Solaris 共通デスクトップ環境 上級ユーザ及びシステム管理者ガイド

MAP アクション

「マップ・アクション」は、コマンドや ToolTalk メッセージを直接指定すること以外の、別のアクションに「マップされる」アクションです。

マッピングは、アクションの代替名を指定する機能を提供します。たとえば、[アイコンエディタ] という名前の組み込みコマンド・アクションは、アイコン・エディタを起動します。データベースにも [開く] アクションが含まれていますが、(ARG_TYPE フィールドによって) 定義はビットマップ・ファイルとピックスマップ・ファイルに制限され、 [アイコンエディタ] アクションにマップされます。これによりユーザは、ファイル・マネージャのビットマップ・ファイルまたはピックスマップ・ファイルを選択してから [選択] メニューより [開く] を選択することにより、アイコン・エディタを起動できます。

アクション作成ツールは、[開く] アクションと [印刷] アクションの制限されたマッピングを提供します。その他のすべてのマップ・アクションは、手動で作成しなければなりません。