Solaris のシステム管理 (基本編)

Oracle Solaris ブートアーカイブの管理 (作業マップ)

表 13–1 ブートアーカイブの管理 (作業マップ)

作業 

説明 

参照先 

boot-archive サービスを管理します。

boot-archive サービスは、サービス管理機能 (SMF) によって制御されます。サービスを有効/無効にするには、svcadm コマンドを使用します。boot-archive サービスが実行されているかどうかを確認するには、svcs コマンドを使用します。

boot-archive サービスの管理」

x86: auto-reboot-safe プロパティーを使ってブートアーカイブ更新障害を消去します。

auto-reboot-safe プロパティーが false に設定されているために、x86 システムでブートアーカイブ更新が失敗した場合に、この手順を使用します。

「x86: auto-reboot-safe プロパティーを使用して自動ブートアーカイブ更新障害を消去する方法」

bootadm コマンドを使用して、ブートアーカイブ更新障害を消去します。

auto-reboot-safe プロパティーが true に設定されている場合に、SPARC プラットフォームと x86 プロットフォームで、この手順を使用してブートアーカイブ更新障害を手動で消去します。

bootadm コマンドを使って自動ブートアーカイブ更新障害を消去する方法」

bootadm コマンドを使ってブートアーカイブを手動で更新します。

ブートアーカイブを手動で更新する場合は、bootadm update-archive コマンドを使用します。

bootadm コマンドを使ってブートアーカイブを手動で更新する方法」

Solaris ボリュームマネージャー (SVM) メタデバイスミラールートのあるシステム上で、ブートアーカイブを手動で更新します。 

メタデバイスミラーを使用するシステム上で、bootadm コマンドを使用してデバイスを手動でマウントしてから、ブートアーカイブを更新する必要があります。

「Solaris ボリュームマネージャー RAID-1 (ミラー) ルートパーティション上のブートアーカイブを手動で更新する方法」

bootadm コマンドを使用してブートアーカイブの内容を一覧表示します。

ブートアーカイブの内容を一覧表示する場合は、bootadm list-archive コマンドを使用します。

「ブートアーカイブの内容を一覧表示する方法」

x86: bootadm コマンドを使用してアクティブな GRUB メニューを検出します。

アクティブな GRUB メニューの場所を調べる場合は、bootadm list-menu コマンドを使用します。

「x86: アクティブな GRUB メニューを検出し、現在のメニューエントリを一覧表示する方法」

x86: bootadm コマンドを使用して GRUB メニューのデフォルトブートエントリを設定します。

GRUB メニューのデフォルトのブートエントリを設定する場合は、bootadm set-menu コマンドを使用します。

「x86: アクティブな GRUB メニューのデフォルトのブートエントリを設定する方法」