Sun GlassFish Communications Server 1.5 クイックスタートガイド

サンプル Web アプリケーションの配備

ここに示す手順は、開発者プロファイルでドメインを実行していることを前提としています。

Procedure自動配備を使用して Hello アプリケーションを配備する

Hello アプリケーションは、samples/quickstart ディレクトリの WAR (Web ARchive) ファイルに格納されています。パッケージ化アプリケーションは、JAR (Java ARchive) または EAR (Enterprise ARchive) ファイルの形式にすることもできます。

また、このアプリケーションは https://glasfish.dev.java.net/downloads/quickstart/hello.war からダウンロードすることもできます。

ドメインの autodeploy ディレクトリにコピーすると、パッケージ化済みアプリケーションを簡単な操作ですぐに使用できます。

  1. as-install/samples/quickstart/hello.war を使用するか、https://glasfish.dev.java.net/downloads/quickstart/hello.war からダウンロードします。

  2. hello.waras-install/domains/domain1/autodeploy/ ディレクトリにコピーします。


    ヒント –

    Windows では、autodeploy ディレクトリへのショートカットをデスクトップに作成し、hello.war ファイルをそのショートカットにドラッグ&ドロップできます。


    アプリケーションの配備が完了すると、サーバーは autodeploy ディレクトリに hello.war_deployed という名前のファイルを作成します。システムの性能によっては、この処理に数秒かかることがあります。このファイルが表示される前にアプリケーションページに移動しようとすると、404-File Not Found エラーが発生します。

  3. http:// hostname:hostname /hello にアクセスして、アプリケーションのページを表示します。

    アプリケーションの最初のページで名前の入力を要求されます。

  4. 名前を入力して「Submit」をクリックします。

    アプリケーションによって、入力内容に合わせてカスタマイズされた Hello という応答が表示されます。

    Hello アプリケーション

Procedure管理コンソールを使用して Hello アプリケーションを配備する

  1. Web ブラウザで管理コンソールを開きます。

  2. 左の区画で「アプリケーション」ノードをクリックして展開します。

  3. 「Web アプリケーション」をクリックします。

    配備済みの Web アプリケーションのリストが表示されます。

  4. 「配備」をクリックします。

  5. Communications Server にバンドルされている Hello アプリケーションを使用するか、https://glasfish.dev.java.net/downloads/quickstart/hello.war からダウンロードしたサンプルをアップロードできます。次のいずれかの操作を行います。

    • 「Application Server からアクセス可能なローカルのパッケージファイルまたはディレクトリ」というオプションを選択して、「ファイルを参照」をクリックします。as-install /samples/quickstart ディレクトリに移動して、hello.war を選択します。

  6. Hello アプリケーションをダウンロードしている場合は、「サーバーにアップロードされるパッケージファイル」テキストボックスの「参照」をクリックします。アプリケーションをダウンロードしたディレクトリに移動します。

  7. 「了解」をクリックします。

    アプリケーションが「Web アプリケーション」リストに表示されます。

  8. アプリケーションが正しく配備されたことを確認するため、「Web アプリケーション」ページで、Hello アプリケーションを選択して「起動」をクリックします。

CLI コマンドを使用したアプリケーションの配備

asadmin deploy コマンドを使用してアプリケーションを配備することができます。asant コマンドを使用して配備することもできます。アプリケーションの配備方法については、『Sun GlassFish Communications Server アプリケーション配備ガイド』を参照してください。