Solaris のシステム管理 (基本編)

patchadd -R を使って代替 root パスを作成する際の制限

ゾーンに対応していない Oracle Solaris リリースが稼働するシステム上では、patchadd コマンドまたは -R オプションを指定できる任意のコマンドを使って、非大域ゾーンがインストールされた大域ゾーンの代替 root パスを指定しても、そのコマンドは正しく動作しません。

代替ブート環境で非大域ゾーンが構成済みであるがインストール済みではない場合、-R オプションを使ってソフトウェアパッケージとパッチを追加および削除できます。

潜在的な問題を回避するには、-R オプションを使って代替ルートパスを作成しないようにしてください。

Oracle Solaris 10 を実行している場合には、次のいずれかの方法を選択することもできます。

詳細は、patchadd(1M)patchrm(1M)pkgadd(1M)、および pkgrm(1M) のマニュアルページを参照してください。