システムのホスト名は、複数の異なる場所に指定します。
ネームサービスデータベースを更新して、新しいホスト名を反映させる必要があることを覚えておいてください。
ホスト名の変更は、次の手順で行なってください。
また、sys-unconfig コマンドを使用しても、ホスト名を含めて、システムの再構成が可能です。詳細は、sys-unconfig(1m) のマニュアルページを参照してください。
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
次のファイルにあるシステムのホスト名を変更します。
/etc/nodename
/etc/hostname.*interface
/etc/inet/hosts
/etc/inet/ipnodes (一部のリリースのみに該当します)
Solaris 10 8/07 リリース以降、hosts ファイルは 1 つになりました。/etc/inet/hosts ファイルが唯一の hosts ファイルであり、この中に IPv4 と IPv6 の両方のエントリが含まれます。常に同期させる必要がある 2 つの hosts ファイルに、IPv4 エントリを保持する必要はありません。/etc/inet/ipnodes ファイルは、下位互換性のために、/etc/inet/hosts ファイルへの同名のシンボリックリンクに置き換えられています。詳細は、hosts(4) のマニュアルページを参照してください。
(省略可能) ネームサービスを使用している場合は、 host ファイルでシステムのホスト名を変更します。
/var/crash ディレクトリ内のホスト名ディレクトリの名前を変更します。
# cd /var/crash # mv old-host-name new-host-name |
システムをリブートして、新しいホスト名を起動します。
# init 6 |