プログラミングインタフェース

priocntl の使用法

priocntl(1) ユーティリティーは、プロセスをスケジューリングする際に、次の 4 つの制御インタフェースを実行します。

priocntl -l

構成情報を表示します

priocntl -d

プロセスのスケジューリングパラメータを表示します

priocntl -s

プロセスのスケジューリングパラメータを設定します

priocntl -e

指定したスケジューリングパラメータでコマンドを実行します

次に、priocntl(1) を使用したいくつかの例を示します。

priocntl(1) には、nice(1) のインタフェースが含まれます。nice(1) は、タイムシェアリングプロセスについてだけ有効で、数値が大きいほど優先順位が低くなります。前述の例は、nice(1) を使用してインクリメントを 10 に設定するのと同じです。


$ nice -10 make bigprog