Sun Java System Web Proxy Server 4.0.4 管理ガイド

CRL と CKL のインストールと管理

証明書の失効リスト (Certificate Revocation List、CRL) および危殆化鍵リスト (Compromised Key List、CKL) は、クライアントまたはサーバーのユーザーが信頼すべきでない証明書および鍵を知らせます。証明書の有効期限が切れる前にユーザーが事務所を変更したり、その組織を離れるような場合など、証明書のデータが変わった場合には、その証明書は無効になり、そのデータが CRL に表示されます。鍵が不正に変更されたり、その他不正に使用されたりした場合には、その鍵とそのデータが CKL に表示されます。CRL と CKL は、両方とも CA によって作成され、定期的に更新されます。これらのリストの取得については、特定の CA にお問い合わせください。

この節では、CRL と CKL のインストールと管理の方法について説明します。

ProcedureCRL または CKL をインストールするには

  1. CA から CRL または CKL を取得して、ローカルディレクトリにダウンロードします。

  2. 管理サーバーまたはサーバーマネージャーにアクセスし、「Security」タブを選択します。

  3. 「Install CRL/CKL」リンクをクリックします。

  4. 次のいずれかを選択します。

    • Certificate Revocation List

      • Compromised Key List

  5. インストールするファイルへのフルパス名を入力して、「了解」をクリックします。

    「Add Certificate Revocation List」ページまたは「Add Compromised Key List」ページが表示され、CRL または CKL の情報が一覧表示されます。データベースに CRL または CKL がすでにある場合には、「Replace Certificate Revocation List」ページまたは「Replace Compromised Key List」ページが表示されます。

  6. CRL または CKL を追加または置換します。

ProcedureCRL と CKL を管理するには

  1. 管理サーバーまたはサーバーマネージャーにアクセスし、「Security」タブを選択します。

  2. 「Manage CRL/CKL」リンクをクリックします。

    「Manage Certificate Revocation Lists/Compromised Key Lists」ページが表示されます。インストールされているすべての CRL と CKL が、有効期限とともに一覧表示されます。

  3. 「Server CRLs」または「Server CKLs」リストのどちらかから証明書を選択します。

  4. 「Delete CRL」または「Delete CKL」を選択して CRL または CKL を削除します。

  5. 「Quit」を選択して管理ページに戻ります。