Solaris 8 オペレーティング環境の概要

IPv6 による転送で NIS/NIS+ を使用

NIS、NIS+、および DNS ネーミングサービスに IPv6 アドレスを格納できるとともに、IPv6 RPC による転送で NIS と NIS+ を使用し、任意の NIS データまたは NIS+ データを取り出すことができます。NIS 用に、新しいマップ ipnodes.bynameipnodes.byaddr の 2 つが追加されました。これらのマップは、IPv4 情報と IPv6 情報の両方を含むことができます。NIS+ 用としては、新しいテーブル ipnodes.org_dir が追加されました。このテーブルも、IPv4 アドレスと IPv6 アドレスの両方を含むことができます。IPv4、IPv6 とも新しい ipnodes(4) データベースを使用することをお勧めしますが、IPv4 アドレスには hosts(4) データベースがこれまでどおりサポートされます。

詳細は、『Solaris のシステム管理 (第 3 巻)』を参照してください。