Solaris 8 のインストール (上級編)

アップグレード用ディスク領域の再割り当て

# profile keywords         profile values
# ----------------         -------------------
1	install_type             upgrade
 
2	root_device              c0t3d0s2
 
3 backup_media             remote_filesystem timber:/export/scratch
4 layout_constraint        c0t3d0s2 changeable 100
  layout_constraint        c0t3d0s4 changeable
  layout_constraint        c0t3d0s5 movable
 
5	package                  SUNWbcp delete
6	package                  SUNWolman add
  package                  SUNWxwman add
	 cluster                  SUNWCumux add
 
7	locale                   de

1. このプロファイルは、ディスク領域を再割り当てすることによってシステムをアップグレードします。この例では、システム上のファイルシステムのいくつかに十分なアップグレード用容量がないため、ディスク領域を再割り当てする必要があります。

2. c0t3d0s2 のルートファイルシステムがアップグレードされます。

3. リモートシステム timber が、ディスク領域再割り当て中のデータのバックアップに使用されます。

4. layout_constraint キーワードは、自動配置がスライス 2 と 4 を変更できて (スライスを別の位置に移動して、そのサイズを変更できる)、アップグレード用ディスク領域の再割り当て時にスライス 5 を移動できる (スライスを別の場所に移動できるが、サイズはそのままになる) ように指定します。

5. バイナリ互換パッケージ (SUNWbcp) は、アップグレード後、システムにインストールされません。

6. このコードは、OPEN LOOK と X Window System のマニュアルページと汎用マルチプレクサソフトウェアがまだシステムにインストールされていない場合に、インストールされるようにするものです。(すでにシステム上にあるパッケージはすべて、自動的にアップグレードされます。)

7. ドイツ語ローカライズパッケージがシステムにインストールされます。