表 B–1 に示す属性は、次のコマンドで -P オプションとともに使用できます。「commadmin domain create」 と 「commadmin domain modify」 です。属性はビット対応型の属性か複数値の属性のいずれかになります。
表 B–1 -P オプションの属性
属性 |
値 |
説明 |
---|---|---|
createLowerCase |
yes/no |
新規ユーザーに小文字のカレンダを作成するかどうかを指定します。また、カレンダを検索する場合は、小文字のカレンダを検索するかどうかを指定します。 |
filterPrivateEvents |
yes/no |
サーバーに照会する場合、プライベートまたは極秘のイベントをフィルタリングするかどうかを指定します。 |
fbIncludeDefCal |
yes/no |
ユーザーのデフォルトのカレンダを、そのユーザーの freebusy-calendar-list に含めるかどうかを指定します。 |
subIncludeDefCal |
yes/no |
ユーザーのデフォルトカレンダを、そのユーザーの subscribed-calendar-list に含めるかどうかを指定します。 |
resourceDefaultAcl |
yes/no |
リソースカレンダにデフォルトの ACL を使用するかどうかを指定します。 |
calmasterCred |
文字列 |
Calendar Server 管理者として指定されるユーザーの資格。 |
calmasterUid |
文字列 |
service.admin.calmaster.userid |
calmasterAccessOverride |
yes/no |
Calendar Server 管理者がアクセス制御を無効にできるかどうかを指定します。 |
setPublicRead |
yes/no |
デフォルトのユーザーカレンダを公開読み取りか非公開書き込みに設定します。no を選択した場合、ユーザーカレンダが非公開読み取りまたは非公開書き込みに設定されます。 |
uiBaseUrl |
文字列 |
ベースサーバーアドレス。例: https://proxyserver/ |
uiConfigFile |
文字列 |
ユーザーインタフェースの設定ファイル。 |
uiProxyUrl |
文字列 |
HTML ユーザーインタフェースの JavaScript ファイルで追加するプロキシサーバーアドレス。例: https://web_portal.iplanet.com/ |
domainAccess |
文字列 |
ドメインのアクセス制御文字列。ドメインの相互検索に使用されます。 |
uiAllowAnyone |
yes/no |
HTML ユーザーインタフェースで、"Everybody" ACL の表示および使用を許可するかどうかを指定します。 |
allowProxyLogin |
yes/no |
プロキシログインを許可するかどうかを指定します。 |
表 B–2 に示す属性は、次のコマンドで -R オプションとともに使用できます。「commadmin domain create」 と 「commadmin domain modify」 です。属性はビット対応型の値をとります。
WCAP と WCAP の set-userprefs コマンドの詳細については、『Sun Java System Calendar Server Programmer’s Manual』を参照してください。
表 B–2 -R オプションの属性
属性 |
値 |
説明 |
---|---|---|
allowUserDoubleBook |
bit 8 |
このカレンダを同じタイムスロットで複数回スケジューリングするのを許可します。 |
allowResourceDoubleBook |
bit 9 |
このリソースカレンダを同じタイムスロットで複数回スケジューリングするのを許可します。 |
allowModifyUserPreferences |
bit 4 |
Calendar Server 管理者の get/set userprefs をユーザーの WCAP から取得するのを許可します。 |
allowModifyPassword |
bit 5 |
ユーザーがサーバー経由でパスワードを変更するのを許可します。 |
allowCalendarCreation |
bit 0 |
カレンダの作成を許可します。 |
allowCalendarDeletion |
bit 1 |
カレンダの削除を許可します。 |
allowPublicWritableCalendars |
bit 2 |
ユーザーに対して公開書き込みが可能なカレンダを保有するのを許可します。 |
allowSetCn |
bit 10 |
set-userprefs.wcap を使用してユーザー設定 cn を変更するのを許可します。 |
allowSetGivenName |
bit 11 |
set_userprefs.wcap を使用してユーザー設定 givenname を変更するのを許可します。 |
allowSetGivenMail |
bit 12 |
set_userprefs.wcap を使用してユーザー設定 mail を変更するのを許可します。 |
allowSetPrefLang |
bit 13 |
set_userprefs.wcap を使用してユーザー設定 preferredlanguage を変更するのを許可します。 |
allowSetSn |
bit 14 |
set-userprefs.wcap を使用してユーザー設定 sn を変更するのを許可します。 |