Solaris のシステム管理 (上級編)

Procedure拡張ディスク統計情報を表示する方法 (iostat -xtc)

  1. iostat -xtc コマンドを実行すると、拡張ディスク統計情報が表示されます。


    $ iostat -xtc
                      extended device statistics                      tty         cpu
    device       r/s    w/s   kr/s   kw/s wait actv  svc_t  %w  %b  tin tout  us sy wt id
    fd0          0.0    0.0    0.0    0.0  0.0  0.0    0.0   0   0    0    0   0  0  0 100
    sd0          0.0    0.0    0.4    0.4  0.0  0.0   49.5   0   0 
    sd6          0.0    0.0    0.0    0.0  0.0  0.0    0.0   0   0 
    nfs1         0.0    0.0    0.0    0.0  0.0  0.0    0.0   0   0 
    nfs49        0.0    0.0    0.0    0.0  0.0  0.0   15.1   0   0 
    nfs53        0.0    0.0    0.4    0.0  0.0  0.0   24.5   0   0 
    nfs54        0.0    0.0    0.0    0.0  0.0  0.0    6.3   0   0 
    nfs55        0.0    0.0    0.0    0.0  0.0  0.0    4.9   0   0 

    iostat -xtc コマンドを使用すると、ディスクごとに 1 行ずつ出力が表示されます。出力フィールドを次のリストに示します。

    r/s

    1 秒当たりの読み取り数

    w/s

    1 秒当たりの書き込み数

    kr/s

    1 秒当たりの読み取りキロバイト数

    kw/s

    1 秒当たりの書き込みキロバイト数

    wait

    サービス (待ち行列の長さ) を待機中の平均トランザクション数

    actv

    サービス中の平均トランザクション数

    svc_t

    ミリ秒単位で表した平均サービス時間

    %w

    待ち行列が空でない時間の割合

    %b

    ディスクがビジーである時間の割合