しない

6274166

送信データに NUL が含まれていると、ジョブコントローラが readline() でハングアップする可能性がある

6274342

CR がないために MMP のログファイルが読み取れなくなる

6275540

msprobe の報告機能が AService.cfg を開けない

6275693

optfile_read からのエラーメッセージをログに記録するには、ims_info_get_core/get_mmp が必要である

6276007

msuserpurge の検索タイムアウトエラー。

6276851

出力ファイルのオープンまたは作成に失敗した場合、mboxutil -o -w ファイル名がコアダンプする。

6277023

local.webmail.sso.uwcsslport のデフォルト値を妥当な値にすべきである。

6277244

コンテンツタイプが存在しない場合、8 ビットのチェックフラグが正しくない可能性がある。

6277547

mgrpMsgPrefixTextmgrpMsgSuffixText が正しく動作しない。

6278606

デフォルト以外の通知引数を使用すると、不要なメッセージコピーが実行される可能性がある。

6278609

store.expirerule.longdays.messagedays がオーバーフローする可能性がある。

6281091

option.dat がコメントではなくオプションで始まっている場合、メッセージストアおよび MMP の認証が失敗する。

6281129

20,000 個を超えるドメインを含むメッセージストアでは、msuserpurge のタイムアウトが発生する。

6282382

ユーザーがマルチプレクサ経由で接続されている場合のログアウト用ページヘッダーが正しくない。

6284777

imexpire -m がコアダンプする。

6286831

unix_purge ユーティリティーが正しく動作しない。

6288155

ASock_NewBound バックログ待機キューが小さすぎる。

6289485

UpgradeMsg5toMsg6.pl スクリプトが、tailor ファイルの属性を小文字に変更する。

6290014

単一メッセージをバックアップする機能が正しく動作しない。

6290691

serverstart コマンド行ユーティリティーからコアダンプが生成される。

6294322

-F オプションを使用しても、MoveUser がソースメールホスト内の空のフォルダを削除しない。