健全性検査のプロパティーを指定するために、管理コンソールまたは asadmin create-http-health-checker コマンドを使用できます。管理コンソールでこれを行うには、「HTTP ロードバランサ」ノードに移動し、ノードを展開してロードバランサを選択します。次に「ターゲット」タブを開き、「ターゲット」テーブルで目的のターゲットの「健全性検査を編集」リンクをクリックします。次のパラメータを指定します。
表 5–2 健全性検査のパラメータ
パラメータ |
説明 |
デフォルト |
---|---|---|
ロードバランサ |
選択したサーバーで負荷分散を使用できるようにするには、「有効」チェックボックスにチェックを入れます。 |
False/無効 |
無効タイムアウト |
このサーバーが無効にされてから休止状態に入るまでの時間 (分単位)。 |
30 分 |
url |
ロードバランサが健康状態を判断するためにチェックするリスナーの URL を指定します。 |
“/” |
interval |
インスタンスの健全性検査を実行する間隔を秒単位で指定します。0 を指定すると、健全性検査が無効になります。 |
30 秒 |
timeout |
正常だと見なされるリスナーが応答を受け取るまでのタイムアウト間隔を秒単位で指定します。 |
10 秒 |
アプリケーションサーバーインスタンスが正常でないとマークされている場合、健全性検査が正常ではないインスタンスをポーリングして、インスタンスが正常になったかどうかを判断します。健全性検査は、指定された URL を使用して正常でないアプリケーションサーバーインスタンスをすべてチェックし、それらが正常な状態に戻っているかどうかを判断します。
健全性検査により、正常ではないインスタンスが正常になったことが確認されると、そのインスタンスが正常なインスタンスのリストに加えられます。
各コマンドの詳細については、create-http-health-checker(1) および delete-http-health-checker(1) を参照してください。