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プロセス型の宣言解除

宣言した ptype を宣言解除する必要が生じる場合があります。たとえば、CASE 環境における次のような場合です。

ptype を登録解除するには、tt_ptype_undeclare を使用します。この呼び出しは、tt_ptype_declare と逆の動作をします。つまり、ptype から生成されたすべてのパターンを登録解除します。さらにセッションが保持する、この ptype を持つ有効プロセスのリストからプロセスを削除します。指定した ptype が呼び出し側プロセスによって宣言されていない場合、この呼び出しは TT_ERR_PTYPE の状態を返します。


注意 – 注意 –

tt_type_undeclare を 1 回呼び出すと、プロセスが ptype を宣言した回数に関係なく、ptype は完全に登録解除されます。つまり、ptype の複数の宣言は、1 回の宣言と同じです。


例 10–1 は、宣言した ptype を宣言解除する方法の例です。


例 10–1 ptype の宣言解除

/*

 * Obtain procid
 */
tt_open();

/*

 * Undeclared Ptype

 */
tt_ptype_undeclare(ptype);