Oracle Solaris Trusted Extensions 構成ガイド

Procedureラベル付きゾーンを起動する

始める前に

大域ゾーンでスーパーユーザーになります。ゾーンがインストールされており、割り当て済みのネットワークインタフェースがあります。

「Labeled Zone Manager」ダイアログボックスが表示され、 zone-name:installed というサブタイトルが付いています。この GUI を開くには、txzonemgr スクリプトを実行する」を参照してください。

  1. 「Labeled Zone Manager」で「Zone Console」を選択して「了解」をクリックします。

    現在のラベル付きゾーンに、別のコンソールウィンドウが表示されます。

  2. 「Boot」を選択します。

    「ゾーン端末コンソール」は、ゾーン起動の進捗を追跡します。ゾーンを最初から作成する場合は、次のようなメッセージがコンソールに表示されます。


    [Connected to zone 'public' console]
    
    [NOTICE: Zone booting up]
    ...
    Hostname: zone-name
    Loading smf(5) service descriptions: number/total
    Creating new rsa public/private host key pair
    Creating new dsa public/private host key pair
    
    rebooting system due to change(s) in /etc/default/init
    
    [NOTICE: Zone rebooting]

    注意 – 注意 –

    このタスクの実行中は、ほかのタスクを実行しないでください。


    4 つのデフォルトのゾーンが構成されて起動されると、Labeled Zone Manager では次のようにゾーンが表示されます。

    Labeled Zone Manager に、4 つの実行中のゾーンが表示されます。
注意事項

場合によっては、エラーメッセージが表示されてゾーンが再起動しないことがあります。ゾーン端末コンソールで Return キーを押します。再起動するために y の入力を求めるプロンプトが表示されたら、y を入力して Return キーを押します。ゾーンが再起動されます。

次の手順

このゾーンが別のゾーンからコピーされたかまたはクローン作成された場合は、「ゾーンのステータスを確認する」に進みます。

このゾーンが最初のゾーンである場合は、「ラベル付きゾーンをカスタマイズする」に進みます。