Solaris 10 の概要

Internet Printing Protocol のクライアント側サポート

Internet Printing Protocol (IPP) のクライアント側サポートによって、Solaris クライアントシステムは、Linux および Mac OS X オペレーティングシステムやその他のプラットフォーム上の印刷サービスなど、IPP ベースの印刷サービスとの通信が行えます。

IPP 待機サービスのサーバー側サポートも若干改善されています。これらの改善により相互運用性が向上しています。たとえば、いくつかのマイナー変更により、プリンタやジョブの属性データの表現がより標準化されています。

Solaris OS の IPP サーバーおよびクライアント実装は、現在開発中のいくつかの OpenSolarisTM 印刷プロジェクトのうちの 1 つです。OpenSolaris 印刷によって提供されるソフトウェアの一連の仕様や実装によって、Solaris および Linux ソフトウェア向けに、あるいは一連の POSIX インタフェースを含む任意のオペレーティングシステム向けに、標準化され、かつスケーラブルな印刷コンポーネントを作成できます。

詳細は、『Solaris のシステム管理 (印刷)』を参照してください。

OpenSolaris の印刷機能については、http://jp.opensolaris.org/os/community/printing/ を参照してください。