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Sun Java System Identity Server 2004Q2 管理ガイド 

第 14 章
ampassword コマンド行ツール

この章では、amPassword コマンド行ツールについて説明します。この章は、次の節で構成されています。

ampassword コマンド行実行可能ファイル

ampassword ユーティリティは etc/opt/SUNWam/bin にあります。ampassword ユーティリティは、管理者またはユーザーの Identity Server パスワードを変更します。

ampassword の構文

ampassword ツールの一般的な構文は次のとおりです。

ampassword -a | --admin [ -o | --old 旧パスワード -n | --new 新パスワード ]

ampassword -p | --proxy [ -o | --old 旧パスワード -n | --new 新パスワード ]

ampassword -e | --encrypt [ password ]

注

2 連続するハイフンは、構文に示すとおりに入力する必要があります。

ampassword のオプション

--admin (-a)

--admin は、管理者のパスワードを変更します。

--proxy (-p)

--proxy は、プロキシパスワードを変更します。プロキシユーザー (serverconfig.xml でユーザータイプ proxy) に対応しています。

--encrypt (-e)

--encrypt は、パスワードを暗号化します。コマンド行に出力されます。たとえば、新しい dsamuser パスワードを暗号化するには、次のコマンドを使用します。

次に、新しい dsamuserパスワードを serverconfig.xml に入力し、Web コンテナ (Web Server または Application Server) を再起動します。

SSL での ampassword の実行

SSL (Secure-Socket Layer) モードで実行中の Identity Server で ampassword を実行するには、次の手順を実行します。

  1. serverconfig.xml ファイルを修正します。このファイルは、次のディレクトリにあります。

    2. IdentityServer_base/SUNWam/config/ums

  2. サーバー属性 port を Identity Server を実行している SSL ポートに変更します。
  3. type 属性を SSL に変更します。

    4. 次に例を示します。

    <iPlanetDataAccessLayer>

    <ServerGroup name="default" minConnPool="1" maxConnPool="10">

        <Server name="Server1" host="sun.com" port="636" type="SSL" />

        <User name="User1" type="proxy">

            <DirDN>

                    cn=puser,ou=DSAME Users,dc=iplanet,dc=com

            </DirDN>

           <DirPassword>

                      AQIC5wM2LY4Sfcy+AQBQxghVwhBE92i78cqf

             </DirPassword>

    </User> ...

ampassword では、Directory Server 内のパスワードだけが変更されます。Identity Server のすべての認証テンプレートおよび ServerConfig.xml にあるパスワードは、手動で変更する必要があります。



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