Solaris ボリュームマネージャの管理

例 — ホットスペア集合

図 16–1に、ミラー d1 のサブミラー d11d12 に対応付けられているホットスペア集合を示します。どちらかのサブミラーのスライスに障害が発生すると、そのスライスは自動的にホットスペアで置き換えられます。ホットスペア集合自体はミラーではなく、個々のサブミラーボリュームに対応付けられています。必要であれば、このホットスペア集合を他のサブミラーや RAID-5 ボリュームに対応付けることもできます。

図 16–1 ホットスペア集合の例

サブミラーのコンポーネントに障害発生後、ホットスペアがコンポーネントの代わりに使用されます。