Sun Java System Web Proxy Server 4.0.8 管理ガイド

デフォルト FTP 転送モードの変更

FTP には FTP サーバーとクライアント間でデータ接続を確立する 2 つの方法があります。プロキシはクライアントとして機能します。この 2 つのモードは、PASV モード FTP と PORT モード FTP と呼ばれます。

FTP サイトの中にはファイアウォールを実行しているものがあり、その場合、PASV モードはプロキシサーバーに対して機能しなくなります。このため、Proxy Server では PORT モード FTP を使用するように設定することができます。サーバー全体に対して PORT モードをオンにするか、特定の FTP サーバーに対してのみ PORT モードをオンにできます。

PASV モードがオンの場合でも、リモート FTP サーバーが PASV モードをサポートしていなければ、Proxy Server は PORT モードを使用します。

Proxy Server がファイアウォールの背後にあり、PORT モード FTP が機能しない場合、PORT モードを有効にすることはできません。リソースにデフォルトが選択されている場合、Proxy Server はより汎用的なリソースのモードを使用します。何も指定されていない場合、PASV モードが使用されます。

ProcedureFTP モードを設定するには

  1. サーバーマネージャーにアクセスし、「Routing」タブをクリックします。

  2. 「Set FTP Mode」リンクをクリックします。「Set FTP Mode」ページが表示されます。

  3. ドロップダウンリストからリソースを選択するか、「Regular Expression」ボタンをクリックして正規表現を入力し、「了解」をクリックします。

  4. FTP 転送モードを選択します。

  5. [了解]をクリックします。

  6. 「Restart Required」をクリックします。「Apply Changes」ページが表示されます。

  7. 「Restart Proxy Server」ボタンをクリックして、変更を適用します。