Sun Java System Application Server 9.1 高可用性 (HA) 管理ガイド

ノードエージェントの起動

ノードエージェントがサーバーインスタンスを管理できるようにするには、ノードエージェントを実行している必要があります。ノードエージェントを起動するには、ノードエージェントが存在するシステムで asadmin コマンドの start-node-agent をローカルに実行します。

コマンド構文の詳しい説明については、コマンドに関するオンラインヘルプを参照してください。

次に例を示します。

asadmin start-node-agent --user admin --startinstances=false nodeagent1

ここで、admin は管理ユーザーであり、nodeagent1 は起動しているノードエージェントです。

デフォルトでは、ノードエージェントインスタンスのキャッシュリポジトリは、ノードエージェントの再起動時に中央リポジトリから同期されません。インスタンスのキャッシュリポジトリを中央リポジトリと強制的に同期するには、asadmin start-node-agent コマンドで --syncinstances オプションを true に設定します。


注 –

--syncinstances オプションを true に設定すると、すべてのインスタンスのリポジトリがノードエージェントの再起動時に同期されます。


ノードエージェントを再起動したあとで、asadmin start-instance コマンドを使用してサーバーインスタンスを起動します。