Solaris デバイスドライバ : |
pcic |
バスタイプ : |
PC カード |
コネクタ : |
最高 8 つのタイプ I、II、III ソケット |
PC カードデバイスを出し入れしたときに、Intergraph TD-30/TD-40 マシンがロックすることがあります。そのような場合は、コンピュータのケースの金属部分に指を触れるなどしてアースをとりながら、PC カードデバイスを出し入れしてください。prtconf コマンドによって、誤って 2 つのソケットにデバイスがあると示されることがあります。カードの出し入れが検出されず、マシンがハングアップした場合は、マシンをリセットしてください。
PC カードアダプタの挿入は、Solaris をインストールする前に行なってください。
内蔵の PC カードアダプタをデフォルトで無効に設定しているシステムがあります。Solaris のインストールは、アダプタを有効にしてから行なってください。
システムに求められる条件は、使用するデバイスの組み合わせによって異なります。一般的なソケット 2 個のシステムでは、8K バイトのアドレス空間と 16 バイトの入出力空間、3 つの未使用 IRQ が必要です。次に一般的なガイドラインを示します。
アドレス空間 |
640K〜1M バイトのアドレス範囲に少なくとも 8K バイト (ソケット 1 個あたり 4K バイトで、4K バイトの領域は必ずしも連続している必要なし)。ソケットが 3 つの場合は少なくとも 12K バイト必要です。 |
入出力空間 |
1 つのソケットに少なくとも 8 バイト。16 バイトを推奨 |
IRQ |
ソケット 1 個に 1 つの IRQ と pcic デバイスドライバ用の IRQ 1 つ |
Configuration Assistant (構成用補助) を使用して、システムデバイスによってすでに使用されているアドレス空間、入出力空間、IRQ を調べます。
PC カードアダプタを挿入します。
Solaris ソフトウェアをインストールします。
Configuration Assistant を使用してブートし、リソースの使用状況を調べます。
「Device Tasks」メニューから「View/Edit Devices」を選択して、デバイスの一覧を表示し、使用中の IRQ の数を確認します。
0 〜 15 までの 16 の IRQ があり、そのうちのいくつかはすでに割り当てが決まっています。たとえば、IRQ3 は 2 番目のシリアルポート、COM2 用に予約されており、IRQ7 はパラレルポート用に予約されています。
システムに COM2 ポートやパラレルポートがあっても使用していない場合は、デバイスを削除して、その IRQ リソースを PC カード用に解放します。
Solaris ソフトウェアをブートします。