Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 管理ガイド

Directory Proxy Server ログの削除

Directory Proxy Server では、時間、サイズ、またはディスクの空き容量 (デフォルト) に基づいたログの削除を設定できます。これらの削除ポリシーの詳細は、『Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 Reference』「Log File Deletion」を参照してください。

次の手順では、アクセスログのログの削除を設定します。エラーログのログの削除を設定するときも同じコマンドを使います。ただし、 accesserror に置き換えます。

Procedure時間に基づいたアクセスログとエラーログの削除を設定する

このタスクは DSCC を使用して実行することができます。詳細については、「Directory Service Control Center のインタフェース」および DSCC オンラインヘルプを参照してください。

  1. ログファイルの最長有効期間を指定します。


    $ dpconf set-access-log-prop -h host -p port max-age:duration
    

    ここで、duration には、日( d)、週 (w)、または月 (M) の単位を指定します。たとえば、5 日前より古いバックアップログファイルを削除するには、次のコマンドを使用します。


    $ dpconf set-access-log-prop -h host1 -p 1389 max-age:5d

Procedureファイルサイズに基づいたアクセスログとエラーログの削除を設定する

このタスクは DSCC を使用して実行することができます。詳細については、「Directory Service Control Center のインタフェース」および DSCC オンラインヘルプを参照してください。

  1. ログファイルの最大サイズを指定します。


    $ dpconf set-access-log-prop -h host -p port max-size:memory-size
    

    たとえば、1M バイトより大きいバックアップログファイルを削除するには、次のコマンドを使用します。


    $ dpconf set-access-log-prop -h host1 -p 1389 max-size:1M

Procedureディスクの空き容量に基づいたアクセスログとエラーログの削除を設定する

このタスクは DSCC を使用して実行することができます。詳細については、「Directory Service Control Center のインタフェース」および DSCC オンラインヘルプを参照してください。

  1. 使用可能な最小ディスク容量を指定します。


    $ dpconf set-access-log-prop -h host -p port min-free-disk-space-size:memory-size
    

    たとえば、使用可能なディスク容量が 2M バイトより少なくなったときにバックアップログファイルを削除するには、次のコマンドを使用します。


    $ dpconf set-access-log-prop -h host1 -p 1389 min-free-disk-space-size:2M