Sun GlassFish Communications Server 1.5 高可用性 (HA) 管理ガイド

ロードバランサの詳細編集

融合ロードバランサの作成後、融合ロードバランサ設定を変更できます。

管理コンソールでロードバランサの詳細を編集するには、左側の区画で「融合ロードバランサ」ノードをクリックし、ノードの下に表示されるリストから目的のロードバランサをクリックします。「ターゲット」タブを開きます。「Edit Load Balancer Details」を選択します。「Edit Load Balancer Details」ページが表示されます。

次の表では、ロードバランサの詳細設定について説明します。

表 2–2 ロードバランサの設定

設定 

説明 

変更を自動的に適用 

設定変更をターゲットサーバーインスタンスに自動的に適用するかどうかを指定します。  

設定ファイル名 

融合ロードバランサの設定ファイルの名前を指定します。 設定ファイルのデフォルトのパスおよび名前は domain-dir/config /cluster-config です。この場合、cluster-config は、クラスタの設定に固有の設定リポジトリディレクトリです。デフォルトでは、設定ファイルの名前は clb-name_CLB_CONFIG.xml です。

要求プールサイズ 

融合ロードバランサのプロキシによって作成およびプールされた要求オブジェクトの数を指定します。 

再試行の送信 

データ送信に失敗したときにリモートインスタンスに関してプロキシが行う再試行の回数を指定します。 

読み取りタイムアウト 

プロキシがソケットチャンネルでクライアントからのデータを待つ時間 (単位:ミリ秒) を指定します。